三永ワヲのレビュー一覧
-
購入済み
ちょうどいい終わりかた
小夜はこう思っていたという目線も見られて眼福。もう、それぞれが自分達のこう思っているんじゃないかという思い込み、思いすぎで縛っていただけなんだ。まあ自分の大切な人が自分と関わったあとに事故で死んだらそう思ってもおかしくない。でも、最後はみんなとらわれていたものを解き放って幸せになっていたように思うので良かったです。こんなに恋愛でもないけれど、人間らしさがつまった短編の漫画ってなかなかないので結構気に入っています。ありがとうございました。
-
購入済み
昔を思い出す
童心を思い出すどこか懐かしい感じがしてお気に入りの漫画。変わらないこともあるけれど、変わることもあるんだね。同級生の心ない感じが腹立ってしょうがないけれど、それと裏腹に先輩が知ろうとしていたり、ちゃんと見ている人は見ているよ。桃と佳一郎、それぞれが心のなかにあるもやっとした気持ちを早く取り出して、少しでも軽くして、幸せになってほしいな
-
購入済み
描写が美しい
気になっていた漫画。夏休みに幼馴染みってあるあるだけど、伏線を回収しているというか、校門の鍵と心の鍵とかけていたり、そういった描写が繊細で、キャラクターそれぞれの心と行動が自然体で良い。
変わらないことを願っているのか、償い目的なのか…今後も楽しみ -
ネタバレ 無料版購入済み
切ない
投げかけられた言葉に対して真剣に受け取らなかったがために友達を失った女の子と、その友達の弟のひと夏を切なく情感的に描いたお話。
主人公の桃には小学校のころからずっと一緒だった一番の友達がいた。
その友人小夜は中学に入っても高校に上がってもずっと一緒だと思っていたがある日突然桃の前からいなくなった。
歩道橋で事故にあい亡くなったのだった。
周りの人たちは不幸な事故だと思っていたが桃にはそう思えない理由があった。
実は小夜が亡くなる前に彼女から告白されていたのだった。
青空の下いつものように一緒に下校していた二人だったが小夜の様子が少しおかしい。
その時彼女が「桃のこと好きかもし