安納令奈のレビュー一覧

  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    ー パンデミックが引き起こした深刻な危機によって、経済や社会がどのように機能し、なぜ機能しないかを考える機会がたっぷりと与えられた。その審判は明確だろう。私たちは変わる必要がある。というより変わるべきなのだ。だが、変われるだろうか?過去の過ちから学べるのか?パンデミックをきっかけに、明るい未来が開け...続きを読む
  • いつかは訪れたい 美しき世界の寺院・神殿
    とてもいいですね。
    ゆっくり眺めていたい写真集です。

    驚いたのはハワイの平等院。檀家や僧侶がいるわけではないので、厳密には「寺」ではないようですが、山々をバックに宇治の平等院を再現している様は初めて拝見しました。
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    感想
    悲劇を踏み潰す社会システム。個人はコロナに打ちひしがれる。しかし集合としての人類は負けない。それは強み。裏を返せば変化できない弱さ。
  • いつかは訪れたい 美しき世界の寺院・神殿
    有名寺院神殿もあるんですが
    一風変わった
    もう祈りの場所ではなくなったのに
    壮麗なままある場所を
    取り上げてあるのが 面白いですね

    建築物は人が作るので
    故郷のものを建てているのに
    周りの風景にあってない・・・

    そこに 自分のルーツである
    信仰を守ろうとした精神を
    感じます
  • いつかは訪れたい 美しき世界の寺院・神殿
    まさに「いつかは訪れたい」海外旅行に行けないからこそ見ていて少しだけ気分を味わえる。夜にボーッと眺めていたら癒された。
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    本書はいわゆるグリーン成長を主張している本だと理解しています。
    拝金主義の集団であるダボス会議でも「GDP成長絶対主義」を見直しを主張し始めたのは一つ評価したいです。新型コロナウイルスがネオリベラズムにとどめを指すものという認識も正しいものだと思います。しかしながら本書内で指摘されているようにパンデ...続きを読む
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    コロナの影響による社会や環境、テクノロジー、個人の変化はどうなるかについて書いてあった。

    テクノロジーの部分がかなり興味深く、プライバシーをある程度無視した監視体制が正当化される現在の状態が続けば、たしかにテクノロジーはどんどん進化すると思うが、テクノロジー主導の中国のような監視社会も出来上がって...続きを読む
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    「パンデミックというグローバルな体験を共有したことで、危機と共に見えてきた諸問題に少しでも歯止めをかけられるだろうか?」(P.274)
    という議論を投げ掛ける本だった。
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    これまでの傾向がコロナで加速しているという内容で既知のものも多いが、整理されている。世界経済フォーラムの会長がこれを言っているということの意義を思う。日本に肯定的なのも参考になる
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    コロナ禍の最中に購入し、途中まで読んで放置していたのを見つけて、2024年に読んでみました。当時は相当不安定な情勢だったことが伺えたり、また著者はダボス会議関係者ですが、世界をリードしている(と思っている・思われている)方々の認識と、一般人の認識の違いも感じられたりと、不思議な感じで読みました。
    ...続きを読む
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    パンデミックが始まった当初はかなりパニック気味だったのだなと、本書を読んで改めて感じた。
    落ち着いてきた今読んでみると、「世の中が不可逆的に大きく変容し、戻らないだろう」という主張が多いことに驚く。
    よほど悲観的に受け止めてしまっていたのだろう。

    本書を読んだ目的は、「シュワブ氏の提唱する"グレー...続きを読む
  • ステークホルダー資本主義 世界経済フォーラムが説く、80億人の希望の未来
    クイックにステークホルダー資本主義についての筆者の主張を確認するなら、第8章(242頁)から読むのが有益。
  • ステークホルダー資本主義 世界経済フォーラムが説く、80億人の希望の未来
    長いが早く読み終えた。世界各地の政府や企業、個人に焦点を絞った豊富な事例は参考になる。SDGsやESGといったトレンドがどう具体的にビジネスに影響するか考察する際のヒントは多い。

    筆者の理念は共感する部分が多い。半面、理想的な面が強いとも感じた。これを推進するのは若い世代か、いや40-50のベビー...続きを読む
  • ステークホルダー資本主義 世界経済フォーラムが説く、80億人の希望の未来
    本の前半は、ステークホルダー資本主義が求められる背景についての説明となっており、GDPという指標の欠陥/人類が及ぼす環境負荷/グローバル化に伴う富の偏在などが説明されているものの、やや総花的で、どこかで聞いたことのある話が多かった。
    後半のステークホルダー資本主義の解説では、世界経済フォーラム発案の...続きを読む
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    ノルウェーは、自営業者の平均収入の80%を支給、デンマークは75%。市場の論理が強い国は、対応できなかった。アメリカでは、病気休暇の制度がない会社が多く、休むと馘になる可能性があるため、感染が広がった。

    グローバリゼーションのトリレンマ=経済のグローバリゼーション、政治的民主主義、国家主義の3つは...続きを読む
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    2020年刊の世界経済フォーラムの見たコロナ下からポストコロナの世界展望。

    一層のリモート下、AI化が進み、既存の経済が崩れる中、吹き出す格差の敗者たち、弱小国家たちの社会不安や暴動…それを防ぐには平等な分配を意図したステークホルダー資本主義への変換が欠かせないという。
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    ダボス会議で語られるアフターコロナに関する示唆。


    メモ
    ・現代社会をあらわすキーワード
     相互依存・スピード・複雑性
     相互依存によりサイロ思考は通用しない。
    ・ポストコロナの四つの主要問題
     グローバリゼーションの後退
     グローバルガバナンスの不在
     米中競争の激化
     統治に失敗した脆弱な国家...続きを読む
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    2021年20冊目。満足度★★★☆☆ 世界経済フォーラム(ダボス会議)の創設者・会長が2020年7月に出版したものが翻訳されたもの。新型コロナウイルスが世界の経済・社会・テクノロジーなどに与える影響など、アフターコロナの世界を占う書となっている。
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    パンデミックをきっかけに、社会構造や人の行動等がどのように変わるのかを記した著書。世界の知識人が議論した内容だけあって深い内容であり、今後の変化を予測する一助になる内容です。
  • グレート・リセット ダボス会議で語られるアフターコロナの世界
    2020年6月に執筆されたという事で、コロナの影響が拡大している状況であったが、年明けて2021になった現在、落ち着いた国も一部あるが、世界的には悪化している。
    そしてアフターコロナを見据えて、以前と同じ生活スタイルや仕事のやり方、そしてエンターテイメントに至るまで、全てリセットする覚悟で、経済活動...続きを読む