汐月遥のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アプリ「ねこあつめ」のノベライズ。
にわさきに遊びに来る猫たちのお話が8本収録された短編集。
猫たちの関係や意外な一面が垣間見えるので、ねこあつめファンなら絶対に買いです。
また、「ねこだらけ図鑑」という本に猫たちのちょっとした設定が載っているのですが、
(みけさんととびみけさんが神社住まいだったり、はいしろさんがお屋敷の飼い猫だったりなど)
そちらもしっかりと反映されていたので合わせて読むと更に面白いです。
小中学生向けのレーベルから出版されているのですが大人でも十分に楽しんで読めます。
まだまだ登場していない猫もいるので、続編を期待しています。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレ1巻で敵となった叔父さん、ゲルナークがまた現れます。
なんで、そんなにキーリアに固執するのか、分かりません。
しかも最後はゲルナークは捕らえられることもなく、改心することもあく、大陸に渡ってしまう。
この物語、2巻では最初から犯人というか敵が分かりましたが、1巻と3巻では、心を許した相手に裏切られるってことが多く、なんだかすっきりしません。
最後の最後で、ロトリックとキーリアはお互いに相手への恋心に気付いたようですが、やっぱり、キューンとするようなラブにはほど遠い感じでした。
あとがきで、作者さんも書いてますけど、じれったいです。
ただ、最初に敵だったミスルーが、キーリアに好意的になってき -
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Posted by ブクログ
ネタバレ下町の宿屋で下働きをしているキーリアのもとに、王都の議員ゲルナークが現れ、すべての巫女の頂点である「神依姫」になって欲しいと依頼する・・・そんなところから話が始まるのですが、最初、なかなか話に入っていけませんでした。
騎士が自分の持つメダルを半分、忠誠を誓う相手に渡すってことで、半月の騎士という名前が出てきますが、騎士ロトリックとキーリアのラブがないです。
信頼はあるんですけどねぇ。
魔法の生け贄にされた、姉妹の絆やゲルナークが敵になっちゃうってところは、なかなか面白くまとまっているなぁって思いましたが、「神依姫」っていう、神を寄りつかせる姫って感じじゃぁないんですよね。傍観者みたいな。あ -
Posted by ブクログ
恋愛ごとだけ片付いて終わり……?
それなりに面白いんだけど、最後の締め方にちょっと納得いかないかもなー。いや、まあ、このままキーリアが神依姫候補でいることもできないのだろうから、仕方ないのかもしれないけど。だからって、黙って出奔ってのもどうなのかという。
全体的に綺麗に纏まってはいるものの、ラストに持って行くまでの展開が、唐突過ぎる。ミスルーがデレるのがあまりにも唐突で、え? っとなる。
ミスルーとのエピソードは二巻に持ってきて、そこから、今回のデレに持って行った方が不自然ではなかったんじゃないかな。いきなりミスルーがデレモードに入ってしまうので、何となくついて行きづらい。今までのは何だったん -