あらすじ
優れた音楽はどのような作曲家たちの脳によってつくられ、演奏されているのか。ベートーベンからグールドまで、偉人たちの脳を大解剖。深い論理的思考で作られているクラシックの感動をとことん味わうための「音楽と脳の最新研究」を紹介。
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Posted by ブクログ
個人的になぜ音楽に感動するのかということに大きな興味があり、この筆者はそれを生涯の研究材料にしているのだなと感じて他の著作も、読んでみたいと感じた。
Posted by ブクログ
音楽と数学、途中でズレるピタゴラス音律、綺麗な比率と音だが転調で困る純正律、均等割付だから音の数が少なく微妙なうねりがある平均律、フィボナッチ数列、天体の音、音楽と脳は相互に進化した、可塑性、順応、脳は新しもの好き、潜在的な統計学習、不確実性が高いとビックリし低いと飽きる、チャンク機能(まとまりを感じる能力で、熟練でまとまりを大きくできる)、前頭前野が未発達な赤ちゃんの統計学習による第一言語習得めちゃ早、記憶の種類、プライミング効果、共感覚(色聴が虹の色順に対応)、音楽家の脳は言語も得意、相対的な不確実性、環境閾値説、音楽と脳疾患、言語以上に何かを伝える力がある
Posted by ブクログ
宇宙望遠鏡ケプラーで恒星の音が聴けるって、すごい!!!
すぐ調べよ
“言葉で表現できなくなった時、音楽がはじまる”
まさに。
私は音楽でたくさんの感情を味わったし、あのときこのときそのときを思い出す楽曲がたくさんある
人の心と脳にダイレクトに伝わるのが音楽なんだな
Posted by ブクログ
ピアノをしていてクラシック好きです
なぜここの箇所こんなにせつないの?
なんでこここんな音にしたの?めっちゃ悲しくなるし不安になるやんか!
ってな事だらけですクラシック
作曲家は確実性と不確実性の絶妙なバランスをとって作品を作って感動させてきてるんですね
聞いてる方は普段通りに曲はすすんでいくのに突然、思ってたのとちがう!こう来ると思ってたのにちがう!って感じさせられその時に心が動くんですね
たしかにそうだわって思えて楽しかったです
Posted by ブクログ
音楽理論の遷移を音楽史と絡めて解説していたり、作曲家と演奏家の脳の作りの違いを科学的に見たり。
本書にでてきた音楽とは感覚の数学、数学とは理性の音楽、という言葉が好きです。
Posted by ブクログ
音楽と脳に関する高度な学術成果をまとめたかなり難解な本だが、脳の統計学習システムの話が面白かった.顕在学習と潜在学習という概念の提示は、具体例が豊富で、よく理解できない部分も多かったが、楽しめた.音楽の効用について触れていた第5章もさわりだけの部分もあったが、興味ある事実の報告だと感じた.
Posted by ブクログ
音楽と脳の関係が色々と書かれており、両方に興味がある分としてはかなり楽しめました。
が、副題に書いてある「創造性」や「超絶技巧」は、それを身に着ける考え方という意味では無かったかなと ^^;
Posted by ブクログ
音楽についての本ではなく、音楽を通した脳科学・心理学の本。
脳神経科学や心理学については学べるが、音楽の知識を深めたかったり、娯楽性を求めるのであれば他書を読んだ方がいいだろう。
Posted by ブクログ
何故、「音を音楽と認識するのか?」、「どうして心地よい音楽と居心地の悪い音楽があるのか?」…
こういった疑問があって本書を手に取った。
結論から言えば、これらの疑問の答えがあり納得。
ただ、脳科学の本であると同時に音楽的な解説も多く、楽譜とか和音とか全く知識がないので今一つ消化できなかったのが残念。
脳科学の角度のみからぐいぐい書いてある本をもう一度読んでみたい。
Posted by ブクログ
前半は音楽と数学、脳の関係。正直よくわからなかった…ここでピタゴラスが出て来るとはね。
最終章の音楽を聴くと頭がよくなる?は真剣に読んだ。やはり音楽は脳にいいんだ。