M・E・トーマスの作品一覧
「M・E・トーマス」の「ソシオパスの告白」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「M・E・トーマス」の「ソシオパスの告白」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
著者はソシオパスであるという。つねに刺激を求め、勝ちたいと思う気持ちが強く、恐怖心を覚えることがなかった。自分がまわりから普通に(あるいは魅力的に)見えるようにつねに演技し、まわりを誘惑し、巧みに操ってきた。良心や後悔がなく、力を行使することが好きで、人を破滅させてきた。ソシオパスである著者がまだほんの子どものころから何を考え、どう行動してきたのか。本書にはこれらが豊富に、ただし淡々とした文章で綴られている。
本書の書き方はかなり淡々としたもので(たぶん意図的に)、抑揚を感じさせない。その文章からは著者が普通の人々(「共感性に富む人」)と同じような感情を持っていないのではないかと思えてくるか
Posted by ブクログ
ソシオパスと診断された著者が、仮名で世に送り出したノンフィクションに近い自伝。
個人を特定されないよう加筆されているため、完全なノンフィクションではありません。
幼児時代から三十代現在までの人生の歩みを、「正常」とされる人とは違った目線で綴っています。
ウェブサイトからメールを送信することで秘密にする約束で本名を明かすとしていましたが、著者は個人情報を漏らされてしまいました。
これにより、失業だけでなく生活においても制限が生じることになりました。
犯罪者ではいない人間が、ソシオパス・サイコパスであるだけでこのような扱いを受けることは「正常」なのでしょうか。
この分野の科学的研究が完成していない