大野一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読もうと思った理由
現在起こっている政治経済制度の問題点について深く知りたいと思ったから
気づき
・ひとたび「資本家」が潜在的なサービスの蓄えを手に
すると立場上、そうした蓄えや潜在的な蓄えの生産に
かかるかかる時間以上、労働者を働かせることがー実
際のサービスを提供させることができる。この意味で
資本家は支払った以上の労働時間を現場で要求でき
る。その結果生産された商品も、生産にかかった労働
時間に比例した価格で販売されるため、二つの商品の
価値に差が生じる。この差が剰余価値で、資本家はこ
の剰余価値を掠め取ることで「労働者」を「搾取」す
る
・マルクスによれば「科学的社 -
Posted by ブクログ
AIに代表されるテクノロジーは生産性の向上により人間を不要な労働から救う救世主なのか、それとも低付加価値の労働者の仕事を奪うことで失業率を押し上げる悪魔なのか。論争が尽きぬこの議論に対して、主に産業革命以降のテクノロジーの歴史を紐解くアプローチを取ったのが本書である。
本書では、産業革命以降、労働生産性を向上させたテクノロジーを2つに分解する。1つは”労働補完型”であり、こちらは労働者を存在とするがその労働をより簡易にできるようにし、労働者自身の安全性向上というメリットももたらす。もう1つは”労働置換型”であり、こちらは労働自体をテクノロジーが自動化することで不要としてしまうタイプであり、産 -
Posted by ブクログ
著者は本書の主人公ともいえる新人立候補者の佐藤文生氏の家に一年近い期間居候し、佐藤氏がどのような戦略で票を集めていたのかを詳細に記録している。本書は、フィールドワークの傑作と言われているが、その詳細な記述には驚くばかりである。今であればこれだけ自分の陣営の手の内を見せるようなことはできないだろう。
本書は、半世紀も前に上梓された本であり、情報としては古いものである。選挙区は中選挙区から小選挙区比例代表並立制になり、農業従事者や自営業者の減少など当時とは状況が大きく異なってきている。しかしながら、代議士がどのような考えで選挙に臨んでいたのかを知る一級の史料であることには今後も変わりないだろう。