佐藤章のレビュー一覧

  • 湖池屋の流儀 老舗を再生させたブランディング戦略

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    ネタバレ

    湖池屋をプライドポテト、じゃがいも心地、ストロングなどのヒットを飛ばし、湖池屋を再生(従業員含め)させてきている社長の書籍。もともとキリンビールでの営業、キリンビバレッジでの商品企画(FIRE、生茶)などをさまざまな職種を経験してきている。
    「創業者がやりたかったことを現代に蘇らせる」を意識してリブランディングをおこない、とにかく企業はブランドを大事に(カラムーチョのパッケージロゴを変えただけで毎年20%の伸び。これはプライドポテトで培った高品質、おしゃれという市場イメージによる)というコンセプトで取り組む。管理職の役割は結節点。人と人が結び合う場所にいて、話を聞き、承諾し、ゴールを共有する。

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    2023年12月30日
  • 職業政治家 小沢一郎

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    お恥ずかしい話だが、私は政治に無関心で、政治が分からず大人になった。
     しかし、それではいけないと思っている。自国を守る為にも、多くの人が政治に関心を持つべきだ。
     国民が賢い国ほど、強い国はないと思うのだけれど、手遅れかと思う時もある。

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    2023年09月20日
  • 職業政治家 小沢一郎

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    うーん。なんだかな。著者が小沢一郎をヨイショし、2人であべ首相をこき下ろすのがなんだか空々しい。

    日本が悪くなっている、安倍政権が悪い、とはいうけれど、小沢一郎がなんとかできるとも思えない。小沢さんとその周辺の人たちで、各省の担当分野について各分野の専門家の意見から真実を選び、官僚を動かすリーダーシップと実行力を持つことができるのか?

    核のゴミ問題も、韓国との国交問題にしても、安倍がダメだ、しっかりと根本的に考えなければいけない、ぜひ政権交代を果たさなければならない、の繰り返し。

    インタビュアーの方も、その件に関して具体的な小沢さんの代替案はあるのですか?それはどうやって実現するんですか

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    2021年04月21日
  • ヒットを生み出す最強チーム術

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    2016年1月
    プロフェッショナルに出ていたかなり、人間的にできてそうな、よさそうなオジサンだと思って、どんな人なのか知りたくて買った本。その割に内容は割と淡白でもしかしてこれってだれかゴーストライターが書いてるんじゃないの?おじさんの好さが全然でてない。残念。
    ノート術が乗ってるんだけど、意外と細かくて、これもまたギャップ。

    こういうビジネス本を読むと思うんだけど、男の人ってほんとうに仕事のはなししかかないね。こういう本に「家族」とか「奥さん」の話をちらつかせて書けるビジネスマンが日本には必要だと思う。

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    2016年02月11日
  • ヒットを生み出す最強チーム術

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    生茶やFIREの誕生、一番搾りのリニューアルなどを手がけたキリンビールの有名マーケッターの一冊。チーム術というタイトルには即していないものの、どうやって製品を生み出してきたかというエピソードや周囲を巻き込んでいったというあたりはリーダーシップ研究の一助にはなると思う。
    1000の新商品に対し3つしか生き残らないという熾烈な業界のなかでいかにヒットを生み出していくのか、というのはこれからも課題なのでしょう。

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    2013年03月24日
  • ヒットを生み出す最強チーム術

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    著佐藤章さんの経験を踏まえ、劣勢に立たされた状態からのマーケティングチームとして追求に追求を重ねた商品作り物語を語る一冊である。当時のビール業界、またその移ろい、さらには内部状況も読者に十分な内容が語られている。
    ビール業界について知る分にはいい一冊だと言える。しかしマーケティングの真髄とは、また困難を乗り越える精神力等、内容に関しては「こころで動かすマーケティング-コカコーラのブランド価値はこうしてつくられる」の方が細かな説明と内容の濃さであると個人的には思う。

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    2011年05月19日
  • ヒットを生み出す最強チーム術

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    当初タイトルの「チーム術」という部分に惹かれて購入したのだが、「チーム術」という観点では裏切られたこととなった。 てっきりヒット商品を生み出したカリスマチームリーダーが心を砕いたチーム向上術が書いてあるかと思い込んでいたのだがさにあらず。 新製品の商品企画・開発のドキュメンタリーという方が正解であった。 ドキュメンタリーとマーケティング手法の実例と捕らえればそれなりに有用な書籍であるが、一般論としてのマーケティング本ととらえると、商品の性質上 飲料水向けのマーケティング話になってしまうのは仕方がない。

    そうは言っても、未知分野ゆえに興味深い部分も多々あった。
    ・消費者が清涼飲料水の売り場

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    2010年01月09日
  • ヒットを生み出す最強チーム術

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    「目利き」(プロデューサ・調整管理役)と「火知り」(クリエータ・職人)。
    チーム内のメンバーの役割をこの2つに大別し、主に「目利き」側がどう行動するべきか解説されています。

    具体例として、「FIRE」「一番搾り」「午後の紅茶」などのキリン製品開発経緯が挙げられており、この部分は単純に話のネタとしても面白かったです。

    開発の舞台裏でどういうことが行われているかを知ると、製品を観る目も少し変わりますね。目から鱗でした。

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    2009年11月23日