大黒達也のレビュー一覧

  • 芸術的創造は脳のどこから産まれるか?

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    序盤で説明された脳のメカニズムを応用して芸術的創造について分かりやすく説明されていた。
    情報を圧縮して生まれた空間で人は想像力を発揮できる

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    2024年03月24日
  • 音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学

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    個人的になぜ音楽に感動するのかということに大きな興味があり、この筆者はそれを生涯の研究材料にしているのだなと感じて他の著作も、読んでみたいと感じた。

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    2022年04月24日
  • AI時代に自分の才能を伸ばすということ

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    脳の仕組みや記憶について興味があったので、丁寧に解説されていて分かりやすかったです。

    自分だけの考えに囚われない。他人と同じでなくていい。平均なんてない。様々な個性があるから新しいものが生み出せる。ここに強く共感。

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    2021年06月26日
  • 芸術的創造は脳のどこから産まれるか?

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    エピソード記憶と意味記憶の連鎖から生じる「新しいものをモデル化しようという意味記憶への欲求と(不確実性の低下)、まだモデル化されていない新しいエピソード記憶への追求(不確実性の増加)」のせめぎ合いこそが、人間らしさ、自我の認識、芸術思考といえるのかもしれません。このように、脳の進化的側面からみても「自我」という感覚は、人間が進化の過程で得た特有の機能なのかもしれません。
    P92

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    2020年11月15日
  • 芸術的創造は脳のどこから産まれるか?

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    わからないことって魅力的❤️

    今年一番面白かった本です。
    作者の人間に対する愛を感じながら、楽しく読めました。2回読見ましたが、まだまだ繰り返し読みたいです。
    ぼーっとする時間が大切であること、眠るとできるようになっているというのは感覚的にはわかっていましたが、科学的根拠があったことを理解できてスッキリしました。
    子供には、どういった教育を勧めていくのが良いかのヒントが見つかりました。これから、いろいろ工夫して探していきたいです。
    面白かったのが、共感覚について。意外にもこの感覚を持っているものが身近におりました。脳科学に興味のある方は、必読です。

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    2020年11月04日
  • 音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学

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    音楽理論の遷移を音楽史と絡めて解説していたり、作曲家と演奏家の脳の作りの違いを科学的に見たり。
    本書にでてきた音楽とは感覚の数学、数学とは理性の音楽、という言葉が好きです。

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    2024年04月10日
  • 芸術的創造は脳のどこから産まれるか?

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    45
    脳の自由エネルギー原理
    「予測符号化」仮説の拡張

    90
    エントロピーの揺らぎ→創造性

    125
    拡散的、収束的思考

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    2022年10月28日
  • 音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学

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    音楽と脳に関する高度な学術成果をまとめたかなり難解な本だが、脳の統計学習システムの話が面白かった.顕在学習と潜在学習という概念の提示は、具体例が豊富で、よく理解できない部分も多かったが、楽しめた.音楽の効用について触れていた第5章もさわりだけの部分もあったが、興味ある事実の報告だと感じた.

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    2022年08月17日
  • 音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学

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    音楽と脳の関係が色々と書かれており、両方に興味がある分としてはかなり楽しめました。

    が、副題に書いてある「創造性」や「超絶技巧」は、それを身に着ける考え方という意味では無かったかなと ^^;

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    2022年05月13日
  • 芸術的創造は脳のどこから産まれるか?

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    音楽への造詣が深いらしい研究者である著者が、数々の英語論文をもとに創造性に関してまとめた本。脳の仕組み、音楽と潜在記憶や創造性との話、発想力を身につけるための方法など。

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    2022年01月22日
  • AI時代に自分の才能を伸ばすということ

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    不確実性とか統計学習とか一度で理解するのは難しいと思いました。なんとなーく分かる、って感じで読み進めました。人間をいかす、個性を生かすの章はとても納得しました。

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    2021年08月08日
  • AI時代に自分の才能を伸ばすということ

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    人間が学習するプロセスについて平易にまとめた書籍。
    人間の学習は基本的には、統計学習が基本にあるということだと理解したが、統計学習にも発散する方向と収束する方向がある。
    何か創造的な方向のアイデアを出そうというときは、例えばブレストとか発散方向にもっていくという傾向があるため、創造性には思考の発散、という印象があるが、実際には収束も重要となる。不確実性という切り口からは、収束方向は不確実性を下げる方向、発散方向は不確実性を上げる方向といえる。この相反する方向のアプローチがどちらも必要ということが面白い。
    ひらめきが生まれる流れとして、ワラス4段階のプロセスがあるがそこでもいったんは収束的な思考

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    2021年05月05日
  • AI時代に自分の才能を伸ばすということ

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    「どのようにして人間から個性や創造性が生まれるのか」について、脳の習性や統計学習の観点から分かりやすく説明されていて非常に面白かった。
    とくに印象に残っているのが第3章。最近クリエイティブなこと出来ていないなと思っていたが、第3章の「本質を知ること」「外発的意欲・内発的意欲」の部分からその理由が分かった気がする。
    この本を読むと、帯のDaigoさんが言う通り、自分の才能の伸ばし方のヒントが貰えます。

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    2021年05月06日
  • 芸術的創造は脳のどこから産まれるか?

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    芸術をどう脳が認知しているかに始まり、クリエティブな考え、発想力を身につけるにはどうすれば良いかまで書かれた本。教育法についてが一番面白かった。

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    2020年12月05日
  • 芸術的創造は脳のどこから産まれるか?

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    ネタバレ

     音楽の実践者による肌感覚を神経学という科学により読み解いた本である。
     絵による「技」「創造」に挑戦しているがこの本は自分の身に置き換えられることが多く参考になった。
     「ヒトの目、驚異の進化」において「未来予測ができる」で紹介されている脳の処理時間をキャンセルするための予測処理が音楽の場合には「うらぎり」による驚きを産み出すので音楽に集中するのだという話が面白かった。
    【キーワードのメモ】
    ・短期記憶と長期記憶
    ・潜在記憶と顕在記憶
    ・手続き記憶とプライミング記憶
    ・意味記憶とエピソード記憶(高次)
    ・エントロピーと脳
    ・音楽の数学的モデルの生成
    ・拡散的思考(怖れを生みやすい)と収束的思

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    2020年08月25日
  • 芸術的創造は脳のどこから産まれるか?

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     著者はケンブリッジ大の神経科学者。ピアノ演奏者としても相当の腕前を持っており、実際の演奏はYoutubeでも視聴することができる。脳科学者でありながら芸術にも通ずるという稀有なキャリアを持つ著者が、潜在学習(統計学習)メカニズムと創造性の脳科学的な解釈について、神経科学の最新の成果を交えながら解説する。

     音楽家は長期間の音楽訓練により、外界から得た音楽の統計的構造を脳内でモデル化し、その複雑性(≒エントロピー)を下げ、様々な音楽に対する予測をしやすくすると同時に脳の負荷を下げ、他者と共有可能な「意味記憶」を蓄積している。しかしこのような脳内モデルの最適化が進むと、対応可能な刺激全般の幅が

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    2020年05月25日
  • モチベーション脳 「やる気」が起きるメカニズム

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    ネタバレ

    学び

    何をするためにモチベーションを上げたいのかによって、報酬の形態は変えた方が良い。

    不確実性のゆらぎによってモチベーションが引き起こされるのは、私たちの種を存続させるという観点からも納得。
    ただ、その種のゆらぎから起こるモチベーションには、確実性も必要であり、確実性を上げるような最低限の知識(および学習)が必要に感じた。

    フロー状態は、「高スキルを持った人が難しい課題解決をする時に起こるもの」かつ「その状態を幸せ」と定義するならば、ある分野でのスキルあってこそ幸せはつかみとれるとなる。
    一種の幸せの形ではありそうだが、探究心の強い人なりの幸せの形だと私は思う。(それ以外の幸せもきっと

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    2024年07月18日
  • 音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学

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    ネタバレ

    何故、「音を音楽と認識するのか?」、「どうして心地よい音楽と居心地の悪い音楽があるのか?」…

    こういった疑問があって本書を手に取った。
    結論から言えば、これらの疑問の答えがあり納得。
    ただ、脳科学の本であると同時に音楽的な解説も多く、楽譜とか和音とか全く知識がないので今一つ消化できなかったのが残念。

    脳科学の角度のみからぐいぐい書いてある本をもう一度読んでみたい。

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    2023年06月08日
  • 音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学

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    前半は音楽と数学、脳の関係。正直よくわからなかった…ここでピタゴラスが出て来るとはね。
    最終章の音楽を聴くと頭がよくなる?は真剣に読んだ。やはり音楽は脳にいいんだ。

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    2023年01月29日
  • 音楽する脳 天才たちの創造性と超絶技巧の科学

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    なかなか難しい内容ではあったが、脳の疾患と楽曲を作る創造性は必ずしも負の相関があるわけではないことが興味深かった。

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    2022年07月13日