M・E・トーマスの作品一覧

「M・E・トーマス」の「ソシオパスの告白」ほか、ユーザーレビューをお届けします!

作品一覧

  • ソシオパスの告白
    3.7
    1巻2,640円 (税込)
    ソシオパスはあなたの隣人であり、同僚であり、愛人、家族、友達といったごく近しい人であるかもしれない。ソシオパスの自ら危険を求める行動や一般的に恐怖感を覚えない態度はスリルに満ちているし、言葉巧みで魅力的な点も惹かれる。しばしばウィットに富み、常識外の思考をするので、ソシオパスは知的に見え、非常に聡明に見えることもある。ソシオパスは他の人々よりも出世階段を速く昇り、強い自信を持っている。ソシオパスとはどのような人間なのだろうか? 成功しているソシオパスも存在し、犯罪行為に及ばないソシオパスは米国の人口の4パーセントに上る。 本書は、自伝でもあり、興味深い現象への入門書でもある。読者にソシオパスの心理を紹介する旅へと誘い、ソシオパスについての誤解を解きながら、それを解説し、読者の人生に現れるソシオパスといかに向きあうかの青写真を示す。著者は、ソシオパスと診断された経験をもとに、彼女のブログ『SociopathWorld.com』を始めた。「ごく当たり前の所に潜んでいる」このような男女をはじめて明らかにしようとした科学的文献である。

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ユーザーレビュー

  • ソシオパスの告白

    Posted by ブクログ

    著者はソシオパスであるという。つねに刺激を求め、勝ちたいと思う気持ちが強く、恐怖心を覚えることがなかった。自分がまわりから普通に(あるいは魅力的に)見えるようにつねに演技し、まわりを誘惑し、巧みに操ってきた。良心や後悔がなく、力を行使することが好きで、人を破滅させてきた。ソシオパスである著者がまだほんの子どものころから何を考え、どう行動してきたのか。本書にはこれらが豊富に、ただし淡々とした文章で綴られている。

    本書の書き方はかなり淡々としたもので(たぶん意図的に)、抑揚を感じさせない。その文章からは著者が普通の人々(「共感性に富む人」)と同じような感情を持っていないのではないかと思えてくるか

    0
    2017年04月29日
  • ソシオパスの告白

    Posted by ブクログ

    ソシオパスと診断された著者が、仮名で世に送り出したノンフィクションに近い自伝。
    個人を特定されないよう加筆されているため、完全なノンフィクションではありません。
    幼児時代から三十代現在までの人生の歩みを、「正常」とされる人とは違った目線で綴っています。
    ウェブサイトからメールを送信することで秘密にする約束で本名を明かすとしていましたが、著者は個人情報を漏らされてしまいました。
    これにより、失業だけでなく生活においても制限が生じることになりました。
    犯罪者ではいない人間が、ソシオパス・サイコパスであるだけでこのような扱いを受けることは「正常」なのでしょうか。
    この分野の科学的研究が完成していない

    0
    2017年07月07日
  • ソシオパスの告白

    Posted by ブクログ

    ソシオパス(やサイコパス)は先天的なものかと思っていたが、これを読むと、生育環境も少なからず影響するのだと、と思わされる。

    0
    2024年07月05日

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