石倉秀明のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
できるだけ人付き合いを避けて働きたい
そもそもコミュニケーションってなんだ
リモートワークでのコミュニケーションに不安がある
コミュ力を上げることに限界を感じている
そんなあなたに読んでいただきたい一冊です。
おすすめポイントランキング
第3位「コミュ力の高さと仕事の成果は関係ない」
宴会で場を盛り上げるのが上手な人、朝礼で気の利いたジョークを言える人、羨ましいですよね。
みなさんのイメージするコミュ力の高い人は、正にこんなイメージなのではないでしょうか。
まずは、そういう人が仕事で高い成果を出せているかというと、必ずしもそうではありません。
コミュニケーションが苦手な筆者の営業成績はいつもトップクラス。
これを聞いて多くの人は、「はいはい、自称コミュ障なだけでしょ」と思うでしょう。
たしかにコミュ力が高い人は、場を制したり、周りを察する能力があるかもしれません。しかし、それが面接で有利に働くことはあっても、実際の仕事の現場で個人の能力が試される瞬間に役立つでしょうか。
むしろ、「コミュ力以外の能力」をきちんと見極められるか。それを考えた方が優秀な人材を仲間として引き寄せることができるのではないか、と筆者は語っています。
第2位「苦手を乗り越えた技術」
では、コミュニケーションが得意ではない筆者が、なぜ優秀な成績を納めていたか…それは、コミュニケーションという大枠で真っ向から戦うのではなく、「仕事において」必要なコミュ力として、2点だけを磨くことに集中したことにあります。
それは、
①相手の言っていることを正しく理解できる
②こちらの伝えたいことを伝えられる
ということでした。これは、訓練次第で誰でも身につけられる技術です。
そもそもコミュ力は、以下のように複雑で多様な要素で成立しています。
・種類
・手法
・対応
・人数
・ツール
これらから、自分が得意なパターンを確認し、自身のコミュニケーションタイプを理解します。
大事なのは、コミュ力が高いか低いかではなく、自分が得意なパターンでコミュニケーションを取るようにすること。できるだけ苦手なパターンを避ける、あるいは、なんとかごまかせる技術を身につけることです。
第1位「コミュ力が高い人は特別だと諦める」
全てにおいてパーフェクトな人などいません。
中には、筆者のように、ある程度パターンが決まっていて、目的がある会話が得意な人もいれば、察するとか聞くことが得意な人もいます。
だから、コミュ力という言葉に惑わされず、自分の特性を把握しましょう。
トーク力をあげるのであはなく、伝えるべきことを伝えられることの方が重要ですよね。
苦手なら、苦手なりの戦い方があるのです。
・番外編
この本は、2020年8月、コロナ禍で出版されました。そして驚くべきことに、全ての打ち合わせ、出版まで、リモートで行なっています。
リモートワークでは、自分が作業で困っていても、誰かが気づいて声をかけてくれることはありません。「SOSの力」が必須となってきます。
リモートワークが進むと、それまでと違った「コミュ力」が求められます。
新しい働き方として求人も増えているリモートワークについて、どんなことに気をつけるべきなのか、ノウハウも掲載されています。
気になる方はぜひ読んでみてください。 -
Posted by ブクログ
ネタバレコミュ力と一概に行っても仕事とプライベートは別々。コミュ力という要素を分解すると、得意不得意が見えてくる。
コミュニケーションは、相手を理解することと自分の考えを、伝えることだけを意識する。
うまくコミュニケーションを取ろうと思わず、この2点に徹し自分がコミュニケーションを取りやすい方法で取る。チャットでも構わない。
自分はコミュニケーションが苦手であったが、うまく伝えなくていいと思って気が楽になった。
会議で発言が苦手だったので、文字が見たら誰でもわかるように工夫したり、プレゼンではメモに打ち込んだり、コミュニケーション能力が低くてもできる方法があり参考になった。 -
Posted by ブクログ
やや営業向けかな - 「THE FORMAT 文章力ゼロでも書ける究極の型」★★★☆☆
フジテレビのニュースαでコメンテーターをしている人ですね。全社員がフルリモートっていうすごい会社だったな。そんな対面のない会社が成長していく秘訣が本書にあるFORMATだ。なるほどわかりやすい。やや営業職むけっぽいところがあるけど、リモートに対する取り組み方とか参考になったな。・連絡ではなく対話のつもりでやる(何度もやり取りするほうが単純接触効果がUPする)
・大事なのは「間違いなく理解すること」
#仕事の文章は同じ目的地へと導く地図
・現状(現在地)
・目的(行き先)
・締め切り(かかる時間)
・論点、気をつけるところ(目印)
・メリデメ(予想される注意点)
#万能フォーマット
・この文章を、なんのために書くのか?
・この文章を誰が読むのか?
・現状はこうなっています
・問題はこれです
・こういう対応をしようと思っています
・判断してほしいこと
・いつまでに返事がほしいか
#指示フォーマット
・この文章を、なんのために書くのか?
・この文章を誰が読むのか?
・具体的に頼みたい仕事
・注意してもらいたいこと
・必要なデータ
・疑問や質問がある場合
・この仕事の期限
#承認フォーマット
・この文章を、なんのために書くのか?
・この文章を誰が読むのか?
・現状はこうなっています
・問題はこれです→この課題の元データはこれ
・課題の原因仮説はこれです
・仮説の根拠はこれ
・解決施策はこれ
・施策によりこんな効果を期待しています
・これで進めてよいか?
・いつまでに返事がほしいか
#方針決定フォーマット
・今日のゴール
・メリデメ
・論点
#テクニック
・会話はチャットで、相談内容は資料で
・推測せずに、具体的に聞く
・1トピック1メッセージで、1つのメールに違う内容を書かない
・事実と印象と意見をわける
・適切な「たとえば」をつける
・解釈が分かれそうなら、定義を決めておく
・主語を小さくする・・・みんなが言っているではなく、具体的に〇〇が言っている。
・数字を入れる
・比較を入れる
・物事が決まるまでの「過程」を書いておく
#議論が弾む会議アジェンダ
・ゴールと前提条件を書く
・1つの会議のゴールは1つに絞る
#通達のフォーマット
・現状
・今期の目標(課題)
・今季の戦略
・戦略達成のための行動指針
・具体的な取り組み
#今の時代に大事なこと
・複数チャネルから複数のメッセージなにからやる?→来た順からやる
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マルチタスクの基本は「すぐやる、すぐ返す」(玉は持たない)5分考えてわからないことは詳しい人に聞く。その間に相手にいつまでに返すという返事だけしておく
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テキストコミュニケーションの本質は会話が文字になっただけ
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うぎゃあ!やべぇ!でもいいから困っているときはなにかかけ。、書かないと気づきようがない。
#考えることとは…
・情報を集め
・事実と仮説に分けて
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問題を設定すること
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自分で考える上で大事なのは解決策よりも、何を解決すべき?だ
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Posted by ブクログ
タイトルと内容がやや乖離しています。様々な文書のフォーマットを紹介するというよりは、ビジネス文書の書き方の基本を説明する本ですね。推敲したbefore afterが並べられているので、分かりやすいかと思います。社会人初心者用ではあるが、ある程度年次を経た人でも感想レベルの報告を上げてくることが多いので、改めて読み返すとみなそれぞれ発見があるのではと思います。
全体にリモートワーク下での的確な文書の重要性を解いており、その点は100%同意します。リモートワークかどうかに限らずですが、ビジネスにおける文書(メールやチャット含む)は生産性や信頼感の低下に直結するので、誰しもが一定レベルまでのスキルアップを図るべき。
リモートワークの敵は疑心暗鬼、というフレーズは刺さりました。 -
Posted by ブクログ
マネジメント関係の本探していて興味持ち、購入。
リモートワークなど働き方が多様化していく中で、マネージャーは管理をしない、という考え方は個人的に大変興味深く感じた。また人を育てるでなく役割を育てる、というのも採用しようとしている中で、良い視点を得られたと思う。やるべきことを、期日までに確実にやるのも成果という点も、評価するとき/される上で大切と思う。
ちなみに冒頭で過去の失敗談も出しているが、この著者自体はかなりできる人だと思う。特別なことは何もしていないのだから、あなたもできるでしょう?という考えは、自分も持ってしまうところがあるので気をつけたい。 -
Posted by ブクログ
マネージャーは部下を管理したくなるものだ。仕事の進捗状況を細かく把握し、うまく行かなそうな点があれば軌道修正する。リモートワークになったら顔が見えないし、家でサボっているかもしれないからなおさらだ。場合によっては、対処方法まで事細かに指示する。管理職だから当然でしょ?
しかし、この手法(マイクロマネジメント)には限界があるという。他の人間である以上、部下と自分は同じ価値観を共有しているわけではないから、自分と同じように再現はできない。しかも、自分で考えて行動したわけではないので、結果が出てもそれを理解できず、成長につながらない。むしろ、管理職は部下の邪魔をせず、成果を出すための情報や考え方を伝授したり、環境を整えたりするにとどめる。メンバーが自走できるようにし、結果が出れば、人は勝手に成長する。
管理職がモチベーションを高めてあげる必要もないという。社員には、めちゃくちゃ働いて成長したい人もいれば、生活できるだけの給料がもらえれば早く帰りたいという人もいるだろう。それはそれでよい。結果にしたがって給料が変動する仕組みにしておけば、能力があって頑張れば給料が上がるし、サボれば給料が下がる。それは個人の選択なので、管理職がコントロールすべきことではない。
昭和のように、会社に忠誠を誓う社員は今やほとんどいないだろう。多様な働き方が求められる現代のマネジメントの参考になる部分は多かった。他方で、著者の経歴は偏っており、ベンチャーで通用しても古典的な日系企業ではなじまない点も多く、その点は注意したい。また、これを実践するためには、日本社会全体で、解雇規制を緩和するなど労働市場を効率化する方向に持っていかないと難しいかと思った。 -
Posted by ブクログ
コロナの影響により、リモートワークを実施する企業が増えていますが、これからの多様な働き方が求められる時代のマネジメントは「邪魔をしない」ことだというのが本書の主張です。著者は、ほぼ全員がリモートワークで働く会社を経営しており、かつてリクルートやDeNAなどでの勤務経験があります。
リモートワークが進むなかで、これまでのマネジメントスタイルをシフトする必要があり、マネジャーの役割も変わってきています。多様な人材、多様な働き方が求められている時代に、必然の流れでしょう。このような時代だからこそ、どこを重視するか、これまで常識だと思っていたことが本当に正しいのか、考えるためのきっかけになる一冊だと思います。
▼これからの時代、リーダーや経営者に必要な認識とは「多様な働き方を許容し、個人がもっと自由に働けるようにしていくこと」だと私は考えています。それが個人の生きやすさにつながるだけでなく、会社としても、多様な働き方ができる会社や組織ほど、優秀な人材が集まり、会社組織として強く伸びていくことにつながるはずです。そして、この多様な働き方の時代に必要なのがマネジメントの考え方を根本から変えるということ。そのキーワードは「邪魔をしない・何もしない」というものです。
▼「何もしない」というのは、マネジメントも何もかもせず放置する、ということではない。必要以上の干渉や監督をしない、邪魔をしないという意味
▼任せている仕事や役割、求めている成果を出してもらうことについてはマネジメントすべきだが、それ以外のことについては口出ししないし、邪魔をしないことが重要になってきている
▼「邪魔しない」「何もしない」とはいえ、もちろん最低限のルールは必要
「会社と個人として、求めている役割や果たしてほしいミッション」は決まっていないといけないが、それが果たされているのであれば、お互いの働き方や周囲との付き合い方、会社との距離感などは干渉しない
会社組織のパフォーマンスを最大限出すためには、そういった「考え方」が必要
▼異なる価値観の人たちを束ねて、きちんとコントロールしながら結果を出すことが、これからの上司やマネジャーの大きな役割になってきている
▼人は育てるものではなく、育つもの
成果を出すための情報や考え方を伝授したり、環境を整えたりすれば、多くの人は結果を出せるようになる。結果が出れば、その理由を理解して次に応用できるようになる。応用できることが増えれば、人間の成長は勝手に加速していく。
人は成長したから結果を出せるのではなく、結果を出し、なぜ結果が出たのかを理解できた時にはじめてメンバーは成長する。マネジャーの仕事は、メンバーの結果が出るようにしてあげること。そしてそれがなぜなのかを理解してもらうようにサポートすることが重要
▼これからのマネジャーやリーダーは、「一体感がないといけない」「全員がビジョンに共感しているほうがいい」といった考え方から離れたほうがいいでしょう。なぜなら、今の時代、その前提はただの幻想になっているからです。
▼マネジャーが求めるべきものは「役割を果たしているかどうか」
▼マネジメントというと、行動のマネジメントばかりしている人がたまにいるが、それはただルールを守ってもらえば済む話であり、本来のマネジャーの仕事ではない。本来のマネジャーの仕事は「成果のマネジメント」をすること
▼マネジャーの仕事は「チームに与えられたミッションを、チームで達成すること」だけ
▼本質的には、「ミッションの達成だけがマネジャーやリーダーの責任であり、その実現に向けてメンバーへの働きかけをする」ということが仕事。
極端に言えば、最初からミッションが実現できるチームであれば、これといってメンバーに働きかける必要はない。邪魔をせずに、チームの動きを見守っていればいい
▼「チームに与えられたミッションを達成する」というミッションから導かれるマネジャー・リーダーの役割は、徹底的にシンプル
①目標を設定する
②各メンバーの権限を明確にする
③情報の透明性を高める
④「何を言っても大丈夫」という雰囲気を作る
▼部下やメンバーに主体的に働いてもらう4条件
①自走を可能にする情報が共有されていること
②自身の判断で動いていい権限を与えられていること
③自身が何をすべきか考える能力を備えていること
④失敗してもマイナス評価にならないこと
この4条件は「当事者意識を持つ」ための条件でもある
▼当事者意識はマインドの問題と思われがちだが、会社の仕組みの問題
▼必要な社員を失わないため、会社がやるべきことは、やはりリーダーやマネジャーの「言行一致」がすべて。働く人たちや社会の変化に合わせて会社が変わっていく必要がある
<目次>
第1章 多様な働き方時代のマネジメント・シフト
第2章 ルールチェンジが起きている
第3章 これからのマネジャー・リーダーのあり方
第4章 これからのチーム・組織のあり方
第5章 リモート時代のマネジメント仕事術 -
Posted by ブクログ
この本は、コロナ以前から社員全員がリモートワークをしている株式会社キャスターのCOOが、リモートワークのあり方について自社の経験を交えて書かれた本です。
著書の中で特に印象に残ったことを2つ、ご紹介します。
①アウトプットは大事、でも途中段階でのコミュニケーションはもっと大切
・リモートワークでは、アウトプットはもちろんだけど、それよりも途中段階での進捗報告や相談などのコミュニケーションの「量」を増やすことが大切
・仕事で困ったら、相手の感情を推測して疑心暗鬼に陥る前に、思ったことはどんどん発言し、「やり取りの回数そのもの」を増やしていくことが重要
②基本ルールを守れるのは強者だけ
・基本ルール、いわゆる五体満足で正社員で家族の看護もなく毎日出社して日中フルタイムで働けて残業もできる、そんな働き方ができるのは一部の強者だけ
・本人がいくら望んでも、基本ルールに則った働き方がどうしても出来ない人たちは多くいて、経営者がそういった人たちのことをどこまで想像して働き方のルールを作れるかが重要