漆原侑来のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
鬼の学校・羅刹学園に入学して早々クラスメートと衝突する四季。そんな中担任の無陀野が生徒に課題を出す。課題は鬼らしく鬼ごっこだ。
学校入学早々にクラスメートと問題を起こすことから始まり、先生からの課題で衝突した相手と和解する。漫画の定番的展開にどう読者を引き込むか作者の腕の見せ所となった2巻。四季の馬鹿で真っ直ぐな性格と頭が良く実力もあるが自分本位な皇后崎迅、自己否定的でつねに人の顔色ばかり伺う屏風ヶ浦帆稀、全くチームワークのなってない3人。どう課題をクリアするかが鍵のなったがトラブル発生で解決というのも定番な展開だったが、それぞれのキャラの特徴はよく分かり今後の展開に期待したい所だ。若干、絵が -
Posted by ブクログ
一ノ瀬四季は自身をごくごく平凡な人間だと思っていた。ところがある日、桃太郎を名乗る組織から襲撃を受ける。襲われた理由は自分が鬼だから。何も知らなかった四季の運命が変わる。
表紙絵で買ったが、主人公が主人公らしくない顔つきだと思った理由はそもそも敵側が主人公だからかと納得いった。正義が悪を挫く話はよくあって、最近のマンガでは裏で敵側はこんなことやってるというスピンオフ作品もある。正面から悪側を描く作品では何が正義で何が悪かを問うてるものが多い。この作品はとにかくどっちが鬼なんだ?桃太郎の方が感じめちゃくちゃ悪いやん、と思わせる。こちらが正しい、だからお前は悪いと理不尽な扱いを受けることに疑問を持