ミシェル・クオのレビュー一覧

  • パトリックと本を読む:絶望から立ち上がるための読書会

    Posted by ブクログ

    私は恥ずかしながらアメリカの歴史を知らない。白人の黒人への差別問題もなんとなく学生の頃に授業で触れた程度で詳しくは知らなかった。
    アジア人への差別問題も、耳にすることはあっても経験もないため実感は持てないのが現実だ。
    アメリカに対しては、世の中の雰囲気的にもどこか「憧れるべき国」だという印象があって、このことと繋がらないこともあるだろう。

    この本を読んで1番よかったと思えるのは、今でも根付いているこの問題は、私たちが「差別はよくないよね」「差別はやめよう」と言って通じるほど単純な問題ではないのかもしれない…と言うことに気付いたことだ。

    作者のミシェル・クオは台湾系のアメリカ人。その説明だけ

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    2020年06月26日
  • パトリックと本を読む:絶望から立ち上がるための読書会

    Posted by ブクログ

    パトリックと本を読むのは主に後半から。
    パトリックとの出会いや経験を通じて、自身と他人の人生のままならさと向き合う話。
    本を読むのは良い。

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    2023年09月28日
  • パトリックと本を読む:絶望から立ち上がるための読書会

    Posted by ブクログ

    台湾系アメリカ人の筆者が、未だアメリカ国内で人種差別が激しく、最貧地域のひとつミシシッピ・デルタのヘレナで、殺人を犯して捕まったかつての教え子のいる刑務所に本を届け、読書会を催し彼を再生していく物語。

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    2021年01月23日
  • パトリックと本を読む:絶望から立ち上がるための読書会

    Posted by ブクログ

    著者とかつての教え子パトリックが「読書」を通して、他社理解、自己理解を深めていく記録である。

    著者が文中において引用される文献から、彼女の膨大な読書量や知力が垣間見れる。また、強い信念と行動力には頭が下がるが、彼女を突き動かしているものは、アジア系アメリカ人という出自にヒントがある。

    黒人差別だけでなく、黄色人種の差別もさらりと触れており、アメリカにおける人種差別の根深い問題を軸に、著者は他者理解の難しさ、理想と現実のギャップを綺麗事を並べることなく、素直に語っている。

    唯一救われるのは、静かな環境とたくさんの本、大人の少しの導きがあれば知的成長は誰にでも約束されるということを証明してく

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    2020年09月20日