中山信一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
谷川俊太郎による「うそほんとのの詩をもとにして書いた不思議な絵本。
ぼくは きっと うそをつくだろう
という一文から始まり、ぼくが犬と散歩しながら考える。
おかあさんはうそをつくなというけれど
くるしいとしっているからそういうんだとおもう
うそでしかいえない ほんとのことがある
道端の蟻の群れを見ながら
よその犬とすれ違いながら
雨宿りをしながら
水たまりに写った顔を見ながら
公園の滑り台ですべりながら
夕暮れになって帰る道で
ずっーとぼくは考える。
うそはだめだよと言われても
そんなことはわかってる
どんな気持ちになるのかも…
だけど何度もうそをつくだろうと。
子どもの正直な