山脇秀樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私自身、社会人になってかれこれ20年以上様々なビジネス書を読み続けている。(単なる趣味なだけ)
本書は、過去の経営学などで出てきた話の総合版のような位置づけだ。
この手の包括的な内容のものは、大抵中身が薄くなるものだが、本書の内容は濃かった。(と私には感じた)
当然私は経営学を本格的に勉強した訳ではないし、本書で挙げられた、シュンペーター、ドラッカー、マイケルポーター、デザイン思考、競争戦略、その他諸々を扱った書籍を隅から隅まで熟読した訳ではない。(ただし一通りは読んでいる)
勿論翻訳本(日本語)のため、原書を読んだ訳ではない。
日本語で読んでも、正直内容は難しく、意味を完璧に理解したとは言い -
Posted by ブクログ
ネタバレ書店で見かけ購入。
これは、長女に良いのでは?
最近、子ども達に荷物を送る時に、なんとなく本を1~2冊入れる。次女には送っているが、長女には送っていない。
今回、タオルケットを送ってのリクエストに応えて…
本を選ぶ。
一応、百貨店のシステム開発をするのかな。
なので、新しい市場と顧客を発見する方法…面白そう。
アメリカのビジネススクールでの考察方法なのかな?
顧客のペルソナの捉え方、趣味嗜好の方向性、暗黙知への誘導などなど…興味深い。
まあ、私に役に立つかと言われれば…????
でも、こういうの好きかもね。
今、大家をしているので、だれか一人に刺さる物件を作れば良いのですが…
商品を売る -
Posted by ブクログ
ピーター・F・ドラッカー経営大学院で学長を務めた山脇氏による戦略本。
こうやって色々とビジネス書を読んでいるにもかかわらず、
恥ずかしながら、あまり(というかほとんど)
ドラッカーの本を読んでことがない自分…。
「どこまで理解できるんだろう?」と思いながら、
読み進めましたが比較的分かりやすく書かれていて安心しました。
要はドラッカーの考え方を使って、アイデアの種を探し、
デザイン思考を使って顧客視点で考えて、
戦略思考で規模化を考えたり、具体的なアクションに落としていきましょう、
と結構当たり前のことを丁寧に説明してくれています。
「ドラッカー、ちょっと読んでみようかな」という
気に -
Posted by ブクログ
ネタバレ戦略思考に関する本。
デザイン思考と旧来からの経営戦略論の融合、総体論のような本。
メモ
・ドラッカー曰く、ビジネスとは、顧客がある製品あるいはサービスを購入して充足する、その顧客にとってそれまで欠乏していたもので定義するべき。
・環境変化pest+environmentを観察する。すでに起きた変化を観察する。そして、将来に向けてのビジョンを構築する。
・観察された事象から洞察につなげる。どのような機会につながるのか。
・新しい意味を生まない技術革新よりも、意味を生む革新が望ましい。
・ある製品について過去から現在への技術と意味の変遷から未来を洞察する。