ダヴィッド・ヴァンデルムーレンのレビュー一覧

  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    「絶滅し、失われ、忘れられたものたちへ。集まって形をなしたものは、いずれかならず崩れて塵と消える。」
    ユヴァル・ノア・ハラリ

    人間は自分達を頂点だと勘違いし、戦争をし地球を破壊し続ける。もしもネアンデルタール人が生き残っていたら、人間は別格だとは考えにくかったかもしれない。ホモ・サピエンスも動物の...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    何万年・何十万年前には、今の人類=ホモ・サピエンス以外にも、ホモ・エレクトス、ホモ・デニソワ、ホモ・フローレシスエンシス、ホモ・ネンデルターレンシスたちが存在して、生息していた。

    火の使用は人類と他の動物を隔てる最初の大きな溝になった。
    この力はいつどこで使うか選べるから、無数の仕事に利用すること...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編
    言葉悪いが手っ取り早く原作を理解するには、マンガアプローチはありがたい。原作後に読みましたが、頭の中でイメージが沸くようになりました。
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編
    社会通念というものの一部は、集団秩序をつくるただのツールであり、一部の人たちが利益を獲得・保持するために在るもの。人類の歴史を概観しながら、解説してくれる。

    「良い秩序」をもつ社会集団とはどんな状態なんだろう?
    そのためにどんな「想像上の虚構」が必要になるのだろう?
    との課題に誘う。
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    サピエンスは、こうして世界中にはびこったのか…と理解できる作品。
    猿から進化したと言われても、猿がいきなり今のヒトになるわけでは勿論なく。
    その過程では、他の人類の淘汰や、石器時代からの環境破壊があり。。ああ、現代の気候変動の問題だって、サピエンスの進化の延長線上のものなんだ。必然的な。
    さあ、、フ...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編
    イラストがオシャレで可愛い。いかにして人種差別/男女差別が作られてきたか、社会的な構造に影響してきたかという部分を理論的に説明している。なんとなく学校や本でのざっくりとした歴史的人種差別(ジム・クロウ法やアパルトヘイト撤廃のくだり)については学んできたつもり、だった。実際は何十年ものの時間と共に偏見...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    マンガになっているので、とっつきやすかった。書籍版は、話題になっているのは知っていたけれど、暑い&事例が多い、で読めていませんでした。
    サピエンス全史書籍版や21Leesonsの入門としていいのかもしれません。
  • 漫画 サピエンス全史 文明の正体編
    『文明』とは?!
    農業革命からヒエラルキーの成立、そして人種差別やジェンダー問題まで。
    本で読んだ時よりもやはり、こういった媒体になると読みやすく理解しやすい。とは言え理解できないのが人間。
    また繰り返し読むし、次回作も読むし、前の巻からも読みたいし。
    知的好奇心を満たしてくれるだけではなく考える事...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    本の最初にこんな言葉が。
    「絶滅し、失われ、忘れられたものたちへ。
    集まって形をなしたものは、いずれかならず崩れて塵と消える。」
    ーユヴァル・ノア・ハラリ

    これは過去形で書かれているが、
    全ての存在に当てはまる普遍的なことなのでは?
    ホモ・サピエンスだけがこの法則の例外・・・
    なんていうことは考え...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    大判マンガで子どもと一緒に読めるかも、と思って買ったら自分がハマってしまった!虚構が人類を人類たらしめている。兼ねてからのさまざまな疑問が一つに繋がり、自分のやりたいことがまた一つ明らかになりました。
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    猫に色々な種類がいるように、以前は人間にも多くの種類がいた。しかし現在地球上にいるのはそのうちのサピエンスだけだ。この謎と影響を教えてくれるサピエンス全史の漫画版。やはりビジュアルが有ると理解しやすい。
    自然界は通常何万年もかけて変化に対応してきた。しかし、サピエンスは余りにも急速に世界中に進出・対...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    上下巻になってる本編の方も読んだけれど、
    歴史が始まって人間の経済活動の記述もあったような。対してこちらは、ホモサピエンスが地球上に広がって…の方がウエイトが大きかった気がした。先に読んだ本編の方もまた読み直したくなったし、まぁ、とにかく幅広く楽しめてアカデミックな気持ちになれるし学んだなぁという自...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    大好きな『サピエンス全史』のコミック版。
    今回は「人類の誕生編」ということで、単行本の上巻の前半部分(全体の1/4)に当たる内容が描かれていた。

    一度単行本を読んだ身としては要点の復習として良かった。逆に、本編を読んだことがない人も、読みやすいと思う。
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    サピエンスなんてやめてしまいたいと思う。

    テレビなどの「無人島探検」とか今までワクワクして見てたけど、
    無人島に人間が上陸した途端に、環境破壊して動植物の種類がガクンと減る、と知り、
    もう、未開の地開拓とか、無人島で新種の虫発見とか、深海で未確認生物探索とか、
    もうやらなくてもいいのでは無いかと思...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    面白かった。火の鳥をハラリさんが書いたって感じ。ハラリさんの本読んでみようと思う。
    グローバリズムっていうのかな?
    「虚構のために現実の人間を苦しめてはいかん」
    印象に残ったのは、ゴリラかな?は一夫多妻制で、ボノボだっけかな?はシングルマザーだったかレズビアンが多いってとこ。サピエンスはヒトって意味...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    サピエンス全史は、何度読んでも良い。
    人間がどういう生き物なのか、最もコアな部分が見えてくる。
    次も出るのかな?楽しみ!
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    インターナショナルな高校生たちとユヴァル・ノア・ハラリさんがネットで対談している番組がすごくおもしろかった。その中で取り上げられていたのが「サピエンス全史」

    こりゃちょっと読んでみたい!
    と思って買ったらすごい分厚さで驚いた~
    でもマンガなのでわかりやすいしすい理解しやすかったのよね

    人類の誕生...続きを読む
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    人類誕生という壮大なテーマに、シンプルな漫画や解説が上手く調和していて面白かった。明快さがワクワクさを増幅させ、サクサク読めました。
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    サピエンスの誕生から、移住による動物種の大量絶滅までの範囲が漫画化されている。原書も十分読みやすいが、さらにエッセンスが抽出されており、気軽に読めると思う。サピエンスが虚構を信じる能力によって繁栄できた、というサピエンス全史の最も重要な点はこの一冊で理解できると思う。
  • 漫画 サピエンス全史 人類の誕生編
    メモ

    7年前の認知革命以後、ネアンデルタール人など他の人を排除し、唯一の人類となったサピエンス。
    集団で協力するために虚構や信仰を作り出す能力で、他の大陸へ驚くべきスピードで進行。
    悪気なく生態系に異変を及ぼしていた。
    現在の人間は他者が作った道具に助けられ、自分でできることは少ない為、狩猟開拓時...続きを読む