高橋祥友のレビュー一覧

  • 自殺未遂

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    死にたいという人がいたら「わたしはあなたに死んでほしくないよ」と声をかけるべきだと考えていた。

    そしてこの本を読んでそれで正しいと思えた。

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    2012年03月30日
  • 自殺未遂

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    自殺とは自由意思に基づいて選び取った死ではなく、心理的視野狭窄の状態で強制された死だ…っていう意見がすごく衝撃的だった。そんな風に考えたことがあまり無かったので。

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    2009年10月04日
  • 自殺未遂

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    「自殺したい」って思ってた時、本屋で目についたから買ってみた本。この本を見て、「精神科医になりたい」って思った。

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    2009年10月04日
  • 火星からの侵略 パニックの心理学的研究

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    1938年10月31日、アメリカで流れたラジオドラマから端を発したパニック騒動。H・G・ウェルズ『宇宙戦争』を基にしたラジオ劇を聞き、火星人の侵略によって大きな被害、多数の死者が出たという話を信じた人が少なからずたくさんいたという。
    ・放送がラジオ劇であると判断するカギは「批判力」。
    ・批判力が高い=教育レベルが高いという一定の相関はあるものの、今回のパニック騒動では完全に相関するわけではない。同じ教育レベルであっても、信じた人/信じない人が同じく存在した。
    ・その場で批判力が発揮されるか否かは、その人のパーソナリティも大きく関係する。パーソナリティ=危険な状況に直面した際の暗示への感受性。被

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    2020年04月19日
  • ソシオパスの告白

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    著者はソシオパスであるという。つねに刺激を求め、勝ちたいと思う気持ちが強く、恐怖心を覚えることがなかった。自分がまわりから普通に(あるいは魅力的に)見えるようにつねに演技し、まわりを誘惑し、巧みに操ってきた。良心や後悔がなく、力を行使することが好きで、人を破滅させてきた。ソシオパスである著者がまだほんの子どものころから何を考え、どう行動してきたのか。本書にはこれらが豊富に、ただし淡々とした文章で綴られている。

    本書の書き方はかなり淡々としたもので(たぶん意図的に)、抑揚を感じさせない。その文章からは著者が普通の人々(「共感性に富む人」)と同じような感情を持っていないのではないかと思えてくるか

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    2017年04月29日
  • ソシオパスの告白

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    ソシオパスと診断された著者が、仮名で世に送り出したノンフィクションに近い自伝。
    個人を特定されないよう加筆されているため、完全なノンフィクションではありません。
    幼児時代から三十代現在までの人生の歩みを、「正常」とされる人とは違った目線で綴っています。
    ウェブサイトからメールを送信することで秘密にする約束で本名を明かすとしていましたが、著者は個人情報を漏らされてしまいました。
    これにより、失業だけでなく生活においても制限が生じることになりました。
    犯罪者ではいない人間が、ソシオパス・サイコパスであるだけでこのような扱いを受けることは「正常」なのでしょうか。
    この分野の科学的研究が完成していない

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    2017年07月07日
  • 自殺未遂

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    [ 内容 ]
    私を助けてください!年間3万人を超える自殺者。
    その10~20倍は未遂者がいる。
    自殺心理の第一人者が25年あまりにわたって取り組んできた衝撃的な未遂の実態を明かし、立ち直るための精神療法を紹介する。

    [ 目次 ]
    第1章 私が出会った未遂者たち
    第2章 自殺未遂の実態
    第3章 浮き彫りになる家族の病理
    第4章 死の後に起こること
    第5章 精神科医に何ができるか
    第6章 「死にたい」が「生きたい」に変わるとき

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒

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    2010年06月18日
  • 自殺未遂

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    「死にたい」と「生きたい」は常に揺れ動いている。自殺の危険が高い人の心理とは、絶望的なまでの孤立感、無価値感、極度の怒り、窮状がいつまでも続くという確信など。自殺の危険が高い子供の後ろには、自殺の危険が高い親がいることも。逆も真。残された人の悲しみ。人生の中で度々精神的に重要な人から見捨てられた経験を持つものは、安定した人間関係を築けないことが。

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    2009年10月25日
  • ソシオパスの告白

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    ソシオパス(やサイコパス)は先天的なものかと思っていたが、これを読むと、生育環境も少なからず影響するのだと、と思わされる。

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    2024年07月05日
  • 自殺未遂

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    年間3万人を超える自殺者。その10~20倍は未遂者がいる。しかし「死にたい」という気持ちが100%固まっている人はほとんどいない。彼らは最後まで「死にたい」と「生きたい」という気持ちの間を揺れ動いているという。

    この本では、自殺までに追い込まれていく人の心理を解き明かしている。また「自殺しかない」という考えにとらわれているのは自分だけではないと説き、立ち直った数々の例も挙げている。自殺を考える人に読んでもらいたい……という思いからだ。そして、自殺に及ぶ前の段階で、どのような手立てを取ったらよいかも書かれ、自殺を考える家族や愛する人にどのように接したらよいかもアドバイスしている。

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    2019年02月11日
  • 自殺未遂

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    なんでこんな本が家にあるんだろう・・・。確かに病んでた時期もあったけど。

    そうだ!思い出した!!・・・大学の授業で、教科書として購入したんだ。

    自殺は、自分を殺すということだけにとどまらない。自殺、あるいは自殺未遂であっても。「自分が死んでもだれも悲しまない」そんな風に言う人がいるかもしれない。悲しまないかどうかはわからないが、周りにかなりの衝撃を与えることは確実だ。悲しみだけでなく、驚き、ショック、怒り、寂しさなどさまざまな負の感情が沸き起こるだろう。自殺は、当事者だけでなく、家族、友達、恋人、同僚など様々な人に悪影響を及ぼす。

    自殺という行為に至る前に、精神科を受診する勇気をもちたい

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    2015年07月02日
  • 自殺未遂

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    自殺未遂者及び既遂者が

    死にたいという気持ちと
    同じかそれ以上に
    生きたいという気持ちを
    抱いている、

    ということを改めて
    知ることができた一冊です。

    筆者が一貫して、
    自殺を良しとしない姿勢は
    好感がもてました。

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    2013年11月01日
  • 自殺未遂

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    同じ文章の繰り返しが多い。
    大切なメッセージを繰り返し書くのはわかるんだけど、違う言葉を使うとか、もう少し整理してほしかった。
    もしかすると余裕が無い人でも見落とさないようにということかもしれないけれど。

    姿勢は誠実。
    当事者が読んでも有益だろうけれど、むしろ自分とは関係のないことだと思っている人に読ませたい。

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    2010年12月13日
  • 自殺未遂

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    案外とわかりやすく書かれている心理学本。心理学を学んでいないけれど、こういうテーマに興味を持つ人に向けて書いたのだろうか。参考にはなる、という感じ。けれど『死にたい』と、今考えている人や、自殺未遂をしてしまった本人は手に取らないのだろうな、きっと。

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    2009年10月04日