庄子寛之のレビュー一覧
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【思いどおりにならないと嘆くパパママの心が軽くなる本】
周りの子らと比較し、息子はなぜ、落ち着きがないのだろう。言うことを聞いてくれないのだろう。と悩んでいました。でも、この本の内容を聴いて、フワッと心が軽くなりました。妻にも聴かせてあげたい。
・社会のマナーやルールにも縛られすぎず、子の行動や言動を見守る。相対するのではなく、一緒の方向を向く。寄り添う。干渉しすぎない。
・ユーメッセージではなくアイメッセージで伝える。子も他人、自分ではない。自分自身のことも完全にコントロールできてるわけじゃないし、偉そうなこと言えない。
・まずは親である自分の心を整えないといけない。
・子の行動に -
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ここ最近また子ども相手に覇気ならぬ怒気を発してしまい、陰でメソメソしているダメパパには良いカンフル剤となった。
アドラー心理学やコーチング理論を軸にうまくまとめられていて読みやすい。お母さん目線だけど、育児参加するお父さんでも頷ける場面が多いはず。
休職期間に心理を勉強して、社会生活で泳いでいける体力を少しは身につけた。ただそれを子どもにも当てはめるという発想は、ありそうで実はなかったと気付かされる。
マジックワード「まいっか」「どうしたの?」「もうちょっと教えて?」など、iメッセージとか返報性の原理だとか言われるよりもイメージが湧く。難しいことを難しく説明しないところが親切。
終章、タ -
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教育書評
読書レベル 初級
ボリューム 204頁
読みやすさ ★★★★★★!
知識・教養 ★★★★★
理解度 ★★★★
実現度 ★★★★★★!
影響度 ★★★★★
一言感想:
子育てマインドを学びたい方、叱らない子育てに興味がある方、子育てに自己肯定感が大切だと感じている方にオススメの良書です!
マイベストの子育て本ランキングで「ベスト3」に入る超優良書でした!
例えば、
・ゲームばかりしている子
・服を脱ぎっぱなしにする子
・片付けができない子
・嘘をつく子
・勉強や宿題をしない子
など、身近な「あるある」ネタに共感してしまいグッと引き込まれてしまいました。
とにかく読み手 -
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今まで読んだ子育て本の中で、
3本の指に入るなー。
ってくらい、グッときました。
なんといっても、わかりやすさが魅力。
待ち上手な親になるステップとして
・自分を整える
・ただ見る
・我が子から学ぶ
・伝える
・寄り添う
の5段階があり、
さらにそれぞれの項目で、ポイントが3つ。
例を挙げながら、さらにポイントを深堀り。
各章ごと、要点をまとめたページあり。
いやん素敵。
で、本の後半部分にある、
『親の常識の範囲で子供を育てようとすると、それ以上の人間に育たない』
という文章にシビれました。
そうですね。そうですよね。
うんうん頷きながら読み終えました。 -
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いつ買ったかわからないくらい少し読んでから熟成させていた本。
とても良かった。
"待つ"ことの大切さを説いた子育て本を本当にたくさん読んできたけど、この本は解像度が高く、久々にまた意識が整った気がする。
似た内容の本でも、定期的に読むことで''今"の子育てを振り返ることが出来るのかなと思う。
これから先のことを色々考えることがある。どうすることが子どもにとって、家族にとって、私自身にとって最良なのかと迷うことがある。
でも、結局はなるようになるのかなって。全てのことは子どもたち自身が教えてくれるのかなって。
後ろからただ見守ってついていけ -
Posted by ブクログ
ネタバレ良書。素晴らしい。以下備忘。
我が子のための愛になっていることが大切。好きなことをする、まいっかって自分を整える。大事な事は、あなたの状態を常に良い状態にしようと心がけること。できなかったことに×をつけず、できていることに○をつけよう。
我が子の為を思って、将来困らないように、我が子のためにやらせているんです、我が子のためと言いつつ、自分が良い親として見られたいや周りの人と同じような教育をしたいと思っていないか。愛を中心とした子育ては周りと比較しない子育て。周りのことを気にしても親であるあなたも子供も幸せになりません。
子供は得意なことと苦手なことがあって良い。苦手なところに注目せず、得意な -
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面白かった。親は失敗をいい経験にするサポートをする、というのが良い。
そうか、それは大変だったね、
よく頑張ったね、どんな工夫をしたの?
今回失敗から学んだことは何だろう
といった声かけ。
失敗を責めず挑戦に目を向ける。いつ子どもが失敗してもいいような心の準備をしておく。(難しい)
〇〇すべきというべきを排除すること。アドラー心理学にもある共同体感覚で、家族全員が励まし合う環境が良く、良さを見るメガネをかけよう。
苦手な教科などがあると親はうちの子大丈夫かしら、と思いがちだが、よい解釈をすることで子どもの自己肯定感を高めることができる。
親自身が自分の人生を楽しみ、自己成長を大切にす -
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自分が割とせっかちであるという自認があります。
育児を通して、自然と忍耐強くなっているものの、やはりせっかちなのでこちらの問いかけにはすぐに返事がほしい、身支度もさっと済ませてほしい、なにが食べたいか早く決めてよという有り様で、少し経って「果たして自分はなぜあんなに急いでいたのか」と反省することもしばしば。
そんな時にこの本の存在を知り、読むことにしました。
先に挙げたような一時的な事象に対する「待つ」だけではなく、長い目で子どもの成長を「待つ」ための親としての心構えと具体的な声かけの例が載っています。
今の私に最も響いたのは「ただ見る」という教え。難しいことですが、本書では繰り返し書かれ -
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小学生以上のお子さんをお持ちの親向け。
『宿題をしない。ゲームをやめない。片付けない。子供が言うことを聞かないとき、あなたはどうしますか?』
注意しても聞いてくれないんですよ!だから腹が立って怒っちゃうんですよ!子供も逆ギレするし、もうどうしたらいいんですか?と思って手に取った本。
「待つ」「観察する」そして「赦す」。難しいけどこれにつきるようですね。
10回に1回できたらOKよ、と自分も「赦す」(笑)
ステップ1の「自分を整える」は本当に大切。私は子供が小さい時、仕事が忙しくて本当に追い詰められてて何もかも辛かったです。本に書かれてることは当時もわかっていて家事なんて手抜きばかりでしたが、そ