一倉定のレビュー一覧

  • マネジメントへの挑戦 復刻版

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    【部下の権限】
     業務に対する権限は、上司から与えられるものではなく、上司から獲得するものである。
     「権限がないから判断出来ない」のではなく、上司に聞くことで、自分で決めるのか指示を受けるのかが判明する。
     部下は、権限が与えられていないことを理由に、責任を逃れることは出来ない。
     自分の上司が有能だと思うのなら、自分の上司をヒマにせよ。そうすれば会社はより成長する。
     会社という合目的的集合体においては、上司のために部下がいる。自己実現の場ではない。ごちゃ混ぜにしてはいけない。そのような側面もあるよね、でとどめなければいけない。

    【分業の罠】
     職務分掌と仕事の流れは縦糸と横糸の関係性。

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    2021年12月11日
  • ゆがめられた目標管理 復刻版

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    企業にとって目標とは、生き残るための条件にプラス、経営者の意志、それに尽きる。昭和の時代でも人間関係が目的化して緩んでいたところは人間の弱さの普遍性を感じた。

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    2020年12月06日
  • マネジメントへの挑戦 復刻版

    Posted by ブクログ

    一貫して事業は現実に起こることが全てであり、理論ではない、ということを強烈に突きつけている。事実の中で何をなすべきか、覚悟を問い直した。


    ・計画とは、将来に関する現在の決定
    ・計画の第一の基礎は生きるため。無理無駄があってはならないなどは、魂をむさぼる毒であり、計画をやらなくて済む麻薬。計画は絶対に過不足なく実現するもの
    ・過去の事実に立脚しなければ行動できないやつはアホ
    ・経営者は生きるため、実現したいもののために、不退転の決意をもって、不可能を可能に変えるために存在する
    ・企業の予算は企業の目標から決まる。どんな馬鹿でも予算を守ることはできる。しかし、守るだけの価値ある予算を立てられる

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    2020年08月22日