後藤逸郎のレビュー一覧
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オリンピック・マネー 誰も知らない東京五輪の裏側。後藤 逸郎先生の著書。オリンピックを見るのは楽しい。オリンピックの存在を頭ごなしに否定する人は少ない。でもオリンピックをお金儲けの道具に使ってオリンピックでお金儲けをしている人たちがいる事実。オリンピックでお金儲けしてオリンピック・マネーに群がる人た...続きを読むPosted by ブクログ
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最初はオリンピックがいかに失敗であったかに興味があって本書を手に取ったが、内容を見ると著者の文献分析の能力に感服した。
こうやって仕事が出来る人が世の中を動かしていけるんだなと思った。Posted by ブクログ -
「お金」になるから人が群がる。何が「平和の祭典」だ!!デタラメもいいところ。
果たして東京オリンピックもそうだったに違いない。しかし検証しないのが日本人の悪いところ。
その一部をこの本が示してくれた。Posted by ブクログ -
P3 64年と21年(2020)の開会式の違い。皇后の出席の有無にも言及すべきかと。
P7 オリンピックを戦争に置き換えるとしっくりくる怖さ。
P18 64年大会も道路の新設・拡張で立ち退きさせられてたのに。P49で言及されてた。
P29- マスコミに戦争は止められない
P107 宗教に例え。
P1...続きを読むPosted by ブクログ -
本文中に
何度も出てくる「国策だから」
に ついつい反応してしまう
オリムピックだけではなく
「お国の為」に
抹殺されたり
生きづらくされたり
暮らしを奪われていく
ものたち
75年前にも
そして
今も
その「しくみ」が
現存していることに
ぞっ としてしまう
「国民一丸となって」
おぉ 怖...続きを読むPosted by ブクログ -
平和の祭典の裏の闇の世界を公開情報を元に暴き出す。延期、マラソン会場移転などドタバタ劇の理由も分かる。
商業主義が時に揶揄されるオリンピック。IOCの錬金術のカラクリそして莫大な放映権料とオリンピックバートナーからのスボンサー料。猛暑予想にも関わらず8月開催にこだわり、マラソンの早朝スタートもでき...続きを読むPosted by ブクログ -
ザハ氏のデザイン、エンブレムの盗作、ブラックボランティア・・。何かと胡散臭い問題つきまとう「東京2020」だが、この本では扱うのはお金の問題。怪しさいっぱいのIOC。招致した側も十分汚い。犠牲者は競技に選手、観客、そして開催都市の住民。招致の裏の目的は何だったのか。開催の裏で霞ヶ丘アパートの強引な立...続きを読むPosted by ブクログ
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ヒステリックな書き方はマイナスでしかないと思いました。個人的には五輪にはほぼほぼ興味ないのと、「お金ないから増税」なのに、なんで予算は青天井?という疑問というか怒り。
P21 ベルリン大会のテレビ中継。当時は機械式だから、現在につなげるのは無理があると思ったけど、そうでもなかったみたい。解像度は1...続きを読むPosted by ブクログ -
IOCという組織がどのようなモノなのか、その背景について知りたい方向けには良い本だと思います。
個人的には、オリンピックを止められない開催地に関して、政治との関係性を軸に、もう一歩踏み込んだ内容があると面白いと感じました。
~初めて知った事~
〇IOCという組織
NPOでありNGOだが、数多くの関...続きを読むPosted by ブクログ -
さらっと一読。
世界の国々がオリンピック開催に対して、その莫大な経費ゆえに市民が反対をとなえ、議会を通らない、ということがおこっているという話。
日本は喜んで賛成してたよね。冷めてる報道はみなかった。インバウンド需要を期待したのか?
新国立競技場は、ラグビーの誘致のために、オリンピック以前から...続きを読むPosted by ブクログ -
スポーツの祭典、感動のオリンピックの違った側面。
いやそちらの方が本質なのかもしれない。だからこそスポンサーのメディアは脚色するのだろう。
光が強ければ、影も濃くなるというのを地でいく。
コロナ禍じゃなかったら興味も無く、知りもしない世界。
巨大組織の利権と迎合する日本のトップ層。
庶民の私と...続きを読むPosted by ブクログ