日経トレンディ・日経クロストレンドのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
セガ、東急ハンズ、キングジム、井村屋、タカラトミー、タニタ各社の企業公式SNSの「中の人」にインタビューし、「ユーザーにどの様にしてファンになっていただくか」と言う点にフォーカスしたものをまとめている。
どの企業も、ルール設定や配慮するべき点を考慮して戦略を練った上で、ユーザーコミュニケーションとして特に「情報発信とおしゃべりのバランス」を意識している様だ。
「井村屋のあずきバーはとても固い」ということを元ネタにし、ユーザーが「刀鍛冶が刀を打っている写真」に『伝統的なあずきバーの製法』とコメントしたことに対して、公式が『社外秘が漏れてしまった…』と投稿するなど、企業ごとのネタやユーモアのあ -
Posted by ブクログ
企業公式Twitterの「中の人」6名が明かす企業ファンの作り方です。自分も中の人になった為、勉強のために購入しました。読んでよかったです。
Twitterが日本に入ってきた時から手探りで企業アカウントを運営されてきたアカウント、あのバズはどうやって生まれたのか、運営で心がけていることなどノウハウが詰まった一冊。
この本の前にキングジムさんの「寄り添うツイッター」を読んでいたこともあり、キングジムさんの記事はその本の要約のようなかたちでした。
バズるのは狙ってできない。
お客様や世の中の役に立つことを発信すると、結果はついてくる。漢字は「ひらく」。心得ました。
【大切だと思ったこと】
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Posted by ブクログ
写真や動画はどうしても、著作権や肖像権の問題上、中々難しい事も多々発生する。
文面で表現の幅を広げて、どれだけ面白いコンテンツを作れるかがミソ。
専門用語は避ける。
矛盾対決。ただ単にプレゼントキャンペーンを打ってフォロワーを増やすのではなく、話題性を持たせてフォロワーを増やす。
世の中のあるある、雑学ベースでツイート。
共感と差異は結構効果ある。
世の中の話題には、常にアンテナを貼っておく必要がある。時事ネタ、話題の芸人、時の人、今日は何の日?など。
5Sに抵触する事なく、もじって投稿できたら話題性○
他の企業がコラボしたいと思われるようなブランド作り。
やっぱり他者とのコラボは一 -
Posted by ブクログ
あくまで企業としてのアカウントながら、個人のカラーを出していく、そのバランス感覚が皆さんすばらしかった。
共通していたこと
・目指すは近所さん的ポジション
(近すぎない遠すぎない)
・フォロワーのコミュニケーション欲を満たしている
・筋金入りの自社のファン
各インタビューを総括した、さとなおさんの考察もすごく分かりやすかった。
・企業などがsnsを利用するということは、つまり、仲の良い人とお茶を飲んでいるところに、いきなりセールスの人が割り込んでくるようなもの
・今回の 6人の「中の人」は、「基本、私たちは邪魔をしているかもしれない」といった認識をちゃんと持っている。
→この認識を忘れ -
Posted by ブクログ
SNSのお勉強。
■セガグループ
私自身、少年漫画を読んで育ったこともあり、違和感を覚える表現の一つなので、こちらから玩具の対象の性別を限定するツイートは控えるようにしています。SNSでは、「こういう嗜好の方にお薦め」という具体的な趣味嗜好や人物像を想定してから、その人に呼びかけるつもりで投稿したほうがより伝わりやすいと思います。
企業アカウントは今、第三世代に入ってきているかなと個人的に思っています。
第一世代は、10年ほど前のTwitter黎明期です。09年くらいから企業アカウントが開設されて、企業アカウントは定型文発信やお堅いプレスリリースの発信をするものと思われていました。