谷春慶のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バイト先でのポップ、部長の話、友人の祖父、いじめ。
緊張感をはらんでいたこそ、なのか
1話目の話の落ちに、わぁ…w でした。
それはもしかしての選択に入れておかねば
ほとんどの人を殺害せねばならないかと…。
年頃のよくある(?)勘違い、と言われれば
それまでな気がしますが。
部長の話は、本人から想像できない話でしたが
今までが今までなので、へぇ…な感じでした。
いや、確かにいい話ではあるのですが
本人の今までを考えると…。
協力しよう、と思った主人公は、お人好しかと。
祖父の本には驚きでした。
確かに昔はそんな状態での印刷なのは知ってましたが
そこまで違うというのに驚きです。
子供、孫… -
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親友から、の字がきれいになりたい、という願い。
外に書かれている、謎の×マークの悪戯。
連絡が取れない『兄』の所にきた妹。
筆跡鑑定の厄介事。
今回も連続短編で、最初のは分かってしまえば
ほのぼのとした状況。
彼が猫好きなのがものすごく分かる話でしたがw
外の板メニューに書かれた悪戯も、なるほど、と。
そんな話、確かに聞いた事があります。
が、女の子はちょっとどうかと…。
そんな地味な事をする暇があるなら、がっちりと
当たって砕けてばらばらになった方がよろしいかと。
とはいえ、女の子と見れば見境なく口説く
あの先輩の行動は、どうかと思いますが。
前回から引きずっている、コンクールの話が
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Posted by ブクログ
連続短編で、祖父のラブレター、変人の偽物登場
知人になりたくないけど有名人の残した書について
主人公に関して流れていく誤情報。
これでもか、と粘る主人公もすごいですが
それほど祖父母が好き、というのがあったのかと。
2話目に関していえば…何自分の都合だけを振りかざして
詐欺のように取り扱っているのか、と突っ込みたい。
天才とバカは紙一重、といいますがこれは…な3話目。
結婚した奥さん、すごいです。
な、3回分の接触により…としか考えられない4話目。
思い込みが激しいのも怖いし、手段を選んでいないのも
恐ろしいを通り越してます。
そんな状況に『見せる』だけであの最後…。
一体、彼の字は何を思 -
Posted by ブクログ
最後の最後で清一郎の大きなデレが来た(笑)
前回の感想で展覧会に出展した書がどんな物か見てみたいと書いたがこう来るとはねぇ。
あぁ、それなのに、それなのに、それに気づかない美咲ちゃん…。もどかしいねぇ、この2人。
さて今回もいろいろな蘊蓄がたくさん。
松岡の意外な純情っぷりに少し見方が変わった。
文庫によってフォントが違うのは本を読んでたらなんとなく気づく。どんなフォントとかは流石に知らなかったけど。この文庫の字は読みやすい、読みにくい。という感じで。
私は昔の文春文庫のフォントが苦手だった…。
そして母親と同じ書体で書く謎の人、小雪の姉・葉月。
気になる存在がまたまた増えてどうなる?次巻。