ウルバノヴィチ香苗のレビュー一覧

  • まめで四角でやわらかで (上)

    Umi

    購入済み

    癒される

    人物も背景もすっきりとした線で描かれてて和む。
    人々の暮らしや仕事の描かれ方がなんか良い。
    休憩する時間にのんびり読むうちの1冊。

    #癒やされる #ほのぼの #ハッピー

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    2025年06月10日
  • まめで四角でやわらかで (下)

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    下巻。

    手習から始まる下巻目は、暮らしの幅が広がり知らない文化も楽しめる。
    上巻の曝書も知らないことだったが、下巻もさまざまなことを知る。

    まじないでは、良くない夢を見たときに「見し夢を獏の餌食となすからに心も晴れし曙の空」と三偏、早口で唱えるといいとか。
    悪夢を翌日まで忘れられないときは、この歌を三枚書いて午前十時までに川へ流すこと。

    湯屋〜お風呂やさんのこと。
    観音祭〜各町から飾り盛り立てられた山車や神輿が出ていたようだ。
    七輪に火鉢、これらは幼少の頃実家で使っていたことを思い出した。


    あとがきに書かれていたが、江戸というのはどうも、時間もお金も「どれだけあるか」ではなく、「なに

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    2024年05月25日
  • まめで四角でやわらかで (下)

    購入済み

    続巻希望

    江戸時代の人々の日常生活を描いた漫画です。
    サスティナブルな生活だったんだと感心しました。
    人との距離は蜜であったと思われる。鬱陶かっただろうなと思う反面羨ましくも有る
    絵も柔らかなタッチで江戸の日常と人との関係に合っており、この作者様で続編を希望したい
    待っています

    #憧れる #ほのぼの #癒やされる

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    2024年05月14日
  • まめで四角でやわらかで (下)

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    貸本屋の本のメンテナンス方法がわかって驚いた。蒸す工程は和紙だからできることよね?江戸初期ごろの設定なのかな。
    黒繻子の襟とか、ちょっと飛び出している腰紐とか、当時の服飾なんかも興味深かった。江戸時代をもっと深めてみたくなってしまった。大阪ヴァージョンも読みたい。井原西鶴あたり。

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    2024年04月14日
  • まめで四角でやわらかで (下)

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    フォローさせて頂いている方の本棚で見つけて、これは!と思って購入。

    いいなあ、粋でいなせであたたかくて優しい世界。「まめで四角でやわらかで」という題名がぴったり。飢饉や疫病、改革、犯罪など色々なことはあれど、約260年も太平の世が続いたなんてすごいことだと思う。先日ついに明治生まれの人が日本にはいなくなってしまったけど、今、令和の時代に昭和を懐かしむように明治生まれの人は江戸時代を懐かしんでいたと思うとすごく身近だ―って思う。明治時代は約45年だから明治45年生まれでも江戸の時代はたった45年前のことだったと思うとすごいワクワクしてしまう。

    江戸時代の小説が好きで、それに伴って江戸地図とか

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    2024年04月10日
  • まめで四角でやわらかで (下)

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    江戸の町民の日常を描いた連作シリーズの下巻。
    何気ない日常を丁寧に少しのユーモアを持って描く感じは上巻と変わらず。
    落語や杉浦日向子ら先人の仕事の影響かもしれないけれど、江戸の町民の暮らしってなんかのどかでありながら刹那的でユーモアを処世術にしている印象があって、この作品もそういう系統にあるなぁと。

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    2024年04月08日
  • まめで四角でやわらかで (上)

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    江戸の長屋に暮らす人々の暮らしを通して日常生活や文化を描く。柔らかい絵柄やストーリーが良い。いろいろ知らないことや、普段考えたこともなかった暮らしぶりの細部も描かれていて、ハッとすることも多かった。

    あとがきに出てくる調べ物の様子もわかりみが深い。

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    2024年03月24日
  • まめで四角でやわらかで (上)

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    江戸の町民の日常を切り取った連作シリーズ。
    本当に事件も何もない日常の感じがとても良い。
    考証とかもしっかりしてそうなとことか令和の杉浦日向子。(という評価はおそらく作者は言われすぎて食傷気味だろうな)

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    2023年04月23日
  • まめで四角でやわらかで (上)

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    江戸の生活と暮らしをほのぼのとした絵で描いたコミック。

    飛脚が走るところから始まり、ところてん、お月見、火消し、煤払い、年初め、雪見酒、梅見、潮干狩り…などなど季節の移り変わりを感じながら、何気ない会話で日々を大切にしている様子がわかる。

    みんな笑顔で楽しそうなのが良い。
    諍いなどなく、癒される。
    ゆったりと時間が流れているのがわかる。


    *江戸時代〜1603年から1868年まで、およそ265年続いた時代。
    日本各地で、庶民の文化が花開いた。




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    2024年05月25日
  • まめで四角でやわらかで (下)

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    あとがきの
    「江戸というのはどうも、時間もお金も『どれだけあるか』ではなく『なににつかったか』が大事なようです」
    のひとことにぐっときた。
    だから江戸に心惹かれるのかもしれない。

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    2024年04月16日
  • まめで四角でやわらかで (上)

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    江戸時代の江戸のお話し。

    長屋の煤払い、全員で大掃除しながら人のほつれを見つけたら
    後で繕ってあげるよ。と
    みんなで鯨汁を食べて、掃除が終わると連れ立って湯屋に向かう。
    運命共同体。

    火消しで火事の恐ろしさと火を止める人々。
    江戸の運命共同体。

    梅雨時に食べ物のあしが早い悩みと梅仕事。

    ご隠居の奥様が、怠けるばかりが贅沢じゃないからね 出来ることも増やしたいのさ と。
    うーん。しびれるわー。
    背中をピンと伸ばしたご隠居さん素敵。

    「まめで四角でやわらかで」この題名良いわぁ~。

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    2023年10月07日