星河シワスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
織田作の幸せを願うなら、このエンディングを受け入れるしかないのかな……
仕方のないこととはいえ、太宰さんの想いが織田作に正しく伝わらないのはしんどかった。森先生が敦くんを息子として迎え入れたり、芥川が武装探偵社の日常に馴染むという本編では絶対にありえない展開の数々を見れたのは良かったのだが、あまりにも太宰さんが救われなさすぎて辛い。
文豪ストレイドッグスの世界観に新たな視点をもたらしてくれる良いスピンオフなのは間違いないし、作品としての完成度も非常に高いのだが、どうしても太宰さんの寂寥感や孤独感が尾を引いてしまう。太宰&織田作&坂口の関係性が好きな自分としては、こっちの世界でも友人でいてほしかったよ。 -
Posted by ブクログ
二次創作で見かけるような悪ノリが面白い。
あの芥川が田植えをしたり、武装探偵社の風紀委員になったり、子供たちの子守をしたり……本編では絶対に拝めないような一面が垣間見えて、かつてないほどに”ギャップ萌え”というのを実感してる。武装探偵社に拾われただけで、こんな面白いキャラ(←本編の芥川も十分に面白い)に仕上がるとは思わなかった。環境が人に与える影響はバカにできないね。
その一方でポートマフィアに堕ちてしまった敦くんは、どこか刺々しいというか……裏社会を生き抜く根っからの殺し屋って感じがして背筋が寒くなる。本編での優しい敦くんを知っている分、殺意マシマシの表情を向けられてしまうと余計にゾクッとしてしまうね。 -
Posted by ブクログ
芥川と織田が武装探偵社に入社し、敦と太宰がポートマフィアに加入した世界線(IF)のスピンオフ。
キャラクターの基本的な設定や根っこはそのままに置かれた環境が違うことでどう転んでいくのか……本人の性格を考えれば「こうなってもおかしくはないな」と思えるから、多少の解釈違いはあれど、あまり気にはならないね。むしろ、その環境による変化の妙が最高に面白い。
ただ、『探偵社設立秘話』や『STORM BRINGER』のように原作の世界観を広げたり、正史を深めていくスピンオフとは違って、こっちは”もしも”を描く二次創作的な色合いが強いから、パラレル設定が受け入れられない方にはおすすめしないかな……どんな設定でも文豪ストレイドッグスのキャラクターが好きって方はハマると思う。 -
購入済み
本当にありそう
原作で描かれた院長の結末とはまた異なる結末。しかし同じく死に帰結していて、どちらも敦を祝おうとした末の末路というのが辛いです。敦も芥川も心が死んだ、そんな3巻でした。
画力から伝わる表現力の素晴らしさたるや。終盤なんて特にゾクゾクしました -
購入済み
良き終幕
獣が人になっていく物語。イフでありながらただのイフではなく、原作にしっかりと爪痕を残すイフ。表紙の太宰さんの表情が全てを物語っているような気がします。本編の太宰さんは世界のことを知っているんでしょうか。知っていそうですよね。