【感想・ネタバレ】AI時代に自分の才能を伸ばすということのレビュー

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

脳の仕組みや記憶について興味があったので、丁寧に解説されていて分かりやすかったです。

自分だけの考えに囚われない。他人と同じでなくていい。平均なんてない。様々な個性があるから新しいものが生み出せる。ここに強く共感。

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2021年06月26日

Posted by ブクログ

不確実性とか統計学習とか一度で理解するのは難しいと思いました。なんとなーく分かる、って感じで読み進めました。人間をいかす、個性を生かすの章はとても納得しました。

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2021年08月08日

Posted by ブクログ

人間が学習するプロセスについて平易にまとめた書籍。
人間の学習は基本的には、統計学習が基本にあるということだと理解したが、統計学習にも発散する方向と収束する方向がある。
何か創造的な方向のアイデアを出そうというときは、例えばブレストとか発散方向にもっていくという傾向があるため、創造性には思考の発散、という印象があるが、実際には収束も重要となる。不確実性という切り口からは、収束方向は不確実性を下げる方向、発散方向は不確実性を上げる方向といえる。この相反する方向のアプローチがどちらも必要ということが面白い。
ひらめきが生まれる流れとして、ワラス4段階のプロセスがあるがそこでもいったんは収束的な思考がポイントになるらしい。
結局は、収束と発散を行ったり来たりするということで、具体と抽象を行き来するということとも近いように思う。
そのような思考の行き来を意識的に行うことで創造性を増すことができるかもしれない。

統計学習を繰り返すことで、予想の精度が上がりちょっとしたズレを遊びとして盛り込むことができるということも参考になった。訓練された音楽家は、リズム、音程など正確なものが学習で身についているから少しのズレがわかる。だから、そのズレを個性として感じることができる。
私は合唱をやっていたことがあるがマニアックな人は、コンクールで同じ曲をいくつもの別の奏者が演奏するのを聞いて、その違いについて論じていた。私自身はそこまで聞き分けるほどの統計学習ができておらず明確な違いを感じることができなかったこともしばしばなのだが、それは学習量の違いからくるズレの認識精度の違いなのかもしれない。
本書では、このあたりの説明を横軸にズレの度合い縦軸に確信度を配置した2軸のグラフで説明している。このグラフが正規分布のような形状をしているのだが、十分に学習している人はこのグラフの分散が低い形状になっている。このため特異な情報はズレだと認識できるというものである。この説明が個人的にはわかりやすいものだった。

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2021年05月05日

Posted by ブクログ

「どのようにして人間から個性や創造性が生まれるのか」について、脳の習性や統計学習の観点から分かりやすく説明されていて非常に面白かった。
とくに印象に残っているのが第3章。最近クリエイティブなこと出来ていないなと思っていたが、第3章の「本質を知ること」「外発的意欲・内発的意欲」の部分からその理由が分かった気がする。
この本を読むと、帯のDaigoさんが言う通り、自分の才能の伸ばし方のヒントが貰えます。

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2021年05月06日

Posted by ブクログ

脳科学や思考を中心とした話が大半であり、タイトルのようなことを述べているのは最終章近辺だけでした。
予備知識としては大事なのかもしれないが、ちょっと肩透かしを食らう本かもしれません。

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2021年06月02日

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