橋本愛喜のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
大型自動車免許を取得し、平均1日500キロ、繁忙期には800~1000キロ走行していた「女性」中・長距離ドライバーが書いた本。女性目線ではなく、男女問わないドライバー目線で書かれている。大型トラックの運転の特殊性・諸事情、乗用車から一段高い運転席から見える光景、死角・深視力・内輪差・リアオーバーハング等が、わかりやすく書かれている。トラックドライバー同士のほほえましい交流についても書かれている。また、トラックドライバーの態度が悪いと受けとめられている理由をいくつかあげながら、トラックドライバー=底辺職というイメージの背景と、それを是正していくためにも必要なトラックドライバーの働き方改革について
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Posted by ブクログ
国土交通省のトラガール推進プロジェクトにガールやボーイは一人前の大人に対して使う言葉ではないという趣旨の指摘が刺さりました。
本書によると長距離トラック運転手は昔は3年働けば家が建ち、5年働けば墓が立つという稼げる仕事でした。
それが1990年の海部俊樹首相の下での規制緩和のせいでトラックの数が一気に増え、発注を同業他社に回す多重下請け構造が低賃金化に拍車をかけました。
身内に物流関係者がいるため目新しい話はなかったし、今はライターだけど昔話をしたら受けが良かったので書いていますという立ち位置が少々うざいけど、現場を知らない人が仕組みを作っていることに対する筆者の苛立ちには同感しかありません。 -
Posted by ブクログ
著者は親から受け継いだ工場の元経営者にして、その工場で使っていたトラックの元ドライバー。本書はその経験を基にトラック運転手をめぐる様々な問題について書いているのだが、失礼ながら、その経歴から想像される以上に文章が上手だし、学もある。ニューヨークで歌手の訓練や日本語講師をしているとか、ウェブサイトに現地事情の記事を書いていたという事情もあろうが、分かりやすいし理路整然としている。
物流業界が荷主と消費者との間に挟まれて、かつ、道路交通法や物流二法などの制約もあって、ドライバーの労働環境がこれまで以上に悪くなっているということについては、他の書物などでも読めるのだが、やはり本書は、トラックの特性に