桜木武史のレビュー一覧

  • シリアの戦争で、友だちが死んだ
    「命がけでここに自分がいるということを訴えかけ、それを誰かに見てほしいと強烈に願っていた。僕はそんな人々を記録して残し、報道したいと思った。」p221
    正義感あふれる英雄気取りでなく、悩みつつ戦場ジャーナリストたろうとする青年の正直な悩みや恐れが等身大で描かれている。表面的な報道ではわからないことが...続きを読む
  • シリアの戦争で、友だちが死んだ
    シリアは中東の方にある危ない国くらいしか知識がなかった。
    ジャーナリストと聞くとどうしてもあのイスラム国の事件が蘇ってくる。

    ジャーナリストである桜木さんの書いたこの本を読んで、色々知りたかった。
    銃で撃たれてもジャーナリストを続けている桜木さんのこの著書を。

    所々の漫画で柔らかくはなっているが...続きを読む
  • シリアの戦争で、友だちが死んだ
    戦場カメラマンが語る、戦争の中に生きる人たちの姿。読みやすくて、途中の漫画も好きで、漫画に釣られて買ったけど、読んでよかった。

    死が身近すぎて、平和になることの難しさに息苦しくなる。やるせない。
  • 【増補版】シリア 戦場からの声
    宗教対立、民族紛争、大国の思惑など複雑に入り組んだシリア内戦。過酷な戦場の中でも生活を続けていかなければならない人々の日常の一端が垣間見れた。

    「『地獄砲』は見ているものを楽しませた」という一文は一般的に見れば非常に不謹慎であるが、それが実際に弾丸行き交う戦場でのリアルな感情であるということが恐ろ...続きを読む
  • シリアの戦争で、友だちが死んだ
    以前ハカセのトークイベントで知った桜木さん。
    その後クレイジージャーニーに出演したわけだけど、ホント強烈なキャラのジャーナリスト。漫画が混ざってちょっと軽いテイストに仕上がっているけど、小松さんの「人間の土地へ」とあわせてシリアについて考える。