【感想・ネタバレ】子ども教育のプロが教える 自分で考えて学ぶ子に育つ声かけの正解のレビュー

あらすじ

本書は、保護者や先生などから聞いた、
「誰でも一度は感じたことがある子育ての悩み」を、
「声かけ」という手法で解決する本です。

自分で考えて学ぶ子に育てるために、
1「大学院で学んだ心理学」
2「今までお会いした保護者から学んだこと」
3「ベネッセ教育総合研究所のデータ」
からわかった「声かけの正解」をお伝えします。

生まれつきの遺伝などは関係なく、親の「声かけ」で、
誰もが自分で考えて学ぶ子に育つ。「声かけ」を変えれば、
どの家庭もうまくいきます。「声かけ」は、難しくありません。
今まで知らなかっただけで、誰でもできます。

うまくできないのは知識がないからです。
今うまくいっていない方でも、いつも声を荒らげてしまう方でも、
本書の「声かけ」を真似して習慣化すれば、
我が子は「自分で考えて学ぶ子」に育ちます。

本書では、5つの章に分けて紹介します。
「誰でも一度は感じたことがある子育ての悩み」に答えながら、
いい声かけ、悪い声かけを◯×で表しています。
×の声かけは、つい言ってしまいがちのものから、
一見、よい声かけに思えるものまであります。
◯の声かけを意識するだけで、
自分で考えて学ぶ子に育っていきます。

第1章は、「教え方」です。
教えたいと思ったときに、一歩待って、
自分の中の思い込みはないか、
自分が親に教えてもらった通りに教えていないか、
立ち止まれるようにしています。
第2章は、「比べ方」です。
周りの子と比べたり、きょうだい同士を比べたりしない声かけをお伝えします。
また、比べるべき場面はどこなのか、どのように比べたらいいのかがわかります。
第3章は、「見守り方」です。どこまで見守る必要があって、
どこは必要ないのか。親として何を大切にして、
どのような距離感を保てばいいのか。
どんな言葉を口癖にすればいいのかが身につきます。
第4章は、「機会の見つけ方」です。
時代は大きく変化しています。親が子どものときとは機会の見つけ方が変わっています。
どうやって機会を見つければいいのか、
その際にどのような声かけをすればいいのかが身につきます。
第5章は、「仲間のつくり方」です。
昔は学校か地域しかなかった仲間が見つかる場所が、
現代ではたくさんあります。どのような仲間をつくればいいのか。
その仲間をつくるためには、親としてどんなサポート、
声かけができるのかがわかります。

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Posted by ブクログ

面白かった。親は失敗をいい経験にするサポートをする、というのが良い。
そうか、それは大変だったね、
よく頑張ったね、どんな工夫をしたの?
今回失敗から学んだことは何だろう

といった声かけ。
失敗を責めず挑戦に目を向ける。いつ子どもが失敗してもいいような心の準備をしておく。(難しい)

〇〇すべきというべきを排除すること。アドラー心理学にもある共同体感覚で、家族全員が励まし合う環境が良く、良さを見るメガネをかけよう。

苦手な教科などがあると親はうちの子大丈夫かしら、と思いがちだが、よい解釈をすることで子どもの自己肯定感を高めることができる。


親自身が自分の人生を楽しみ、自己成長を大切にすると、こどもの挑戦を見守ることを楽しめる、というのがよく、親自身がキラキラ前向いていると、子どもも前を向いて挑戦できる。


挑戦って何かな、と逆に思ったが、チャレンジするだけでなく、日常のことにも言えると思った。

0
2025年06月29日

Posted by ブクログ

・口出しをせずよく見ること
・ご褒美はみんなが喜べるものに
・口癖は「どう思う?」
・主語を親である自分にする
・「ま、いいや」

0
2025年07月26日

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