加藤映子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読み聞かせは対話形式で読み進めるのが良いというメソッド本。
我が家の娘も今は小学生となりましたが、娘が小さい頃、無意識にもこの方法で読み聞かせをしていました。
結果として、この方法が語彙力だけでなく読解力や伝える力を養うのに最適な方法だったとこの本を読んで知ることができました。
事実、5歳後半には自分で物語を考えて絵本を自作していてビックリしたのを今でも覚えています。
今は動画に夢中になって、全然本を読んでくれなくなってしまいましたが、それでも同年齢の子に比べると語彙力は高い方だと思います。
また、この本にあった、読書量と読解力は比例しないという科学的データは意外でした。もう読み聞かせと -
Posted by ブクログ
ネタバレ目から鱗。
今まで何も考えずに読み聞かせしていた。
長男が年少さんくらいのときに出会いたかった。
とにかく読み聞かせはアクティブに!
どうしてだと思う?
自分だったらどうする?
次どうなると思う?
この子、どんな気持ちだろう?
…などなど。
とにかく色々と子どもに聞いてみる。
さっそく名作『ないたあかおに』実践してみたところ…、子どもが全然登場人物の気持ちを想像できていないことが発覚。なんなら、ストーリーの流れも追えていない。きっとかたわらで聞いていても、チンプンカンプンで、この物語の良さなど1ミリも理解していないだろう。。。
そんな子どもの将来がめちゃくちゃ心配。
空気が読めない、相手 -
Posted by ブクログ
●ダイアロジック・リーディング
・対話、ダイアローグの
●PEERの順序で行う
・P:Prompt:促進、発言するように促進する。質問をする、発話を促す
・E:Evaluate:評価、子どもの発言に対して評価する。相槌をうつ、褒めるなど
・E:Eypand:拡張、子どもの発言を拡張する。リフレーズする、情報を足す、質問を重ねる、話題を広げるなど、
・R:Repeat:反復、子どもの理解を促進するために反復する、大事な単語を繰り返す、話を要約するなど
●7つの問いかけ
・何質問のやりとり
・何質問に対する子どもの答えの拡張
・子どもの答えの反復
・決まった答えのないやりとり
・文章を完成させるや -
Posted by ブクログ
アメリカで主流となる本の読み聞かせであり、言語教育にフォーカスした「ダイアロジックリーディング」について書かれた本。
絵本を読む際に、日本では子どもが静かに聞いているのが一般的であるのに対し、アメリカでは対話をしながら読む。これは教育の現場でも同じで、日本では知識の習得が主だが、アメリカでは自分で考えて意見を言うことが求められる。
絵本の読み聞かせについてはどちらが良い悪いではなく、なにの効果を求めるかということ。
ダイアロジックリーディングでは自分の頭で考える力、自分の考えを相手に伝える力を身に付けていけるとのこと。
この先の時代、知識を持っていることよりも、知識をどう使うか…そのため