松尾諭のレビュー一覧

  • 拾われた男

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    著者松尾諭氏がどんな人なのか知らないまま読んで、あーあの人!
    ちょうどバス旅の番組を見ていて、ゲストだったところを見たけど、河合チーム、非常にコミニュケーション能力の高い人だった。街の人への声かけが、お仕事お疲れ様です〜始めるなど。この人のこと好きになるわ。
    水戸黄門で相手役の人を好きになるとか、借金があるとかダメエピソード満載だけれど、文章は面白く、周りにいる人も魅力的であたたかく…。
    当たり前だけど、エッセイ持った時点で、その文章能力の高さを認めていた人がいる…ということよね。

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    2025年11月05日
  • 拾われた男

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    松尾諭の、脚色ありの自伝。最後までグイグイ読ませる。27章からなり、話が単線・直線的に進むことなく、行きつ戻りつする。よく練られた構成。
    話好きなんだね。映画の話で、時間を忘れて盛り上がる。それに惚れっぽく、涙もろい。何度懸想する場面が、何度男泣きする場面があったろうか。とくにメキシコでの「世界ウルルン滞在記」のロケの章は感動的。この章でも、松尾諭は泣いて泣いて泣きまくる。
    それとわかる仮名で出てくる井〇遥や国〇佐智子が花を添えている。
    2022年、NHK-BSでテレビドラマ化。

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    2025年05月08日
  • 拾われた男

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    ドラマ見てから読みました。
    読みやすくて期待以上に面白かったです。
    松尾さんの前向きな性格が魅力的だと感じました。

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    2024年09月24日
  • 拾われた男

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    面白かったです。松尾さんが、俳優業が好きなんだなあ、きっと人が好きなんだなあということが伝わってきました。若かりし頃、ダメなところもあったらしいけれど、一貫して、仕事場で出会った人と話すことを大切にされているところが凄いなぁと思いました。それが仕事を呼び、人に繋がり、また仕事が生まれていたような気がします。
    調子の良い文で書かれていて笑っちゃうシーンもありましたが、最後に語られる話では、この本が仕事もプライベートも成功しましたっていう終わりではなく、語らなくてはいけない心の内の部分までしっかり表現されていました。

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    2023年10月10日
  • 拾われた男

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    ネタバレ

    巻末の「文春文庫最新刊」という広告には「自伝風エッセイ」と紹介され、解説の次のページには「このエッセイは史実を元にしたフィクションです。」という注意書き。
    …エッセイでフィクションてあるんだっけ(そもそもエッセイってなんだっけ)?
    先にドラマを観始めて、面白かったので読んでみた。元々は松尾諭の話なのに、読んでいてすっかり仲野太賀のイメージになってしまい、松尾諭をテレビで見ると「あのエピソードは本当はこの人の…」と不思議な気持ちになる。
    俳優のエッセイだけあって、固有名詞はぼかしてあるが撮影や共演者の話などが出て来て、これはどの作品のことだろう?京都で好きになった女優さんて?とミーハー心がくすぐ

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    2023年03月15日
  • 拾われた男

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    連載エッセイの書籍化。
    読みやすい文章構成で、次はどんな話だろうとどんどんページをめくってしまう。
    ドラマチックなエピソードが多い反面、冒頭には主題に関連する在りし日の日常的なエピソードが挿入され、主題であるエピソードへの期待感を膨らませてくれる。
    もっとこの人の文章を読みたいという気持ちすらある読後感。

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    2023年03月03日
  • 拾われた男

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    ネタバレ

     何よりも、これほどの文才に恵まれていたことに感動を覚えた。
     田口浩正に似ているだけではなかった。

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    2022年08月18日
  • 拾われた男

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    というのは、また違うお話で。という結びがクセになる。
    実話というのが信じられないくらいドラマみたいな話し。お兄さんに対する感情の移り変わりは赤裸々。

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    2024年06月16日
  • フラッパー

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    これも自伝なのだろうか。笑っちゃうくらいに打たれ強くて、めげることなくどうしてここまで次から次へと心がトキメクのだろう。ミナトとのくだりはとても大切に描かれていてその対比に胸がとても締め付けられた。ドラマでも充分に楽しませてもらったけれど「拾われた男」も読むしかない!
    共演者に恋心を抱くシーンが不可解だったが、これを読むことでなんとなく納得。

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    2023年07月10日
  • 拾われた男

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    先にドラマを見て知ったのだけも、本も楽しく、最後はホロリとさせられた。どんな時にでも、ユーモアでクスッと笑わせてしまうのがすごいなぁ。絵も味があって素敵。

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    2023年07月03日
  • 拾われた男

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    ドラマがめっちゃ面白ったので、原作を買いました。本も話を分かっていたけれど、ドラマに負けず面白く読めました。文庫は高橋一生さんが解説書いてるのも〇

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    2023年04月23日
  • フラッパー

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    ドラマ「拾われた男」が面白かったので読んでみた本。
    自伝風小説ということで脳内では松尾諭を想像しながら読み進めた。
    中盤までは学生時代の雰囲気がなつかしくてどんどん読めたし、主人公のキャラがすごい自然体でよかった。終盤、不穏な空気になってきた辺りからラストまで一気に引き込まれて読んだ。
    最後の数行で胸がギューとなった…とてもよかった。

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    2023年04月03日
  • 拾われた男

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    松尾諭、文章も描けるが絵も上手い。
    ドラマがとても良かったので読んでみたが、インパクトのある表紙の絵も本人が描いたもので、自画像も似ていて面白い。
    鮮やかな色に汚しを掛けた画風が、目立ちたがりだが恥ずかしがり屋な彼をよく表しているような気がした。
    本を開いてみると、エッセイかと思っていたら意外と字が多い。みっしりしている。
    大抵エッセイは文学作品よりも文字通り余白が多い印象だが、どうもこれは違うようだと思いつつ読み進める。

    それにしても松尾諭はパワフルで、やたらに働きめちゃくちゃ酒を飲む。
    これはもうアル中だろうと断言してしまうくらい飲みまくる。彼の肝臓は大丈夫だろうか心配になる。
    日本にい

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    2023年01月28日
  • 拾われた男

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    ドラマを観て原作を読んでみようと思いました。
    ドラマとは多少異なる部分はありますが
    主人公松尾諭さんの「ご縁」や人間味溢れる
    エピソードがドラマと同じく面白かったです。

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    2023年01月09日
  • 拾われた男

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    ドラマから興味を持ち、読んでみた。
    ドラマとは若干内容は違うものの、読みやすく、エピソードも面白かった。

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    2022年12月12日
  • 拾われた男

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    ネタバレ

    拾われた男

    著者:松尾諭
    発行:2020年6月30日
    文藝春秋
    初出:文春オンライン2017年4月30日~(加筆)

    松尾諭という俳優は、今、テレビドラマに出まくっているような印象があるが、比較的最近まで、生活が安定せず、アルバイトもしていたようだ。彼の顔が売れたのは、深夜ドラマだがヒットした「SP 警視庁警備部警護課四係」(2007~2008年)だが、そのドラマ以降も次々と仕事が来ることはなく、一度やめたアルバイト生活をもう一度していたらしい。印象的な顔なので、アルバイト先で顔が割れることはなかったのだろうかと疑問になる。

    現在、NHK総合で放送中(BSでは放送済)の同名ドラマの原作。兵

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    2022年11月27日
  • 拾われた男

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    俳優松尾諭の半生を綴ったエッセイ
    NHKのドラマきっかけで購入

    なかなかにダメダメな様子を包み隠さず描いている
    でもそれが自虐ネタでもなく、陽キャでコミュ強で愛され上手な描写と相まって、素直に面白く読む事が出来た

    最終話「拾われた男」はとても良い終わり方
    松尾諭の人生の話なのに、読んでいて自分の中の郷愁を刺激されている感じがして、じんわりと涙があふれてしまった

    作中の有名人は一切実名が出てこない
    読み終わっていろいろと検索
    ドラマにも出演していた井川遥・柄本明以外にも、小西真奈美・角替和枝・国分佐智子・緒方明(監督)など……
    wikipediaからリンクを跳びまくっての検索、楽しかった(

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    2022年11月27日
  • 拾われた男

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    この「作品」ってもしかしてアレのことかな?なんて史実と照らし合わせながら見ていくのが楽しい。それにしても、これが人生、か…。この人の生き方の方が、芝居がかっている。

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    2022年08月08日
  • 拾われた男

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    自宅前で航空券を拾ったら、なぜかモデル事務所に拾われた。フラれること13回、借金は膨らみ、オーディションには落ちてばかり。それでも男は人との縁を繋ぎ、やがて本当の恋をし、大役を射止める。そんな折、アメリカから一本の電話がかかってきて……。俳優・松尾諭の笑いと涙のシンデレラ(!?)ストーリー。

    たまたまドラマを観たので、原作も読んでみた。京都での時代劇撮影のエピソードが楽しい。

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    2022年07月24日
  • 拾われた男

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    小説だと思ってジャケ買いしたけどタレントのエッセイとは。と思ってあまり期待せずに読んだけど、思いの外面白かった。文章上手だし。ただ、なんとかはまた別の話、は個人的には好きじゃない表現だったな。
    最後のページ、事実に基づいたフィクションって書いてあった。ただのエッセイでは無かったか。。
    愛すべき駄目男って感じ、楽しいかもだけど、友達にはなれんかも。

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    2024年05月23日