日野田直彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
海外留学について知りたくて読みました。
著者は、高校などで校長経験のある方で日本の教育システム、その問題点を素直に書かれていて信用できる内容だと思いました。
一番印象的だったのは、Who are you?という質問に答えれますかということです。
今の私でも答えられないことを海外留学する子達は、答えることができるようになるために勉強していると思うと、日本にいててはいけないのではないかと思うようになりました。
海外留学について調べれば調べるほど、当初想定していた、私立大学にいく分だけ貯金しとけばいいやと思っていた自分に後悔しました。
子どもが、行きたいといえば行ける環境をつくることしかで -
Posted by ブクログ
ネタバレ海外の大学に進学する際には「Who are you?」あなたは何者なのか?他の人とは違ってどういうところで貢献してくれるのか?という「あなた」は何がしたいのか、何ができるのか?という視点で聞かれることを初めて知った。
日本にはない発想というか今まで考えたこともなかったことだったので、自分ならなんと答えるか?と考えるとかなり難しかった。
自分はもう社会人なので、大学進学はもう無理ですが(←と書きながらこれも自分で自分の限界を決めてしまっていてよくないなと思いました)
自分で限界を決めずチャレンジしてみることは大事だなと思いました。
あとがきに書かれていた「実るほど頭を垂れる稲穂かな」は最近耳 -
Posted by ブクログ
なおさんの考え方、日本中にもっと広まってほしい!
オーナーシップとパーパスの欠如。
オーナーシップとは、責任を自覚し、果たすこと
学校で身につけるべき3つ
知識
スキル
マインドセット、こうだからこうと考えること
スピーキングが苦手なのは、思考力、社会力、即興力。自分で考える力、それを論理的にわかりやすく他者に伝える力のある、他者との議論を通じて自分の考えや意見を深めたり高めたりする力。さらには短時間で仮説を立ててそれを検証、改善する力!
勇者になれ。必要なのは、世界の行末を的確に予測し、生き抜くために必要な最低限の知識と、ロジカルシンキング、プレゼンのスキル、オープンマインドでチャ -
Posted by ブクログ
世の中の移り変わりを敏感に感じ取り、いち早く仕事に落とし込むのも教育現場の役割だと思います。これから社会を担っていく生徒に、再現性のあるスキルを教えていくのも教員の仕事です。著者は、勉強はコストパフォーマンスに優れていると述べています。私もそう思います。また、教科を学ぶことはもちろんのこと、学校とは、本来はきっかけを与え、可能性を広げる場所であり、大切なのは人生の選択肢の幅を広げることだとも述べられています。まさにその通りだと共感できます。前作の【なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか! ?】に続いて読み終わった後にやる気がみなぎってくる内容です。教育関係