渡邉晋のレビュー一覧

  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    サッカーとはこれくらい深く考えてやるスポーツなんだと驚かされた。
    多分半分も内容を理解できてないとは思う。
    切る、剥がす、楔、潜る
    というワードも名称と現象を理解しつつも人に説明するのは中々できない。
    3-1-4-2の話が特に難しかった。

    これはベガルタ仙台の話でこの時はスリーバックが基本だったようである。後半は守備的に4-4-2。
    今のモンテディオ山形では4-3-3であるから違うことも多いだろう。
    ポジショナルフットボールの肝は、
    1人の選手が相手を2人困らせる立ち位置でプレーすること。それをわかりやすく視認化するために5レーンという概念を導入したこと。(ハーフスペース)
    困らせる云々は手

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    2024年09月04日
  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    ベガルタ仙台を指揮した6年間(弱)を振り返り、攻撃で主導権を握るため、良い位置をとる=ポジショナルプレーをどうチームに落とし込もうとしたか、指導者の視点からまとめた一冊。

    印象に残ったのは3点、一つ目は立ち位置の重要性。
    50cm、1mの違いでどれだけ相手を困らせ、チャンスにつながるのか。サッカーを見ていると、ボールを持っている選手、スプリントしている選手だけではない、選手のわずかな立ち位置の変化に気づくと、サッカーはもっと面白く観られると思いました。

    二つ目は監督業の厳しさ。
    目指すサッカーの実現のためどのようにトレーニングをするか試行錯誤を重ね、やっと作り上げたチームもあっという間に相

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    2020年12月05日
  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    ベガルタ仙台で監督を務めていた
    渡邉(元)監督の考え方が詰まった本。

    自分は、渡邉(元)監督がベガルタで
    活躍されていたことも
    「ポジショナルフットボール」という言葉があることも
    何も知らずに読みましたが、
    (サッカーをあまり知らない自分にとっても)
    中々興味深い本でした。

    「ポジショナルフットボール」という言葉から、
    何となく良いポジションを取って
    パスを繋いでいくイメージを持っていましたが、
    良いポジションというものがより精緻に言語化されていて、
    著者の言語化能力の高さに驚かされました。

    そして、自分のサッカー戦術を相手に合わせて
    絶えず進化・深化させていく大きな流れが
    疑似体験でき

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    2024年08月29日
  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    本当に論理的に、そして情熱的な監督だと思った。
    戦術だけでなくマネジメント論も大変興味深く、監督としての難しさが目に浮かぶ。
    考えることが多すぎで頭がパンクしそうだなと思う。
    そして、多くの知識を持った上でで決断しなければいけない職業だなとも思う。

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    2024年05月23日
  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    渡邉晋監督がベガルタ仙台で6年間取り組んだ戦術を時系列で本人が解説した著作。具体的戦術を図にして具体t歴に表現するなど、ポジショナルプレーの実践に向けた具体的トレーニング方法がわかる実用書。

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    2023年03月01日
  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    ポジショナルプレーとか5レーンとかはなんとなくわかってたけど知らなくても十分楽しめる内容。
    よくある戦術書ではなく、渡邊晋自身のチームを率いる上での思想、試行錯誤が詳しく書かれていてとても面白かった。今は山口で監督やってるので試合をみてみたいと思った。

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    2021年05月31日
  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    最近Jリーグの戦術でも一般的になったポジショナルフットボールについて、日本での第一人者がそのノウハウをまとめた本。
    端的に言うと1人が相手の複数の選手を引き付けるポジションを取ることで、1人が相手の2人以上を迷わせるという戦術。自分のポジションから動きすぎないことが重要になるので、動き回るような選手はフィットしにくい。
    かなり専門的な内容で面食らったが、充実した内容だった。

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    2021年05月20日
  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    立ち位置で2人を困らせる。
    考えながらやってみるとホントに難しい。
    けどそうやって困らされたことは何度もある。
    ポジショナルフットボールって最近よく聞くけど簡単に言うとそういうこと。立ち位置で困らせろ。
    考えて走る。忘れない!

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    2021年04月26日
  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    2014 年から 2019 年までベガルタ仙台で監督を務めていた渡邉晋氏(現レノファ山口監督)の著書。ベガルタ仙台を監督率いてクラブ初の天皇杯決勝まで導き、その後どうしても上手くいかなくなり退任するまでの戦術的アプローチが記されている。「相手を困らせる立ち位置」をとることを基本的な考え方としており、これはいわゆるポジショナルフットボールである。普段の練習でどのようにして「相手を困らせる立ち位置」をとることや主導権を握るための戦術をチームに落としこんだのか。実際に行っていた練習内容とその意図が具体的に何例も図示されており、プロの練習内容を知る機会はなかなかないので興味深かった。指導者が練習内容を

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    2021年04月17日
  • ポジショナルフットボール実践論 すべては「相手を困らせる立ち位置」を取ることから始まる

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    J1・仙台の監督が攻撃の理想を追求する内にポジショナルフットボール(5レーン)に行き着いたものの、守備の現実ひいては降格の恐怖に直面したことであえなく瓦解するまでの2017年から三年間の記録。(監督が交代した20年は得失点差ワーストのブービーとなるもコロナ禍特例で降格を免れる。)J2・山口(前年最下位)での再挑戦は降格4チームという現実の前に果たしてどうなるか?

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    2021年02月20日