主人公のハンクは兄と兄の友人と三人で森の中で墜落した飛行機をみつける。
その飛行機の中でパイロットは死亡しており、そして機内で大量の現金を見つける。
3人は警察へ届けるという選択をするか、このまま自分達のものにするかという選択をする。
ハンクは届け出ようと主張するが、兄と兄の友人に押し切られ届け出
...続きを読むるのを止め全額を時が来るまでハンクがあずかることにする。
そこからハンクは理性を保ちながらも、犯行がばれないようにするため次々と殺人を犯して行く事になる。
殺人鬼でも精神異常者でもなく、至って真面目な普通の人間がこれだけ人を殺していく事が出来るのかという怖さ、そしてそれを読んでるこちらも殺人を犯すのは仕方なく、ハンクを応援すらしてしまう怖さがこの本にはある。
ストーリーはひねりが在るわけでもなく題名通りいたってシンプルである。
最後までハンクの犯行は露見せずストーリーは終了する。