芹澤知のレビュー一覧
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匿名
ネタバレ 購入済み読める幸せ
ジャンルとしてBLのカテゴリーに収まってしまうのが惜しいくらい、大河ドラマを読んでいるような壮大なストーリーです。
読み終わったあとの読了感がスゴイ。
扱う時代が時代なだけに謎も多く、先生自身も色々な文献、資料を参考にされたのが文末でわかります。
連載当時の環境や設定が設定なだけに大変だったであろう諸々を感じさせず一気に先生の緻密な画力とストーリーで物語へ引き込まれていき、最後は彼らなりの幸せを掴み終わります。
それからの2人を知りたいと思いますが、先生的には一度完結とされているので、きっと彼らならお互い支え合い幸せに過ごしていくと想像しておきます。素敵な物語を改めて再販し読めるようにしてくだ -
匿名
購入済み純愛
美容師と俳優が出会ってセフレになって恋へと転換するありがちな芸能界モノかと思いきや、全然違った。深くて綺麗で尊くて…本当にステキな純愛を見させていただきました。
大河の全ては16歳のあの日あの場所で始まったんだね。大河のアイコンには、そういった意味もあるのかな?最終話の冒頭、慧が船の中で目覚めた時の船窓の描写がそのアイコンとほぼ同じだったから、そこから描かれるこの作品の集大成への作家さんの決意のようなものを勝手に感じたんだけど…深読みしすぎ笑?
ただ、ここで完結なのはもったいない!今後、大河は世界的な俳優へ、慧は再びヘアメイクへ…といった流れになるのが必然じゃないでしょうか。カンヌで笠松さ