波多野誼余夫のレビュー一覧

  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    無気力の原因が分からなくてモヤモヤしている人間には救いの一冊だと思います。
    私自身無気力に悩まされていた経験がありましたが、この本を読んで無気力の要因と自身の生育環境を照らし合わせてはっと気付かされたものがたくさんありました。
    無気力な自分と向き合いたいけど、無気力でどうにもならない。
    そんな人には...続きを読む
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    名著!久しぶりの再読。自分の授業のの元ネタはここか!と認識。さまざまな概念と関連付けることが可能な内容で,テキストにしようかと思うくらい。研究テーマも結局ここに戻ってきている。
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    我々が無気力になるメカニズムが明快に示されている。ちょうど無気力にならざるを得ない時期に読んだので、自分がなぜこのような状況に陥ってしまったのか整理できた。

    とはいえ、40年前の著作であるため、日米の国民性の比較など、今となっては通用しないような概念も援用されている。本筋にそこまで関わらないので、...続きを読む
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    自分のモチベーションの分析のために読んだ。
    なぜやる気が低下するか、客観的に見やすくなったし、仕事の参考にもなる。
    情報源はアメリカの研究がメインのようだ。

    以下内容メモ。

    ・自分で回避できない苦痛を味わった経験があると、後にまた苦痛を受けた時に、自ら回避しようとしなくなる。

    ・失敗の原因の認...続きを読む
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    「人はいかに学ぶか」を読んだ時に、この本のことを知り手に取った。

    内的動機づけが理想、自己効力感(役立っている感)、本心でやりたいと思えているかどうか。
    無気力にならないために、主体的にやる気を持って活動するために、この3点がポイントだと感じた。また、やりがいと効率に関する話題が印象的であった。管...続きを読む
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    この本を読む前に、
    なぜ「やる気」は長続きしないのか。デイヴィッド・デステノ (著)

    を読んだの強く思うのだが、上記の本の内容を要点を抜き取ってさらに日本人の場合に当てはめて検討している用に感じた。特に最終章は色々考えさせられる。難しいね

    当たり前だけど、日本人とアメリカ人同じ人だけど生き方が全...続きを読む
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    無気力にならないようにするには、①無力感を獲得しないようにし、②効力感を得られるようにすればいい。効力感を得る条件は、a.自律性の感覚(自分の活動が好ましい変化を生じさせたという感覚)、b.他者との暖かいやりとり、c.熟達による自己向上の実感・内的評価である。
    以上のような大筋のもと、各章では心理学...続きを読む
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    主に子どもの無気力と、アメリカと日本の社会性の違いによる無気力の原因を考察したもの。

    特に人との和を気にする日本と、競争による自分の能力値を気にするアメリカの対比が印象的だった。
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    子供から大人、リタイア世代まで、自分の人生をしっかりと生きるにはどうしたらいいのかを研究を元に考察した一冊。親が子供に、会社が社員に、社会が個人に、そして自分が自分に、生きがいを持たせるには何が必要なのか。文化の差異も踏まえながら提案をしている。解はひとつに定まらないし、万人向けのやり方もないが、そ...続きを読む
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    会社の研修部門に在籍していた頃の参考書。
    心理学的な分析で無気力となる原因を解説。研修業務への活用を考えていたが、むしろ自分自身が仕事のやりがいを感じられない時の参考になった。
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    世界に蔓延る無気力の正体に迫った本。
    無気力は無力感だけでなく、自己効力感の欠如からも生まれるということをエビデンスとともにわかりやすく示してくれている。非常に納得のいく一冊だった。

    自己効力感の欠如は外発的動機づけ、自己選択、熟達、フィードバック/評価などさまざまな側面から説明がなされ、
    自己効...続きを読む
  • 無気力の心理学 改版 やりがいの条件
    無気力はなぜ起きるのか?
    効力感はどうしたら生じるのか?

    様々な実証実験で人間心理を探る。

    自分ではどうしようもないと感じると無気力
    報酬で取り組むと報酬がなくなると無気力
    赤ん坊が泣いても親が何もしないと無気力

    努力で変わる、努力で成果が出る効力感
    人間関係で認められる、貢献すると効力感

    ...続きを読む