佐藤卓のレビュー一覧

  • 塑する思考

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    養老ブックガイドから。簡単に使うとたしなめられそうだけど、デザイン職者の手になる読みものを味わう機会はこれまで殆どなかったから、だいぶ新鮮な読書体験となった。

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    2023年01月23日
  • 塑する思考

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    「明治おいしい牛乳」や「ロッテクールミント」などのパッケージデザインを手がけた、グラフィックデザイナー佐藤卓さん。
    「デザインを通して人の営みを考える」ことの面白さ。「日常生活、無意識に触れている事物の中に潜む数多くのデザイン」を紐解いた一冊。
    何だか難しそうなタイトルたけど、内容はとても分かりやすく読みやすい。
    数々のプロダクトの写真も白黒だけどしっかり掲載されているところもポイント。

    ・卓さんは、藝大デザイン科に一浪して入学。その後、電通に入社する。面接のときは、幾何学模様のプレゼンをしたという。
    (どんなポートフォリオだったんだろう。見てみたいな)

    ・電通入社後、自身の転機となったの

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    2021年09月21日
  • 大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考

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    ロッテのクールミントガム(先代)や、明治おいしい牛乳のパッケージにこんな深い考えが潜んでいたとはね。
    ジョージア缶コーヒーのキャッチコピーではないけれど、『世界は誰かのデザインで出来ている』と思った。(インテリジェントデザイン論の話ではなく。)

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    2021年04月16日
  • 大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考

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    ネタバレ

    タイトルの通りだが、大量生産品のデザインについての本。リアルな社会と密接につながっているデザイン。

    メモ
    ・デザインの最適化をうむ判断指標
    価値を伝える、印象を表す、知覚を誘う
    ・商品の持続可能化を支える骨格づくりのデザイン開発の視点が大量生産品のデザインには必要不可欠になる。
    ・デザインに向かうため共有できる言語化がポイントとなる。無味乾燥なものでなく、多くの人のイメージを触発するクリエイティブなコアになるもの。
    ・距離に応じた見え方を設計する。遠く、近くから何がどう見えて、どう感じるものか。

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    2020年07月12日
  • 塑する思考

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    どこで「弾性」を使い、
    どこで「塑性」を使うのか、

    自我を削り取って削り取って、
    最終、譲れないものはなんなのか、

    知っていきたい。

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    2019年05月01日
  • 塑する思考

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    特にクールミントガム、おいしい牛乳の例は、デザインのしごとを進めていくうえで、ストイックさを持つべきところへの示唆を多分に含んでいて、非常に勉強になった。

    デザイン観みたいなものの考え方の色は、意外とあんまり合わないと感じた。

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    2019年03月24日
  • 大量生産品のデザイン論 経済と文化を分けない思考

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    ネタバレ

    「価値はすでにそこにある。」
     デザインという営為はナニモノカを指し示すことにある。
     そこに内在している魅力をピックアップして生かす。

    「デザインが消える瞬間を探す。」
     デザインと思われないようなデザイン。

    デザインを「モノ」に語らせる。

    デザインの役割
     眠っている感性を蘇生、覚醒させること。
     

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    2018年03月31日