山下貴宏のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
セールスイネーブルメントについて体型的にまとまっており内容的にも非常にわかりやすい良書。
イネーブルメント自体に関わらなくてもマネージメントや人材育成に関わる人にはおすすめの内容。
冒頭に人材育成についての課題点 ミクロ視点→成果起点ではない、トレーニング後のフォローがない、効果検証できない/しない マクロ視点→インプット人事、プロセス現場、アウトプット営業と縦割りの構造になり個別最適化している、といった点に触れつつ、イネーブルメントの特徴を紹介。
徹底した成果起点の育成であり、どういうアウトプットを出して欲しいのか?から全てが始まる。そして効果検証が必ずセット。
その後、構造(トレーニン -
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Posted by ブクログ
ネタバレ自社のプロダクトが市場の需要に合致して「毎月営業を増員しないと間に合わない!」というようなプロダクト・マーケット・フィット状態の会社向けの本と言える。
それにしても、元Salesforceの方々がデータドリブンな営業組織(営業のDX、SFA、MA、インサイドセールスなど)の文脈で活躍されるのをよく見かける。本書の山下貴宏さんの他「The Model」の福田康隆さん、「Sales Is」の今井晶也さん、上島千鶴さん、茂野明彦さんらが有名。Salesforce以外にも元KEYENCEも同じ界隈で活躍されている。その内ペイパル、P&G、リクルートみたいに「ナンチャラ・マフィア」と呼ばれるか -
Posted by ブクログ
日本でも最近、注目を集め始めているセールス・イネーブルメントについて、セールスフォース・ドットコムでセールス・イネーブルメントの豊富な実績を持つ著者がまとめた概説書。
本書を読んで、私自身はセールス・イネーブルメントについて、「新人の営業担当者の早期の戦力化や、既存担当者の生産性向上を目的とした一連の営業力強化プログラム(マニュアル、研修・トレーニング、営業支援ツール等)であり、データに基づいて効果やKPIの測定を行う」というものだと理解した。では、既存の営業力強化の取組と何が違うのか、というと、「体系化されたプログラム」で「データに基づく効果測定を行う」という点にあるだと思う。
本書では