あらすじ
宿題・勉強をしない、ゲーム・スマホをやめない、片付けない、言うことを聞かない、約束を守らない……「イライラする」「つい口を出したくなる」ときこそが大きなチャンス! “先生たちの先生”の異名をとる子ども教育のプロが、子どものやる気を育て、個性・才能を伸ばす「待ち上手」な親になるための習慣を5つのステップで紹介する。これで子育てにイライラする毎日から卒業できる!
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Posted by ブクログ
「まずは親が元気でいることが1番」というのが印象に残っている
元気じゃない日があったことを思い返して今までのことを反省した
また、なんでもかんでも全部完璧じゃなくていいんだと肩の荷が降りた
Posted by ブクログ
子供が成長してくると、その行動が気になって口出ししてしまう事が増えた。なーんかネチネチ、自分でもしつこいよなぁと自己嫌悪。子供にとっても自分にとっても、これで良いとはとても思えずこの本を手にした。
最初から最後まで腑に落ちる内容ばかりでびっくり!待ちたいけど放っておくのも…みたいな葛藤に対する考え方にも触れられており、心が楽になった。早速読んだその日から、気負うことなく実践できています。
Posted by ブクログ
【思いどおりにならないと嘆くパパママの心が軽くなる本】
周りの子らと比較し、息子はなぜ、落ち着きがないのだろう。言うことを聞いてくれないのだろう。と悩んでいました。でも、この本の内容を聴いて、フワッと心が軽くなりました。妻にも聴かせてあげたい。
・社会のマナーやルールにも縛られすぎず、子の行動や言動を見守る。相対するのではなく、一緒の方向を向く。寄り添う。干渉しすぎない。
・ユーメッセージではなくアイメッセージで伝える。子も他人、自分ではない。自分自身のことも完全にコントロールできてるわけじゃないし、偉そうなこと言えない。
・まずは親である自分の心を整えないといけない。
・子の行動に反射的にならない。
・子の過去の失敗をほじくり返さない。考えるのは今と未来。
筆者の言うとおり、「まっいっか」くらいの楽な気持ちで子育てしてみてもいいんじゃないかと思います。
Audible 2024.11.26 了
Posted by ブクログ
とにかく著者の優しさが沁みます。色々子育て本読みましたが一番あったかくて愛に溢れていました。子どもを信頼して見守ることの大切さを、心から共感できました。Audibleで聞きましたが、本を買って何度も読み返したいと思える本です。
Posted by ブクログ
題名を見て子どもを伸ばすための教育のノウハウが書かれているのかと思いきや、第一章は「親を整える」ことから始まる。
親を整え、ただ見て、子どもから学び、伝え、寄り添うことが項目ごとに解説されている。
親が子どものためを思ってしていることは、「本当に子どものため」なのか。
親自身が外面を気にして、子供に強要していることはないか。
親から見て子どもの問題のある行動は、本当に問題のある行動なのか?今治さなければいけないものなのか?
など、普段の子育てを見直すきっかけになる本だった。
Posted by ブクログ
ここ最近また子ども相手に覇気ならぬ怒気を発してしまい、陰でメソメソしているダメパパには良いカンフル剤となった。
アドラー心理学やコーチング理論を軸にうまくまとめられていて読みやすい。お母さん目線だけど、育児参加するお父さんでも頷ける場面が多いはず。
休職期間に心理を勉強して、社会生活で泳いでいける体力を少しは身につけた。ただそれを子どもにも当てはめるという発想は、ありそうで実はなかったと気付かされる。
マジックワード「まいっか」「どうしたの?」「もうちょっと教えて?」など、iメッセージとか返報性の原理だとか言われるよりもイメージが湧く。難しいことを難しく説明しないところが親切。
終章、タイトルにもある「とにかく待つ」については、パパママだって完璧じゃないよね、子どもの中に答えがあるんだよ、とそれを分かってはいても時間に追われる大人にとって実践できないのが悩みの種。
土台は「縦の関係ではなく、横の関係」にある。大人を信じるのと同じように子どもを信じるということ。それは対等関係でないと生まれない。人生経験や財力、体力の面でどうしても支配関係になりがちな親子こそ、実は一番ケアしなければいけないのね!
子どもは懸命に今を生きている動物。先回りしないことが無償の愛。いい大人だって先のことを考えると不安やうつになることがある。子どもと一緒に「いま、ここ」を楽しもう。
なんだかジ〜〜ンときてしまった。
伸びるかどうかなんて後回し。これぞ待つ極意。
──人間関係は鏡です。鏡は笑いますか。あなたが笑うから、鏡も笑うのです。
この本も、横の目線から優しく諭してくれるところに大きな好感が持てるんだと思う。
Posted by ブクログ
教育書評
読書レベル 初級
ボリューム 204頁
読みやすさ ★★★★★★!
知識・教養 ★★★★★
理解度 ★★★★
実現度 ★★★★★★!
影響度 ★★★★★
一言感想:
子育てマインドを学びたい方、叱らない子育てに興味がある方、子育てに自己肯定感が大切だと感じている方にオススメの良書です!
マイベストの子育て本ランキングで「ベスト3」に入る超優良書でした!
例えば、
・ゲームばかりしている子
・服を脱ぎっぱなしにする子
・片付けができない子
・嘘をつく子
・勉強や宿題をしない子
など、身近な「あるある」ネタに共感してしまいグッと引き込まれてしまいました。
とにかく読み手(親)に優しいです。この優しさは、本書の参考文献からアドラー心理学がベースにあるように感じました。夫婦で実践した方がより効果ありそうです。
子どもの自己肯定感を高める育て方として、「待ち上手」をテーマとして親ができる事を丁寧に順序立てて分かりやすく書いてあるので、とても理解しやすいです。
基本は「待ち」ですが、この「待ちの時間」に親が何をすべきかが、本書の中で最も勉強になりました。
Posted by ブクログ
今まで読んだ子育て本の中で、
3本の指に入るなー。
ってくらい、グッときました。
なんといっても、わかりやすさが魅力。
待ち上手な親になるステップとして
・自分を整える
・ただ見る
・我が子から学ぶ
・伝える
・寄り添う
の5段階があり、
さらにそれぞれの項目で、ポイントが3つ。
例を挙げながら、さらにポイントを深堀り。
各章ごと、要点をまとめたページあり。
いやん素敵。
で、本の後半部分にある、
『親の常識の範囲で子供を育てようとすると、それ以上の人間に育たない』
という文章にシビれました。
そうですね。そうですよね。
うんうん頷きながら読み終えました。
Posted by ブクログ
いつ買ったかわからないくらい少し読んでから熟成させていた本。
とても良かった。
"待つ"ことの大切さを説いた子育て本を本当にたくさん読んできたけど、この本は解像度が高く、久々にまた意識が整った気がする。
似た内容の本でも、定期的に読むことで''今"の子育てを振り返ることが出来るのかなと思う。
これから先のことを色々考えることがある。どうすることが子どもにとって、家族にとって、私自身にとって最良なのかと迷うことがある。
でも、結局はなるようになるのかなって。全てのことは子どもたち自身が教えてくれるのかなって。
後ろからただ見守ってついていけば、見えてくるものがあるのかなって思う。
Posted by ブクログ
あなたはあなたのままでいい、そう子どもを信じて寄り添うことが大事だとよくわかった
まずは自分を整える大事さは日々の暮らしでもよく感じる 特に仕事で疲れたり寝不足だったりすると子どもにも不要な怒りをぶつけてしまったりするので、しっかり休みを取って子と今を大事に過ごしていきたいと感じた
Posted by ブクログ
アドラー心理学がベースにあるなとわかったので受け入れやすかった。子どもとよこの関係を築いていきたい。しかし今の私にはできていないことが多いので、「自分を整える」ことから始めてみたいと思う。
Posted by ブクログ
最近、私、我が子に対してうるさ過ぎという自覚がある。親としてちゃんと育てなきゃいけないんじゃないだろうか?と思っているから故なのだが、ま、うまくいかないのは当たり前だ。
もう少し自分を整えて、ただ見るだけにしてみて、まずは一歩ずつ。
子供はすぐ変われない事を理解して、私もすぐ変われない事を認めて、ぼちぼちやっていこう。
私の意識を変えないと好転しないな、これは…
Posted by ブクログ
子育てにおいて最も重要な考え方を説いている。
・自分を整える:本当にこの点は重要。自分の機嫌で子どもに当たり散らしてしまうことのなんと多いことか。そのため、「まいっか」の考えは本当に重要。
・それ以降の章については、「子どもと同じ目線になる」という点に尽きると思う。
上記点以外でも、「習慣化」、「朝の時間に好きなことをする」等個人的に重要なキーワードがあったが、「まいっか」も含めた3点は是非意識して実践していきたい。
Posted by ブクログ
良書。素晴らしい。以下備忘。
我が子のための愛になっていることが大切。好きなことをする、まいっかって自分を整える。大事な事は、あなたの状態を常に良い状態にしようと心がけること。できなかったことに×をつけず、できていることに○をつけよう。
我が子の為を思って、将来困らないように、我が子のためにやらせているんです、我が子のためと言いつつ、自分が良い親として見られたいや周りの人と同じような教育をしたいと思っていないか。愛を中心とした子育ては周りと比較しない子育て。周りのことを気にしても親であるあなたも子供も幸せになりません。
子供は得意なことと苦手なことがあって良い。苦手なところに注目せず、得意なところを伸ばすことをしていきましょう。我が子に向けての愛になっているかを考えます。そうするとほとんどの指示や命令は必要ないことがわかります。必要なのは賞賛、承認、依頼です。
iMessageとyouメッセージ。子育てはiMessage。私はこう思うで褒める。
何度も言うことが子供の自己肯定感を下げ、あなたの気持ちも下げてしまいます。長々と伝えることが子供のためになるわけではない。愛を持って明確に短く、「当たり前」をありがとうに。我が子のことを心から思って伝えること。
Posted by ブクログ
あとがきを読むまで女性の筆者だと思っていてびっくりしました。
まずは自分を整えて、子どもをみつめる余裕を持つ。叱らなければいけないという思い込みを捨てる。
自分も我が子も、そのままで素晴らしい、という気持ちで日々を過ごしたいと思いました。
さっそく実践してみたところ、声を荒らげずにすむことが多々あり、まさに子は親の鏡と思いました。しかも、本を読んでいない夫も子どもに対する対応が変わったように思えました。私のいらいらが感染してたんでしょうか??本当に、怒りとは何もよいことがないなとしみじみ思います。。
気づきをありがとうございました。
Posted by ブクログ
理想ではあるけれどいつでもどんな時でも実現できるほど甘くないのも事実
意識して行動したいけれど出来ないからといって自分を追い詰めないようにしたい
Posted by ブクログ
自分が割とせっかちであるという自認があります。
育児を通して、自然と忍耐強くなっているものの、やはりせっかちなのでこちらの問いかけにはすぐに返事がほしい、身支度もさっと済ませてほしい、なにが食べたいか早く決めてよという有り様で、少し経って「果たして自分はなぜあんなに急いでいたのか」と反省することもしばしば。
そんな時にこの本の存在を知り、読むことにしました。
先に挙げたような一時的な事象に対する「待つ」だけではなく、長い目で子どもの成長を「待つ」ための親としての心構えと具体的な声かけの例が載っています。
今の私に最も響いたのは「ただ見る」という教え。難しいことですが、本書では繰り返し書かれており本当に大切なんだということを思い知らされます。
「何か言いたくなったら『待つ』。子育てはこれの繰り返しです。」
「心配いりません。信じて待ってください。うまくいかないとしたら、親であるあなたが、子どもを信じきれていないのです」
「直してほしいところがあったときは、何も言わずに待つ」
「『待つ』ということは、『何も話さないで見守る』ということです」
この「待つ」というのは、成田さんの本にある「必死の思いで子どもを信じる」「親はいつでも子どもの一枚上手で」という箇所に通じるものがあるなと感じました。
一枚上手でありつつも、上下関係ではなく子どもを信じて横の関係を築くーいやはや、ハードル高過ぎではありますが、小さなことから習慣化していけばせっかちな私も少しは変われそうです。その結果、子どもの成長にも何かが反映されればもうけものかなと、希望の灯りが点りました。
最後に、1番印象に残った部分を以下に抜粋。
「親の想定内の範囲で起きたことの責任は親がとるという気持ちで、我が子と接していく。親の常識の範囲で子どもを育てようとすると、それ以上の人間には育ちません。『失敗してもいい』『自分の思う通りにやってごらん』と子どもを信じて見守る。その積み重ねが、常識に縛られない、豊かな発想を生み出せる子に育っていくことに繋がります」
★4つである理由は2つ。
・「あなたはあなたのままで素晴らしい」「今日も健康でいてくれてありがとう」的なことが繰り返し書かれていると、ややへそ曲がりな私は鼻白んでしまったため
・大人世代の常識を超える子どもを受け入れる社会が、今の日本にはないのですよという思いが消せなかったため
Posted by ブクログ
小学生以上のお子さんをお持ちの親向け。
『宿題をしない。ゲームをやめない。片付けない。子供が言うことを聞かないとき、あなたはどうしますか?』
注意しても聞いてくれないんですよ!だから腹が立って怒っちゃうんですよ!子供も逆ギレするし、もうどうしたらいいんですか?と思って手に取った本。
「待つ」「観察する」そして「赦す」。難しいけどこれにつきるようですね。
10回に1回できたらOKよ、と自分も「赦す」(笑)
ステップ1の「自分を整える」は本当に大切。私は子供が小さい時、仕事が忙しくて本当に追い詰められてて何もかも辛かったです。本に書かれてることは当時もわかっていて家事なんて手抜きばかりでしたが、それでも仕事を辞めることでしか解決できませんでした。この解決は自分一人では無理なんでしょうね。
Posted by ブクログ
自分を整える
自分の人生も大事に
まいっか
あきらめること
朝一人時間
一日一善
やらない権利を認める
ただみる
どうしたの?
日々の当たり前にありがとう
日々の変化
横の変化
夢中になってることを教えてもらう
好きを大事に
余計な一言を言わない
あなたはあなたのままで素晴らしい
赦す
与える
完璧を求めない
Posted by ブクログ
・自分自身が幸せじゃなければ子供も幸せにできない
・100パーセントを求めない
など心に刺さった。また、親の体面を気にして叱ってしまう場面がほとんどだなと反省。
・あなたはあなたのままでいいを実践したい
Posted by ブクログ
【冬の5冊目】
①どうしたの?ともうちょっと教えて!
②間・問い・愛で待つ
③赦せる人に
親としてのあり方、もう一度考えるきっかけになりました。
Posted by ブクログ
子育てに自信をなくした時に読んでいただきたいです。
本書の通奏低音は、読者(親)に対しても、子に対しても「肯定」していく姿勢だと思いました。
読者(親)としては、救われたような気持になる一方で、正直なところ、実践の難しさを感じました。
こというのも、こまで「肯定」し続けることには忍耐が必要です。本書が指摘するように、短期的には子の変化は期待できません。さらに、変化が長期的には生じるという点に、私は、そのとおり!と腹落ちできなかったのです。
おそらく、私のようなタイプの親についても、著者は否定することなく、優しく、応援してくれるのだと思います。