川原卓巳のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
真の豊かさを入手するための捨て
今,物があふれ,人ともネットですぐにつながることができ,仕事も場所を選ばなくても良い時代になりました。物を持つ豊かさ,人とつながれる豊かさ,仕事の場所や時間を選べる豊かさが手に入りやすくなりました。しかし,本当にそれで豊かになったでしょうか?とこの本は問います。たくさんの物で家が散らかり,落ち着けなくなってはいないか。人とのつながりは増えても希薄で逆にストレスになっていないか。仕事の場所や時間が選べても,ではその仕事は本当に好きで選んだものなのか?私は本書で豊かさを再考しました。
忘れがちですが,人生は有限です。その人生を本当に豊かに生きるにはどうすればいいのか。本書は一つの方法として「捨て -
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「こんまりさんの旦那さん」として知っていた川原卓巳さんの著書。こまりさんの本やラジオでも時々出てくる卓巳さんだが、お互いのことを「卓巳さん」「麻理恵さん」と、さん付けで呼んでいることに彼ららしさをすごく感じる。
本の中に、仲の良い四角大輔さんが暮らすニュージーランドに3週間滞在したという話が出てきたが、四角大輔さんの講演会で卓巳さんを見かけたことがあった。「あの方、こんまりさんの旦那さんにやたらと似てるなぁ…」と思っていたら、なんとご本人だった。本当に家族ぐるみで仲がいいんだなぁとお二人が話している感じから伝わってきた。(卓巳さんは講演会のゲストではなく、友人として講演会を見にきていた)。まさ -
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どんな人生を生きたいか
どんな人生だったら死ぬ時に後悔しないのか
最近は、そういった類の本を読むことが多かったので、真新しい知識を得られたわけでは
ないけれど、自分がこれからこんなふうに生きてみたいなぁということが、著者も推奨する生き方であったので、自分の考えと行動は良い方向に進んでいるのだなぁということが、わかって嬉しくなった。
昔の私は、仕事を捨てたい、辞めたいって毎日考えていたから、2年前にその仕事を辞めたら本当に毎日が楽しくなったし、やってみたかった仕事に挑戦してみたら、本当に楽しく仕事もできるようになったし、良いことしかない。
嫌なものからはすぐに離れることが正解なんだなと
思 -
Posted by ブクログ
p2 なぜ人は本当にやりたいことを実現できないまま死んでいくのでしょうか?結論は、対して重要でない事柄に「時間とエネルギーを奪われるから」です。言い換えれば、余計なものに木を取られているから。
その生き方の先に「いつか」は決して訪れません
p21 成功が人を追い詰める。過度な成長を求めることは人を幸せにしません。
p30 わたしたちはついわかりやすい成功をもとめる。
でも、数字もしょせん後付。そこにさして意味はない。幸せでなければ無価値です
p56 大切なのは、自分の納得の行く自由と不自由を、みずから選び取ることです。
その際にたよりになるのが、繰り返しになりますが、ときめきセンサー
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Posted by ブクログ
「何を残して、何を捨てるか」。これを決めることで、あなたの人生が決まる。
① 人はなぜ、本当にやりたいことをできずに死んでいくのか?
→ それは、たいして重要でないことに「時間とエネルギーを奪われているから」。
余計なものに気をとられていると、あっという間に人生を終えてしまう。
② 考えない、感じる。
「考える=思考」であり、あれこれ思いを巡らすと、「いつか使えるか」と言う結論になってしまう。
「感じる=直感」であり、これが「ときめき」である。
直感は一瞬のジャッジ、自分を幸せにするかどうかは「ときめきセンサー」の直感で判断する。
③ 片付けで選ぶのは「捨てるもの」ではなく「残すもの」である