津田匡保のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
著者の別の著書である「ファンベース」の実践ケーススタディ本。
冒頭の「ファンベースとは?」を読み、あらためてファンベースでブランドをやることの大切さを身に染みて感じる。まだまだできることも改善できることもあるのがワクワクする。
・ファンは作るのではなく、出逢う
・ファンベースとは、
ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売上や価値を上げていくこと
・パレートの法則
・情報価値
1位家族友人、2位学者専門家、3位有名人インフルエンサー
・ファンベースのポイント
イイトコロを伸ばす
機能価値+情緒価値
支持基盤を固める
・感情でファンになってもらう
・機能価値→コピー可 -
Posted by ブクログ
ネタバレファンベースとは、「ファンを大切にし、ファンをベースにして、中長期的に売上や事業価値を高める」考え方
ファンベースを実践していくのに最も重要なのは予算でも組織でもなく「中の人たち」
ファンベースの事例は、その人たちにしか創れない唯一無二の物語
ファンとは「企業やブランドなどが大切にしている価値を支持してくれる人」
たくさん買ってくれる人が必ずしもファンではない
長く売れ続けるためには、会社が大切にしている価値を伝えて、感情で「好き!」になってもらう必要がある。
世の中に「好き!」が増えれば、暮らしに笑顔が増え、社会が幸せに包まれていきます。
感情というのは本当に深いテーマ
ただ -
Posted by ブクログ
業界には「ファンベースを提案しよう」とか言っている輩が多いが、本当に理解しているのか疑いたくなる時がある。本書はちゃんと実践した人たちとの対話を通して、その難しさを教えてくれる。それぞれのブランドにそれぞれのファンがいるとのことで、ウワベをマネするのではダメだと説くがその通りだと思う。20年以上前に習ったCRMにおける顧客の段階は、機能的ベネフィットに共感する人たち、ブランドが自分のことを知っていると言う人たち、それが進むとブランドと顧客がコミュニティになると。まさに、それが今のファンベースにも通じていて、ブランドの「なかの人」と顧客がコミュニティになるのだと感じた。
また、山口周さんで言うと -
Posted by ブクログ
ファンベースカンパニーの代表である著者が自社が展開するファンベースという考え方について実践している10の企業の事例をもとに書いた一冊。
誰もが知っているカゴメや巨人などの有名企業からネスカフェやmineoなどのきぎょうまでが実践しているファンベースという取り組みについて漫画と対談の二本立てで紹介されていて理解が深まりました。
自社の製品に特別な感情を持ってもらうために行うこととして社内を巻き込むことやファンが自腹を切って自社を知るイベントを企画することなど様々なアプローチでファンベースを展開していることを知ることができました。
コミュニティーサイトや社員とファンが交流するものや体験型のイベン -
Posted by ブクログ
・ファンベースとは、ファンを大切にしファンをベースにして中長期的に売り上げや価値を上げていくこと。短期で得たものは短期で失う
・機能価値はコピーできても情緒価値はコピーできない
・ファンの支持を強くする3つのアプローチとは
1)共感を強くする
2)愛着を強くする
3)信頼を強くする
・大事なのは濃いファンにいいところや情緒価値を聞くこと
・メンバーのいいところしか見ない
・購入金額の上位20%のコア顧客に対して「自分たちらしさ」を訴求していくと売り上げに結び付く
・スープストックのファンベースっぽさ
毎週来てくださるお客様のために週替わりで毎日8-10種類はスープをご用意
店舗での接客マニ