三鬼清一郎のレビュー一覧

  • 大御所 徳川家康 幕藩体制はいかに確立したか

    Posted by ブクログ

    征夷大将軍を譲ったのち大御所として実権を掌握、幕藩体制の基盤強化に努めた11年間をたどる一冊。御三家や外交については次代以降の動向にもやや詳しい。関係する文学作品についての章末コラムも面白い。

    0
    2024年07月19日
  • 大御所 徳川家康 幕藩体制はいかに確立したか

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    大御所政治の実態を知ろうと思ったけれど、本書
    からは徳川家の成立(御三家や幕末の水戸藩まで)
    と家康の人生をなぞるだけで、知りたいことが分
    からなかった(´・ω・`)

    死ぬ寸前に太政大臣に就くことを求めて、朝廷に
    願い出て(三日半で着いた)翌日に勅許が下され
    任官最短記録を樹立した

    2025.6.1再読
    歴史的事実を丁寧にまとめ、家康の大御所としての影響力を理解する上では良い本ですが、秀忠との役割分担や両者の連携の細かなダイナミクスを期待すると、少し物足りない

    0
    2023年06月23日
  • 大御所 徳川家康 幕藩体制はいかに確立したか

    Posted by ブクログ

    2023年の大河ドラマに徳川家康が主役の作品が決まったことを受け、改めて家康関連の本をいろいろ読んでみたいと思い、偶然見つけた一冊。
    家康の生涯を振り替える際は、関ヶ原の戦いから将軍に征夷大将軍になり、江戸幕府を開くあたりをピークに語られることが多いため、その後2年で将軍職を譲り、亡くなるまでの期間は詳細に語られていない印象です。
    本書は、将軍就任から辞職、天下普請による各所での築城、御三家の成立、朝鮮出兵で壊れた外交の再建、大坂の陣、そして亡くなる直前の動きなど、非常に細かい資料を調査し、解説しており、かなり濃い内容となっています。
    これまで知られてこなかった晩年の生涯を知ることができ、納得

    0
    2021年12月04日