ミシェル・バークビイのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第二弾。
病院の怪談みたいな話かと思ったらそうでもなかった。
個人的にはこの話と少年の失踪事件を無理にくっつけなくても良かったのでは?と思わなくもない。ちょっと出来過ぎというか。
後、ホームズさんの掌の上で転がされているような感じがなんとなく…もんにょりするかも。
いや、後ろから見守ってくれている、という安心感はわからなくもないけど、だったらホームズさんが乗り出した方が早いし、安全じゃない?みたいな。
個人的には女性陣が自分たちの出来る事や得意分野では男性陣を手助けして、アレは結局誰の助けだったんだろう?と男性が首を傾げている所に素知らぬ顔でお茶でも入れている、みたいな感じが好きかもしれない -
Posted by ブクログ
2作目が並んでいたので面白そうだな~と思い、1作目を探して購入。シャーロックホームズの世界を借りたスピンオフというか、二次創作のような作品だなぁと思いました。ホームズが結構、人情家っぽく書かれているのが面白い。
という訳で言わずと知れたハドソン夫人と、ワトソン夫人が二人でタグを組み、事件を解決する…という話なんだけど。あの時代、女性が二人でそんな気儘に出歩けないだろうな、と思ったらホームズさんも使っている街の子供を使ったり、アイリーン・アドラーを登場させたりとうまく詰めていきますが。
個人的には最後にハドソン夫人が乗り込んでいく辺りはどういう意図があって行ったんだ?と首を傾げる感じ。偶然に -
Posted by ブクログ
ネタバレシャーロック・ホームズのパスティーシュは数多ありますが、ハドソン夫人とメアリー・ワトソンを主人公にしたものは初めて目にしました。中々興味深いです。
二人が推理に取り組むのは、さながら『門前の小僧経を読む』でしょうか。その詐称として、メアリーが、夫のワトソンの医業を助けているうちに、いつの間にか医療に詳しくなっているという描写もあります。
所々、ハドソン夫人のモノローグが挟まれていて、そこまでの話との時系列を見失ってしまったりするところが気になります。物語はまぁまぁなんですけどね。
ただちょっと予想から外れたのは、最後にハドソン夫人とメアリーが犯人に迫っているとき、実は個別に真相に迫ってい