クラフト・エヴィング商會のレビュー一覧

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    クラフト・エヴィング商會がデザインした本が499冊になったことを記念して500冊目に発行された。本の顔である装丁について、デザインについて、精鋭たちの対談形式で進んでいく。ピックアップされた表紙の一覧は圧巻!!本文を全部読んだ後で表紙を見てみると思わずほう……と嘆息してしまう。

    三章:リボンをかけた小箱をプレゼントするように
    「ノイズ」と「ほつれ」と「にじみ」
    プリマー新書は一律ではなく、子供たちにリボンをかけた小箱をひとつひとつプレゼントするようにつくりたいと思ったんです。で、その小箱の色とか形とかリボンの長さや柄といったものは、みな違っている方がいい。(p100)

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    2025年12月10日
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    うらやましい仕事を続けているクラフト・エヴィング商會。
    デザイン創作の秘密が紙上トークショー形式で綴られる。やっぱりかなりアナログな手法と観念で制作されているのですね。表紙デザインの際には束見本必須というのも「らしい」としか言いようがない。この出版不況のなか、こんな贅沢が許されるだけの仕事してるよね。これからの活躍にも期待しちゃいます。

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    2025年10月18日
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    ちくまプリマー新書500冊おめでとうございます!「『子供たちに何かひとつだけ伝えるとしたら、あなたは何を伝えますか』ーーそういう本をつくりたいというお話を編集者から聞きました。」「子供たちにリボンをかけた小箱をひとつひとつプレゼントするようにつくりたいと思った」あたりの言葉が素敵な装丁になる理由なのだなあと思いました。

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    2025年08月21日
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    装幀以外の創作活動も旺盛な姿勢はうらやましい限り。ちくまプリマーの装幀はシンプルな印象があるが、並置して眺めると違った感想を得られる。装幀自体の話も、どこかふわりとした空気感がありながら芯の存在も感じられる。

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    2025年11月07日
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    著名な装丁家のデザイン論というか、装丁制作の過程を会話調でわかる一冊。

    サンプルを見ながら、著者の制作の考え方や、そのバックグラウンドを知ることができる。

    ちくまプリマーは、色々なことを中高生でもわかるくらいの難易度でわかるので、大人にこそオススメ。捨てられない本も多い。一冊ずつデザインが違う理由もわかってスッキリした。

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    2025年10月20日
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    ちくまプリマー新書、記念すべき500巻目です。この本は、クラフト・エヴィング商會のお二人の対談とプリマー新書の装幀セレクションでした。ファンである読者の私には、たまらない一冊でした。

    ◯が吉田浩美さん、●が吉田篤弘さんで、おしゃべりをそばで聞いているような感じの本でした。

    似ているところが多いからか、お二人の仲のよさとお互いをリスペクトしている感じが伝わってきました。装幀の仕事の仕方や、お二人がクラフト・エヴィング商會になるまでのこととか、とても興味深く読みました。デザインの仕事をする楽しさが、文面から溢れていました。

    プリマー新書の装幀集は、カバーのデザイン128点。お二人がセレクトし

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    2025年09月28日
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    ネタバレ

    ちくまプリマー新書はクラフト・エヴィング商會が一手に担っていたのですね。
    なんてことないデザインと言ってしまうと失礼なのだが、どれも極めてシンプル。
    一見こういうデザインなら自分でも出来るんじゃ!?と勘違いしてしまいそうだが、このミニマルな意匠の中に詰め込まれたこだわりとユーモアと心地よさの結晶はそう簡単に創り出せるものではない。

    吉田ご夫妻の2人語りでお二人の仕事の仕方だったり、向き合い方を紹介するという設定なのだが、いつの間にか片方がもう片方をインタビューしているみたいな体になっていて、それがある瞬間するっと入れ替わって一瞬どっちが語っているのか分からなくなるという不思議な読み心地だった

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    2025年09月14日
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    本の装幀、なかなか面白い世界。私が読みたい本は表紙や装幀で決めることが多いので。
    プリマー新書読みたくなった。

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    2025年09月09日
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    前半は、クラフト・エヴィング商會がクラフト・エヴィング商會になるまでを、お二人が語る。
    500冊になったプリマー新書の装幀選を挟んで、お二人がこだわる装幀についてを、プリマー新書の実際を例に打ち明けている。
    クラフト・エヴィングならではの装幀に、写真と見比べながら読んだ。
    この二人、好きだ!

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    2025年09月04日
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     「ちくまプリマー新書500巻記念」発刊おめでとうございます! 創刊から20年にわたり装幀を手がけた吉田夫妻(クラフト・エヴィング商會)に敬意を表します。珍しく『#東京アパート』と並行して読みました。いや〜いい仕事をしてますねぇ、の一言に尽きます。

     プリマー新書の200,300,400冊目の節目が吉田篤弘さん作品だったので、500冊目もそうだろうと思ってましたが、内容はよい意味で想定外(装幀ではない)でした。なにしろお二人の装幀に関する紙上トークショウなのですから…。

     これがまた新鮮で面白かったです。●が吉田篤弘さん、◯が吉田浩美さんで、ページ上部で交互に続きます。そして、クラフト・エ

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    2025年08月24日
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    いつも素敵な装幀で楽しませてくれるクラフトエヴィング商會の2人。今回は、タイトルの通り真っ白。潔い。
    ちくまプリマー新書は子どもの時に出会っていればよかったって本がたくさんあるんだなぁ。

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    2025年08月20日
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    クラフト・エヴィング商會のお二人は、これまで「ちくまプリマー新書」500冊のカバーデザインを作ってきたが、その中からご両人が選択した128点が掲載されている。
    せっかくなので500冊全部見たかったですが、セレクトした128点のアイデアづくりの様子が聞けます。

    そして500冊目の本書の装幀の話になります。
    いくつかのアイデアがあって、本書の試作デザインも見ることができますが結局こうなっています。
    これは「自分たちの本」だからできたという説明に納得できます。

    一冊全部が、吉田篤弘さんと吉田浩美さんの会話という形式になっていて、テンポが良くてスイスイ読めました。

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    2025年10月02日
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    本を手にとることが「喜び」や「救い」であってほしい。

    この言葉がすべてだと思います。
    本に愛情をもって向き合うおふたりがとても素敵です。

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    2025年09月21日
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    ネタバレ

    クラフト・エヴィング商會がちくまプリマー新書の装幀を続けて20年、そしてこの本が500冊目。
    「どうして装幀の仕事をすることになったか」から、デザインの仕方、考え方などを、対談形式で。クラフト・エヴィング商會らしくて面白かった。たぶん、結構ファン向けの内容。
    「本は平面でありながら立体でもある」という言葉が印象的。

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    2025年08月24日
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    ちくまプリマー新書500冊を記念しての本書。
    今回は吉田篤弘さんと、奥様の浩美さんの、「紙上トークショウ」形式。
    それがまたとても良くて、和むし癒される。
    あの素敵な装幀は、ご夫妻のこんなやりとりから生まれてくるんだなー。

    目次
    1…本は平面でありながら立体でもある
      どうして装幀の仕事をすることになったか

    2…つかず離れずというのがちょうどいいんです
      どんなふうに二人でデザインをしているか

     プリマー新書※装幀セレクション

    3…リボンをかけた小箱をプレゼントするように
      「ノイズ」と「ほつれ」と「にじみ」

    4…「何もしない」っていうのは、どうでしょう
      「過程」があってこ

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    2025年08月19日
  • ただいま装幀中

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    ちくまプリマー新書の装丁ファンとして、その過程を知れて、とても面白かった。
    これまでの装丁の一部を一覧で見れるのも面白い。じっくり見てしまう…
    そして何より、お二人の掛け合いが何というか、緩くていいですね。和みます。サクッと読めるのも◎
    デザインに興味がある方にもおすすめ!

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    2025年08月13日