石川栄作のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
趣味活動で交響曲第5番「運命」を演奏することになったので、せっかくだしお勉強しようと手に取った一冊。
音楽室で睨まれたり、コーヒー豆を毎朝50粒数えていたという逸話を聞き齧ったりして、ベートーヴェン先生に対しては気難しくて近寄り難いイメージしかなかったけれど、一読してだいぶ印象が変わった。
ティーン時代の友人と長年文通していたり、かつての想い他人と家族ぐるみ(といってもベートーヴェン先生自身は生涯独身)の付き合いをしたり、某文豪と熱く語り合ったり、ずいぶん人と影響し合った人生だったらしい。
一方で、身分違いの恋が破談してもめげずに貴族の令嬢にアタックしてしまうところなどは、あー、先生っ……と思ったり(曲を演奏すると身に染みるのだけど、良く言うと根性ある、悪く言うと…諦め悪いデスヨ……)
音楽家としては致命的な欠点を抱えながら音楽の世界を切り拓いた天才超人でも、くよくよしたり恋しちゃってウキウキしたり絶望したりお友達の子供がとにかく可愛かったり、人の中で生きた一人の人間だったんだ、というのがよくわかった。ベートーヴェン先生、誤解してすいませんでした。 -
Posted by ブクログ
ジークフリート伝説・・・・・と一口に言っても登場人物だけは同じでも、少しずつお話が違ったり、人の名前もちょっとだけ違ったり、有名なジークフリートの暗殺の場面がベッドの上だったり森の中だったりと色々ヴァリエーション(?)があるんですよね~。 KiKi が最初に出会った「ジークフリートの物語」は恐らく岩波少年文庫の「ニーベルンゲンの宝」だったんじゃないかと思うんだけど、「ニーベルンゲンの歌」はともかくとしてその後色々な本を読んでいく中で「ジークフリートの物語」が出てくるたびに「あれ? これは KiKi の知っているジークフリートの物語と少し違う・・・・・??」と感じることも多かったし、ましてやもっとず~っと後に接することになった「ワーグナーのリング」では人の役割自体が大幅に変わっちゃっていたりするんですよね~。 で、KiKi の老後の暇つぶしテーマの1つにこの「ニーベルンゲン伝説の変遷をたどってみる」というものがあったりするわけです。
で、この KiKi の老後の暇つぶしのテーマにもっとず~っと真剣に取り組んでいらっしゃるらしいのがこの本の著者、石川栄作徳島大学教授です。 ドイツ語ができない KiKi に変わって(?)、原典を色々と研究された成果をこの本ともう1冊の「『ニーベルンゲンの歌』を読む(講談社学術文庫)」にまとめられていらっしゃいます。 ま、この2冊以外にこの石川先生は「ニーベルンゲンの歌 構成と内容(郁文堂)」という本も出していらっしゃるようなのですが、こちらはちょっとお高め・・・・なので KiKi は未だに入手できていないし、読んでもいません。 せっかくだから学術文庫でこちらも出していただきたいものです>講談社さん。
(全文はブログにて) -
購入済み
時代ごとのジークフリート伝説のそれぞれについてあらすじが記述されているので、前提知識なしで読めるのは良いのだが、逆にあらすじばかりで歴史的考察や思想的意味などの分析が物足りない感がある。