島﨑今日子のレビュー一覧

  • ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒

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    ジュリーの歌手活動56年の歩みを読みながら、こと音楽に限って言えば、良い時代に生まれたんだなぁと思った。

    ナレーション風に語れば…
    かつて、我が国には歌謡曲という大衆音楽が存在していた。抒情や哀愁を帯びた歌、道ならぬ恋を哀切に歌い上げる演歌、フォークやロックをあくまでもパーツとして取り込んだ歌…。多種多様な音楽ジャンルを丸ごと飲み込み、噛み砕いた音楽家たちはこれまでの大衆音楽の既成概念を蹴散らすような勢いで次々と斬新な曲調の流行歌を創り、それは巷に溢れた。歌謡曲、それは大衆音楽の器であった。(ナレーション終了)

    というように歌謡曲はEXPO70がファンファーレよろしく70年代に一気に花開き

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    2023年08月05日
  • 森瑤子の帽子

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    ジャーナリスト島崎今日子が森瑶子の周囲にいた人に会ってまとめた証言。
    『情事』など彼女の作品を読んでみたくなります。
    「森瑶子」は私の高校から大学時代にかけて通過したバブル期のアイコン。
    毛皮、肩パッドの服、真っ赤な口紅。

    書くために生きるのか、生きるために書くのか。一作品も読んでいないのにその人となりに惹きつけられた。森瑶子さん、相当な「人たらし」だったのでしょう。 「幻冬舎」の由来も知れた。意外や意外。しゃぼん玉のように皆が上へ外へ向かって行った、あのバブル期を回想できた。面白かった。

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    2020年12月13日
  • ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒

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    少し前に、
    同様に沢田研二に書かれた本を読んでいたが、
    断然こちらの方が充実していた。
    売れなくなってからのジュリーも大事だし、
    ショーケンの偉大さも知ることができた。
    読みごたえありました。
    まさに、
    「片手にピストル、心に花束
    唇に火の酒、背中に人生を」
    そのままですね。

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    2024年10月05日
  • ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒

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    GSの頃からずっと知ってるジュリーだが、こうやって読むと改めてその素晴らしさを感じた。ただ、文字数が多くて読むのにちょっと疲れた・・・

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    2023年11月18日
  • ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒

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    ドンピシャ世代ではないおかげで知らない事だらけ
    知らなかった繋がりがわかって大興奮!

    ただ一番の興奮はジュリーという存在がいかに多くの
    人々を魅了しまくっていたスターだったのかを知れたという事実かもしれない

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    2023年10月17日
  • だからここにいる-自分を生きる女たち

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    本当に読んでよかった。
    覚えているなかで、人物ルポというものは初めて読んだ。
    世界にはこんな人もいるんだ、と。
    読んでいるうちに、なんだかじっとしていられないような、自分のなかのなにかが突き動かされるような感覚になった。

    もっといろんな世界を知りたいと思えた。

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    2022年08月05日
  • だからここにいる-自分を生きる女たち

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    すごい本を読んだなと思いました。
    何か表現する人というのは小さい頃から何か自分のなかに熱い物というか、大きなものを抱えているものなんだなと思いました。
    がっつり入り込んで読んでしまいました。
    島崎今日子さんの取材の仕方、インタビューの仕方がすごいのかも。だから、ここまで入り込めたのかもしれない。
    一番印象に残っているのは重信房子さん。
    この本を読むまで彼女のことを知らなかったのですが、読みながら、こんな人生あるんだと衝撃的だったし、この方のこと書いても大丈夫なのかと心配にもなりました。
    登場する人たちの行動力がすごくて、とても真似できないし、これだけの行動力があるから何かを成し遂げられるのかも

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    2022年04月24日
  • だからここにいる-自分を生きる女たち

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    「森瑤子の帽子」がおもしろかったから、島崎今日子さんに興味を持ち、本屋で彼女の新刊を見つけたので購入しました。「森瑤子の帽子」でもそれはしっかり現れていたが、凄腕インタビュアーなのである。あるいはジャーナリスト。

    こんなふうに人物を紐解いて、物語に仕立てることができるなんて、あっぱれである。

    しかし知らない人も多かった、黒田育世さんとか北村明子さんとか。黒田さんの踊りを観に行かないと。

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    2021年07月15日
  • ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒

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    ジュリーのズバリハマった年代です
    本の厚さの割には、ジュリーに関わった人達の話ばかり
    全部読み切れてないのですが、本人の心境などもっと知りたかった

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    2024年06月19日
  • ジュリーがいた 沢田研二、56年の光芒

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    ジュリーを追うことによって日本の音楽シーンのあれこれを多方向から振り返ることになり、結果、重なる記述がとても多くなっている印象。
    まあ、とにかくジュリーが特別な人だということはよくわかる。

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    2024年04月21日