千代田まどかのレビュー一覧
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購入済み
異文化論かつビジネススキル本
私は外資系企業に勤務していて外国人の上司や同僚とのコミュニケーションが日常的にあるのだが、「あるある」が満載で非常に共感しながら読めた。日本人にありがちな遠慮、自己防衛、曖昧さなど日本人にとってはとって美徳になることが、逆に外国人の相手とのコミュニケーションに悪影響を与えかねないことが文化背景とともに説明され、それらに対する処方箋も合わせて提案されている良書。また異文化コミュニケーションの文脈で解説はされているものの、メールの書き方、プレゼンの仕方、議論の仕方などはビジネスパーソンとして日本人同士で日本語でも参考になる。漫画でケースを紹介してその直後に2〜3ページの解説文章がつくというのも読み
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Posted by ブクログ
世の中変わってきてはいるものの、短期的にアウトプットが要求される海外の仕事事情と、それに対してやはり未だに終身雇用の文化や考え方がいくらかはある日本の「ワーク」のあり様が、とても対照的かつ的確に描かれている。
また、「外国人との働き方」に限ったことでなく、仕事上のコミュニケーションにおいて、誰もが意識・注意すべきことが短編で整理されているという、これは逸品。
一方で「情報を詰めすぎたプレゼン資料は外国人評価が低い」の話あたりには反論を感じたりするところもあったりして、本当に総合して「うまくやっていく」にはどうするのが良いのか、を考えさせてもらえる。
状況に応じて最適な結果を出すための軸とヒント -
Posted by ブクログ
多国籍企業で働く主人公の葵が、外国人の上司や海外拠点で働く外国人同僚との職場での日常を通じて、異文化コミュニケーションや多様性を学んでいくお仕事奮闘記。主人公の失敗エピソードや個性豊かな外国人会社員とのやりとりを楽しみながら読み進めることができます。
著者の千代田まどかさん(ちょまどさん)の実体験や、実際にグローバル企業に勤めている人から聞いた話を元にマンガ化したらしいです。著者のロッシェルさんがマンガの解説に加え、日本人と外国人の働き方の違いや、その場面に応じた言い方の英語フレーズを丁寧に紹介して下さります。
個人的に面白いと思ったのは、外国人上司Jackが主人公の葵(AOI)の名前をな -
Posted by ブクログ
ちょい期待ハズレで星3。まぁ、こちらの勝手な期待なんだけど。
ネイティブが使う自然な英語の言い回しがいろいろ紹介されるような感じを期待していたのだけど、どちらかいうと異文化コミュニケーションに臨む日本人への注意点や心掛けが満載の本。その内容自体は面白いし有用、シンガポール駐在中に拙い英語ながらなんとか伝えないとって足掻いた日々の経験と重なるところもあり、至極納得感ある内容。ま、シンガポールは土地柄、多少ブロークンな英語でも相手が聞こうとしてくれるところがあったので助かってた感ある。米本土とかで場所によっては、きちんとした言い回しの英語(品格ある英語って奴?)でないとビジネスで相手にされないとも