一倉定のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【部下の権限】
業務に対する権限は、上司から与えられるものではなく、上司から獲得するものである。
「権限がないから判断出来ない」のではなく、上司に聞くことで、自分で決めるのか指示を受けるのかが判明する。
部下は、権限が与えられていないことを理由に、責任を逃れることは出来ない。
自分の上司が有能だと思うのなら、自分の上司をヒマにせよ。そうすれば会社はより成長する。
会社という合目的的集合体においては、上司のために部下がいる。自己実現の場ではない。ごちゃ混ぜにしてはいけない。そのような側面もあるよね、でとどめなければいけない。
【分業の罠】
職務分掌と仕事の流れは縦糸と横糸の関係性。 -
Posted by ブクログ
一貫して事業は現実に起こることが全てであり、理論ではない、ということを強烈に突きつけている。事実の中で何をなすべきか、覚悟を問い直した。
・計画とは、将来に関する現在の決定
・計画の第一の基礎は生きるため。無理無駄があってはならないなどは、魂をむさぼる毒であり、計画をやらなくて済む麻薬。計画は絶対に過不足なく実現するもの
・過去の事実に立脚しなければ行動できないやつはアホ
・経営者は生きるため、実現したいもののために、不退転の決意をもって、不可能を可能に変えるために存在する
・企業の予算は企業の目標から決まる。どんな馬鹿でも予算を守ることはできる。しかし、守るだけの価値ある予算を立てられる