和田アキ子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ和田アキコさんのキャラクターと思想に興味があってこの本を購入。
真剣に叱る人が少なくなったと感じる現在、人間関係が細い糸でつながっているような気がしていた。
叱る人が少なくなったのではなく、叱れる人が少なくなった。
叱るのは自分も相手も消耗する。だから、叱る相手を本気で思っているからできることとある。愛情がなければ叱れない。
自分は、娘に、後輩に、周囲にそう接してこれただろうか?
とても考えさせられた。
和田さんのシンプルだけど、心に響くメッセージが素直に自分の中に入ってくるのを感じた。
初めて新書を読んで涙が出ました。
もう良い人のフリをするのはやめよう。
いい子のフリをするのをやめよう -
Posted by ブクログ
叱り方について知りたくて読書。
本書が発刊されたときに山岡久乃さんに遅刻した著者を叱り飛ばされたエピソードが紹介されていたのを覚えている。それ以来、著者は遅刻しなくなったらしい。昨年末も追突事故にあったようだが、大丈夫でだろうかと心配になった。
叱ってくれる人がいるうちが華。心から叱ってもらったことは忘れないのは確かにそうだと思う。そして、その当時は嫌な気持ち、気分であろうが、後から本当に感謝する日がくる。
日本人はほめるのも苦手であるが、叱るのも苦手だと思う。和を乱さないようにすることを第一に考える風習、文化も影響しているのかもしれない。
現実的には、叱るほうも膨大なエネルギーが必要な -
Posted by ブクログ
最近新書が多いです。
芸能界でも恐い!!という評判の和田アキ子が「おとなの叱り方」という本を出した、とマイミクのPL&京さんの日記で知って読んでみました。
叱るのは愛情ゆえ、という温かい心と、人間同士生でぶつかり合うというコミュニケーションが欠如している世の中で、大人でも子供でも、いかに本気で人と関わっていくことが大事かということを学びました。そしてやっぱり大物は違いますね。とても謙虚な方です。
書いてあることは当たり前なんだけど。。。きちんと挨拶する、とか食事のマナーとか身だしなみ、とか相手を思いやる気持ち、配慮の大切さ、とか。
自分ももちろんできていない場面も多いけれど、最 -
Posted by ブクログ
叱るって、結構難しい。。
正直、僕を知る人は僕が人を叱ったところを見たことはないだろう。なぜなら、叱り方がよく分からないからだ。無論、小さい頃から叱られなかったわけじゃない。間違ったことをしたら親に叱られ、怠けていたら先生に叱られ、モタモタしてたら上司にも叱られた。でも、僕が例えば、その辺のマナーの悪い子どもや仕事の部下に叱ろうとすると、叱る前に怒りがこみ上げてくる。この怒りを最初に爆発させてしまうと、自分が自分でいられなくなってしまう(だから、叱るときに怒れる人は大したもんだと思う)のだ。結構、叱るのもシンドい。
この本はいわゆるタレント本だけど、和田アキ子という”おばちゃん”に迫れる本 -
Posted by ブクログ
自分がもしも年齢的に「おとな」だと思えるのならば是非とも一読してもらいたい一冊です。
よくぞ言ってくれました!と痛快にも思える部分が多くあってどこから読み始めても興味を引く内容です。
よく芸能界と一般社会は別モノなんて表現もありますが
和田アキ子さんは普通の一般人よりも余程まっとうだし古き良き時代にあった人情味のある人。
そして和田アキ子さんの持つ感性は今とこれからの時代に求められているのは間違いない。
少しでも叱り方を知っている「おとな」が増えれば少しは日本の教育も正常化するでしょう。
最近、ゆとり教育の見直しが進んでいるのも日本の教育の正常化の兆しに感じます。
和田アキ子さんも叱られてここ -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
落ち込む、不貞腐れる、逆ギレする、逆恨みする……。
そんな若者たちが怖くて叱れないおとなたち。
いま必要な部下指導のあり方とは何か?
芸能生活40年、人を愛するがゆえに歯に衣着せぬ発言を続ける著者が、いまこそ伝えたい声を出すことの大切さ、人がついてくる叱り方の極意。
[ 目次 ]
第1章 その人のために叱ってあげたい大切なこと(挨拶できないヤツを叱る! だらしない服装を叱る! 食事のマナーを叱る! 公衆マナーの悪いヤツを叱る! ビジネスのマナー違反を叱る!)
第2章 「親になる資格がない」おとなを叱る(“親のなり方”にマニュアルはない 子どもは親のオモチャじゃない “できちゃっ