ヨーナス・レイヨンフーフブッドのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今や世界で最大のサブスクリプション型音楽配信サービスとなったSpotify。私自身も日本でのローンチが早かったApple Musicを当初利用していたが、日本ローンチのタイミングでSpotifyに乗り換え、それ以降Spotifyなしの生活が考えられないほど依存している。
本書はそんなSpotifyの創業から現在に至る出来事を2人のライターの共同執筆でまとめた一冊である。音楽配信ビジネスにおいては、かつてAppleがiTunes Music Storeを開始したときに様々なレコード会社を巻き込むために苦労したように、Spotifyでも同様の苦労が非常に大きなエピソードを占める。特に、配信によってエンドユーザから得られた収入がどのような配分比率でアーティストに還元されるか?については、このビジネスの肝の一つであり、詳細は不明であるものの、各レコード会社との力関係により相当複雑に決まっている、という点が伺われたのは面白かった。
本書の後半では今後のSpotifyの成長戦略として単なる音楽配信だけではなく、ユーザの”耳”を支配するプラットフォームとしてポッドキャストやラジオドラマのようなコンテンツに注力していく様子が描かれる。ちょうど12月くらいに入ってSpotifyのアプリを立ち上げると、ロバートのオリジナルコントなど音楽以外のコンテンツが目立つようになっていたのが気になるだけに、果たして”耳”のプラットフォームという戦略がどこまでスケールするものなのか、ビジネス的な興味は尽きない。
最後に。既に多くのレビューで語られているように、本書の語り口はファクトの羅列が続くために読みやすくはないという点と、一部でおかしな翻訳がある点は相当にマイナス。後者でいえば、例えばソフトウェアのERPを「企業資源計画」と翻訳していて、あまりの無知さに驚かされたりもした。 -
Posted by ブクログ
一見するとSpotify創業者の公式本のように見えるが、実際は違うので注意。「はじめに」でも書かれているが、本書は経済ジャーナリストがSpotify創業者の周辺人物にインタビューをして書いた非公式ノンフィクション。要するに、Spotifyを扱った歴史書。私は読むまで気づかなかった。。。Spotifyの馴れ初めやこれまでの困難などが詳しく書かれていて、「へぇ~」という感じだったが、創業者のダニエル・エクが何を考え、どのような思いを持って活躍してきたかはちょっと不明瞭だったのが残念。良くも悪くも、第三者から客観的に見たSpotify正史という印象。
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Posted by ブクログ
spotifyの立ち上げから、現在までに至る時系列の羅列
【感想】
本書から何かしらのエッセンスを抽出しようと思ったが、叶わなかった。読みづらく感じ、上手く自分の中で本書のメッセージを言語化できない。登場人物がかなり多く登場するのだが、それぞれがどのような役割を持っており、どう動いているのか、というのが掴みきれなかった。もう少し、筆者や創業者自身によるストーリーの練り上げがあれば、より理解できたかもしれない。ただ、spotifyが現在に至るまでにどんな騒動があったのかはなんとなく掴むことができた。Apple Musicよりもはるかには良い時期から、長く音楽ストリーミングサービスを手掛けている。ユーザーとしては、Apple Musicではなく、Spotifyの経験と専門性にかけたいと思った。
【本書を読みながら気になった記述・コト】
■Spotifyの特徴は「無料」で音楽が聴けること。それに反対するミュージシャンたちが、Spotifyから配信権限を取り下げることが多かった
■Appleとの戦いが長くづづいてる。AppleはiTuensで大成功を一時納めたものの、それによって、ストリーミングサービスへの算出は遅れた