桒原響子のレビュー一覧

  • 偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    本書はとくに外交の観点から、偽情報について書かれていた。

    在大阪中国総領事館公式ツイッターのいきさつや
    ロシアゲートを挟むロシアの情報活動、
    ウクライナ側、アメリカ、
    そして日本については送れていては課題が書かれていた。

    なんだか流動的なことだから体制つくって、、、って日本のスピードでしてもうまくいかなさそう、、、な一方、専門家にしか判断できなさそうなことが多そうだから、任せるしかないような気もしてくる、
    そんな印象を受けた。

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    2026年04月12日
  • 偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い

    Posted by ブクログ

    現代の安全保障は国家や特定の省庁、一部の専門領域だけで考えることができないことをあらためて感じさせられる。

    新型コロナウィルスやロシアによるウクライナ侵攻であらためて注目されるようになった偽情報や情報戦の重要性。
    日本では今まで言語的な壁にも守られていたことで、海外からの偽情報拡散の脅威にさらされていなかったこともあり、根本的な問題意識も欠如している。
    しかし、ロシアによる情報戦の手法にも見て取れるように、
    何も正しいように見える偽情報を拡散されることだけが脅威なのではない。
    複数のチャネルに迅速に、また継続しながら、反復して情報を拡散することで、事象を分かりにくくすることだけでも、群衆心理に一定の影響を与えることができる。

    日本は平時の外交上の失敗での反省からYou Tubeでの英語情報発信などを外務省が行っている動きがあり、偽情報に関する関係省庁の枠組みも作られているが、偽情報の脅威に対する包括的な対策という意味では道半ばである。

    情報安全保障を確立するためには情報統制も不可欠であるが、表現の自由や民主主義との相性が悪く、国民の理解を得られる情報統制のあり方への議論が必要だ。いざというときの省庁連携もうまく機能するか分からない。
    ファクトチェック機関が本書の定義では3機関しかないというのも心許ない。
    また情報はインフラがなければ拡散も統制もできないが、
    論理インフラは通信事業者、すなわち企業による部分がほとんどであり、物理インフラも攻撃時の復旧などは現場技術者の能力に頼らざるをえない。

    ウクライナのゼレンスキー大統領が成し遂げたような、言葉と意志の示し方により、各国の協力や共感を得たという事実もある意味見習う必要がある。

    ロシアの情報作戦部隊は群衆心理を研究しており、外交官、専門家以外にもジャーナリストや作家など、多様な人材で構成されているとのこと。

    日本は今後包括的な情報戦に向けて、官民問わず連携し、多様な視点で情報の分析、統制を行える体制を作る必要がある。

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    2023年05月21日
  • 偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い

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    ディスインフォメーションをキーワードに現在の情報安全保障に関して3人の著者がそれぞれの観点から各章をまとめた本。特に現代情報戦争における物理インフラと情報インフラに焦点を当ててるのが特筆すべき点であった。物理インフラのレジリエンスや、企業に掌握される論理インフラのガバナンス不透明さなど、これらが戦時に与える影響とその対応について、高市政権が考える国家情報局で十分に検討されることを望む。
    そもそもサイバー空間はそろそろ規制が必要かもしれない。「民主主義が脅かされている」という具体的な一面を知った。しかしながら、自由な情報の堅持、データの分散、選挙の保護、で、民主主義を守ってく必要はある。

    情報はもはや闘争手段のひとつであって安全保障の一領域である。

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    2026年09月03日
  • 偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い

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    戦争中の国家がまき散らす意図的な嘘情報(ディスインフォメーション)について解説された本。
    戦争の当事者になることのない日本にいるとピンと来ない話題に感じてしまうが、まさにそこが日本の立ち遅れている現状とのこと。
    社会の分断を煽り、何が正しいのか分からなくさせるような情報誘導の手法(主に中と露)について書かれている。
    ファクトチェックの重要性などにも言及されている。

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    2024年06月29日
  • 偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い

    Posted by ブクログ

    福島原発処理水の海洋放出を巡って、中国政府が公然と偽情報を拡散しつつ日本から水産物を輸入するのを禁止する一方、日本近海で漁をしている自国船を黙認するという矛盾だらけの言動に対し国際会議で反論する程度の対抗手段しか持ち合わせない日本政府の無力感への焦燥が募ってくる、というのが本書の読後感である。

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    2023年10月04日
  • 偽情報戦争 あなたの頭の中で起こる戦い

    Posted by ブクログ

    買ったあとに、知り合いが著者って気づきました。

    難しい書籍でした。文章の表現が難しいのか、取り扱っている内容が難しいのか。読めない漢字もちらほら。

    もう、物理的な戦争も、情報の戦争も、サイバーの戦争も、いろいろあるよね。

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    2023年07月21日
  • なぜ日本の「正しさ」は世界に伝わらないのか 日中韓 熾烈なイメージ戦

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    ポリティカルディプロマシーという言葉は初めて聞いた。
    自国の文化を平時から、他国に色んな手で浸透させていく。その先にプロパガンダがある。

    勿論、日本はダメ。正直、世界に目が向いてないということだろう。
    これはいいと官僚がやるとろくなことにならない。

    米国とシナと半島にやられて来た。

    重要だが、今の日本にはむりだろうとしか思えない。

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    2020年08月27日