プレジデント書籍編集チームのレビュー一覧

  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    台湾人の考え方は日本人の考え方と似ている。親しみを感じるのはこう言うところからなのだろう。益々台湾が好きになる。オードリー・タンさんのAI活用の仕方はすでにある政党でも活用されている。真っ先に訪ねに行ったんだろうね。もっと誰も皆が生きやすい世の中にしていくためにどんどんデジタルAIに意見を出して政治参加して欲しい。

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    2025年05月06日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    「私はこう思考する」と基本的に同じ考えをベースに語られており、同じフレーズ・同じ趣旨の記述も多いが、それでも読んでよかった。
    オードリーが天才であることは間違いないのだと思うが、それでも考え方やポリシーについてはそこまで特別ではなく、むしろ純粋で共感するところが多い。超人的でまねできないことも書かれているが、それでも少しは近づくことができるような気になり、やる気につながる、そんな感じの書籍だと思う。

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    2025年03月10日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    この本はオードリータンさんの考え方が詰まっています。
    渋沢栄一翁が言ってたことにも通じます。
    とてもたくさんの気づきを得ることができました。
    台湾と日本の考え方はとても近くてこの本はきっと日本の「公共の利益」に繋がるヒントが詰まってると思います。

    「公共の利益を達成する」ことを
    「自分の価値の源にする」
    僕は人と比べることに達成感を求める思考があったと思います。
    でも人より上手くできたことに達成感を求めるより人と協力して社会問題を解決することの方が価値があるということばに救われるように思います。
    例えば中国語の勉強をしていても現時点で言えばきっとゴマンといる中国人の5歳児に及ばないと思います

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    2024年08月10日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    IQ180の天才、中学中退後ネットで独習し、起業し、世界中のリーダーと協働し、AppleでSiriの開発にも携わる、いわゆるGIFTED。35歳で台湾のIT担当大臣となり、数々の先進的な政策を実現し、見事なコロナ対応でも世界からも注目されてきた。ちなみに性的マイノリティ。我々凡人からすると別世界の人であるが、果たして日本社会はこのような個性に活躍の場を提供できるのだろうか?
    民主主義とはなにか?という根源的な問いへの答えは、タン氏が本書でも言う「誰も置き去りにしない」「寛容(インクルージョン)の精神」なのだと腑に落ちた。この非効率な制度をデジタルとAIを使って発展させていこうという試みと思想が

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    2023年06月01日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    今更感がありますが、仕事でAIを使うようになってきたので、この方の本は読んでおいた方が良いだろうということでページを開きました。
    AIとのかかわり方、使い方の考え方もさることながら、自分としては一番共感できたのが、数学は好きだけど計算は面倒くさいからテクノロジーに頼るという部分。
    オードリータン氏と同列に語るのは流石に憚られるが、自分も数学は好きだけど、センス無さすぎて文系を選んだ人間なので、考え方さえ分かれば難しい計算はAIに任せてしまえば、仕事は大幅に捗るという体験をまさにしているところなので、AIとの関わり方については、氏の考え方を参考にしていきたいと思います。
    新しい著書も早めに手に取

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    2025年09月16日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    ITを通じて誰1人取り残さない社会を目指していることが伝わった。あの有名なマスクアプリが、実は一個人のアイデアで作ってみた程度のものから出発したことに驚いた。非営利目的でそんなことができてしまう、台湾の開かれたイノベーションの場に感心した。
    14歳の子がストロー無くしましょうと投稿したことで、5000人以上の請願書が集まり、それが実現したことにも驚いた。本当に誰でも政治参加できる国だなと思った。
    オードリータン自身は、中学校中退しているものの、学校教育を否定もせず、あくまで個人に合った学習法が大事だと提唱していた。

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    2025年03月16日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    台湾の政治のスピード感や民主的な様子を見ると、日本の政治が滞留した泥水のように思えてきます。

    もちろん、本書を読んで、手放しでオードリー・タン氏の手腕や台湾の政治などを手放しで礼賛することは避けるべきと思います。
    しかし、日本のデジタルに関しては、ビジネスの面でも政治の面でも、先進国の中では圧倒的に他国に後れをとっていると感じられてなりません。

    本書を読んで我が国を振り返り、政治状況等を見ていても、デジタルをよりよく活用しよう、使える技術として人々の生活や幸せに活用しようという機運が薄いと感じられてなりません。

    デジタルも使い方によっては多くの人を救うことできるし、多くの人を幸せにするこ

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    2024年12月20日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    AIと人間の関係の理想の一つは、ドラえもんとのび太の関係である。
    インクルーシブ、誰も置いていかない。そのためのクリティカル&クリエイティブシンキングを持った人物の話。

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    2024年11月23日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    インクルージョンの考え方が素敵だなと思った。一度少数派の立場に立った人間は少数派を見捨てる選択を取らない。結構性善説的な価値観の印象があるけど、それだけ一般市民に求めるリテラシーも高いのかな。彼女についていけば、AIのリスクを最小化して正しく活用できる人間社会が築いていけそうな気がする。デジタル時代の必須素養として自発性、相互理解、共好。

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    2024年09月02日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    「デジタル」、「AI」などのワードと一緒に目にする方なので、バリバリにキレた方なのかなというイメージだったが、それが変わった。誰に対しても優しく、人間が好きな方なのだということが本の節々から感じられた。もちろん、子どもの頃から頭はピカイチでよかったみたい…!
    あまり専門的なことは書かれておらず素人に読みやすい。
    サイエンスとテクノロジーだけを学ぶのではなく、そこにアートも加えなければクリエイティビティが出ない、という話に納得。
    そしてやはり、自分の興味を突きつめることだなあ。

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    2024年08月31日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    デジタル一辺倒な人かと思ってしまうけど強制的な平等で無く公平な考えが素晴らしい。開放して誰とでも話せる様な機会を設けるとか日本ではまずあり得ないし羨ましい。日本だと選挙しても人口の年齢バランスで若い世代の意見が反映されない偽りの平等になってるのでオードリー氏の様な逸材は少なくとも政治の世界には出てこれないだろう。

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    2024年07月29日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    結構前に読んだのを引っ張り出して再読。

    先の都知事選が非常に興味深かった。
    ということで引っ張り出したのだが、誰でも使えるデジタル技術という点がとても共感できる。
    また著者のように傾聴し全体の最適を考えられるようにありたいと思う。
    時折読み返すためにも、手元に残しておきたい本。

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    2024年07月17日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    2024-047


    オードリー・タンについては、非常に若くして閣僚になったことや、シリコンバレーで仕事をしていたことを知っていたので、物凄く緻密で、ガツガツした人をイメージしていました。
    しかしながら、本書を読んだ限りの感触ではありますが、その思考は案外取っ散らかっていて、非論理的な部分も多く、でも、温かみや思いやりのある人物、という印象に変わりました。

    また、デジタル系の人、というイメージも強かったのですが、確かにデジタル系に強い人ではあるものの、それ以上に目的を大切にしている人で、デジタルはあくまでも手段に過ぎない、という考えの持ち主であることもわかりました。

    ちなみに、比喩を使った

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    2024年07月06日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    いつか台湾に行ってオードリーと話してみたいと思わせるような魅力的でクレバーな方だった。
    新台湾人になって3年間住んでみたい。

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    2024年06月19日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    ネタバレ

    2024.05

    ビジネスや人生の教科書!


    以下は、気になることをメモ
    台湾のマスク対策のベースは全民保健制度
    政府の保険が民間保険と比べても遜色なく信頼されているのは、全民健康保険争議審議会で話し合われるあらゆるプロセスが原稿の一言一句まで透明化されており、どのような作業が進んでいるかも公開されているため
    透明性による政府と人の相互の信頼関係によるもの

    台湾のコロナ対策
    fast fun fair 素早く公平に楽しく
     
    AIはあくまで人間を補助するツール
    私とコンピュータの関係は、ジョブズ
    精神的な自転車に例えた。
    あなたが何をしたいかがあり、自分の代わりに道具を走らせれば良いではな

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    2024年06月08日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    オードリー・タンさんの冷静に物事をを見る視点、行動力は素晴らしいです。

    「『イノベーションとは、より弱い存在の人たちに優先して提供されるべき』ものであり、それこそが誰も置き去りにしない『インクルージョン』です。私たちの社会には、多種多様な人たちが生きていることを忘れてはいけません。」という視点。
    使いにくい、わかりにくい、不便だ、といった問題提起があったときに、すぐに「ではどうすればいい?」と考え解決に向けて対応できるところ。

    台湾では「地方創生」と言う言葉を中国語に翻訳せずに使っているということです。
    同じ漢字を使う国、文字だけでも伝わることがあるのが嬉しく、お互いのいいところを伝え合っ

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    2024年03月07日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    とても頭の良い方なんだと思う。
    自分が今何を考えててどうしていきたいのか、
    ちゃんとわかってる。
    しっかり頭の中が整理されてるんだろうなぁと思った。
    感情的に物事を考えるのではなく、
    しっかり根拠や、理論があって物事を考えてる。

    きっと穏やかな方なんだろう。
    こういう上司がいたら最高だ。

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    2024年02月18日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    デジタル改革が諸外国に比べ、大幅に遅れている日本にとって、必要な考え方がたくさん書かれていました。
    デジタルの改革を行うと、得てすれば高齢者や情報弱者は切り捨てられるというイメージがあるが、著者は見事にそれらの人も包括的に救おうとしている。

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    2023年06月25日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    柔らかい語口の本だった。コロナが始まったころ日本でも一躍時の人になったオードリー・タンさんの考え方の基本を丁寧に描いてある本だった。この本自体は古びてしまう質のものではあるけれどこの方の考え方はこれからの世界で理念として大切にされるべきものだと思う。

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    2023年06月18日
  • オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る

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    33歳で引退し、公益のために生きているという。トランスジェンダーで高IQ、中学中退などのキーワードで認識されがちなオードリータン。その心根は純粋に尊敬に値する。素晴らしい。

    本著は日本で取り上げられるオードリータンの著作と似通っていてあまり目新しいことが無い。オードリータンのポリシーや考え方を述べている本であり、著作が変わろうと、ポリシーや経験譚が大きく変わる事はないからだ。

    それでも改めて読むことでの気付きや共感があった。例えば、こんな表現。「AIと人間の関係はドラえもんとのび太くん」本当に忠実な表現かは置いておいて、このような例えはオードリー独特。来たるシンギュラリティをドラえもんの世

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    2023年03月21日