エムカクのレビュー一覧
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オレたちひょうきん族が始まり、自分が子供の時に見ていたさんまさんが登場します。
遊びながら、めちゃくちゃ働きながら、めちゃくちゃ遊ぶ。
あの時代の特に芸能人の本を読むと必ず出てくる、早朝草野球への情熱ってなんなんだろ?今で言うなに?インターネット?
あと、麻雀も。消えゆく昭和の文化かも。
それはともかく、現在で例えるとM-1チャンピョンになった直後のような忙しい日々の中で、時代がさんまさんを漫談家からテレビタレントへと変えていきます。自分の記憶では「関西弁の出っ歯の、軽薄男」というイメージで、笑っていいともで喋りっぱなしだった。
本書では、いよいよメインになっていくオレたちひょうきん -
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めちゃくちゃ、面白い!読んでいく中、脳内で「明石家さんま」のしゃべりが再生されて、いちいち笑ってしまう。
よくぞここまで、調べてくれたものだと思う。非常に濃密な筆致で、明石家さんまの歴史が描かれていく。もはや、一人の芸人を対象とした、オーラルヒストリー、聞き語りの研究書の域に達していると思われる。
そして、明石家さんまの人間形成・芸人としての力をつけていく上で、笑福亭松之助師匠と桂三枝(現、文枝)が大きな影響を与えていたこともよくわかる。
また登場する様々な芸人が、芸を行う上で、人間観や人間性を重要視している言葉が、端々に見られ、「芸道」というものを改めて考えさせられた。
・笑福亭松之助師匠が -
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ネタバレ水道橋博士のメルマ旬報からの書籍化。本編はもっと細かなデータが満載だが、本書は良くまとめられていて杉本高文の誕生から、人生で1番うけたと本人が言う高校時代、落語家修行時代〜ひょうきん族までが描かれます。若くて夢と時間だけはあってもお金は無いという時期がさすがの明石家さんまにもあった。
なぜ笑福亭に弟子入りしたのに明石家なのか、なぜ落語をやっていないのか、なぜずっとピンなのか、なぜどんな時でも後輩に厳しくふるのか、などの理由が分かります。
どんなに不遇な時代も、お金が無くても、皆から可愛がられます。そして、ずーと面白いです。
杉本少年が芸人になって人を笑わせるためには、師匠に弟子入りしなく -
購入済み
知らなかった明石家さんま
1976年山口県生まれの私にとって、さんまさんを認識した最初は「オレたちひょうきん族」でした。それまでの知らなかった明石家さんまを知れ、とても興味深く読めた一冊です。
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明石家さんまに魅せられ、膨大なTV・ラジオ・映画・雑誌などの出演記録を収集する”明石家さんまフリーク”の著者が送る記録集の第2弾。出生から東京進出までを描いた第1弾に続く本書では、一気にブレイクした1982~1985年までの濃密な4年間が綴られている。
なるほど、とうならされるのは本人がこの時期から語る”雑談だけで笑いを作り出す”という自身の芸風を意識的に確立していく様子である。この芸風がテレビやラジオで人気を博した理由について、上岡龍太郎が、「明石家さんまや笑福亭鶴瓶のような芸人たちは、それまでの芸人のように特有のテクニックに根差した”芸”で勝負せず、かつ極めて日常的で一種冗長ともいえる話 -
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この本を読み終わった、まさにその時、Yahoo!ニュースのプッシュ通知で『「厳しい親鳥」。間寛平が吐露する明石家さんまへの思い』という記事がスマホにやって来て、なんか不思議な気持ちです。ニュースの中身は芸能生活50周年を迎える寛平ちゃんのインタビューなのですが、先輩芸人の記事の見出しに来ちゃうところが明石家さんまの吉本での、いや芸能界での存在感の独自性を示しているような気がしました。思いだすと闇営業問題の時も紳助引退の時も、さらにはSMAP解散の時も付和雷同しない独自のコメントを発していたように思います。たけしのアートな感じ、とかタモリの教養な感じ、とか松本人志のパワーな感じとかと一線を画す、
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改めて、さんまさんの凄さがわかる一冊。
天才は努力の賜物だと痛感した。
さんまさんが大好きなお笑いに全力を注いできた姿に圧倒される。到底まねできない。
今も全力ですもんね(笑)。
「ここでこの番組に出演することになったんだ」とか、「ここでこの人と出会ったんだ」など、さんまさんの歩んできた歴史が克明に描かれていて、凄く面白い!同時に「お笑い」の歴史を知ることになるので、勉強にもなりました。
この一冊だけでもかなり濃厚なさんまさんのヒストリーだけど、さんまさんのヒストリーはまだまだこれから盛り沢山でしょう!
次回作も夏ごろに発売予定らしいので、楽しみです。 -
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ネタバレ<目次>
プロローグ…杉本高文18歳
第1章 原点…1955~74年の杉本高文
第2章 入門…1974~75年の笑福亭さんま
第3章 研鑽…1976年の明石家さんま
第4章 覚悟…1977年の明石家さんま
第5章 刺激…1978年の明石家さんま
第6章 進撃…1979年の明石家さんま
第7章 追走…1980年の明石家さんま
第8章 誕生…1981年の明石家さんま
<内容>
趙明石家さんまファンで、様々な記録を集めていた著者が、水道橋博士の推薦で書いた本。もともと「明石家さんま研究家」のように資料を集め、水道橋博士のブログに投稿していたことがきっかけ。調べられる -
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明石家さんまに魅せられて、彼が出演するテレビ番組や舞台、雑誌インタビューなどの膨大な資料を収集している著者エムカク氏による決定版とも呼べる評伝。第1冊にあたる本書では、出生から落語家への弟子入りを経て徐々にテレビを中心として人気を博していき、「オレたちひょうきん族」で大ブレイクを果たすまでが描かれている。
とにかく著者の情報収集の完璧さは、”明石家さんまに魅せられた狂人”の域に達しており、そのエピソードの数々がもう読むだけで十分に面白い。同期かつお互いをライバルとしてみなしていた島田紳助との深い関係、1980年頃からの”漫才ブーム”の中でピン芸人としてどうサバイブするかという意気込みなど、読み -
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テレビっ子みんなが大好きお笑い怪獣こと明石家さんまさんの歴史をさんまさんのことが超好きな筆者が今までのさんまさんが喋った言葉を記録した発言ノート、映像資料、書籍資料、雑誌資料をコツコツまとめて作った明石家さんまヒストリー
明石家さんまさんの歴史と実際にそのエピソードを喋ったのがいつのどんな媒体かも書かれてる
師匠である笑福亭松之助さん、同期である島田紳助さん、笑福亭鶴瓶さん、横山やすしさん、やしきたかじんさんなど豪華な方々とのエピソードや
女性の為に、芸人を辞めた時などさまざまなエピソードが盛り沢山
さんまさんという人間性がこの本に詰まってて面白かったり感動できたりさんまさんのテレビを観